トヨタ・ルーミーが販売好調、フルモデルチェンジせず販売ランク上位の理由

ルーミー

ルーミーが先月から引き続き販売台数2位、フルモデルチェンジしたわけではない

2021年2月の車名別販売台数のデータが発表された。

  1. トヨタ・ヤリス(20,559台)
  2. トヨタ・ルーミー(11,954)
  3. トヨタ・アルファード(10,107台)
  4. トヨタ・カローラ(8,766台)
  5. トヨタ・ハリアー(8,006台)

軽自動車を除く乗用車部門の首位はトヨタ・ヤリスで、昨年フルモデルチェンジを果たしたばかりのモデルである。これには、遅れて登場した派生車のヤリスクロスの台数も合算されるから、現時点で一番売れている車種となったのは納得の結果である。

ヤリス

ヤリス

ルーミーが売れる理由、フルモデルチェンジはまだ先

そして、次点がトヨタ・ルーミー。

トヨタ・ルーミー

ルーミー

クルマに興味が無い方なら、もしかすると聞いたこともないようなモデルが先月から引き続き2位にランクインしているのである。

ルーミーは5人乗りのスーパーハイトワゴン車で、発売されたのは今から4年以上も前の2016年11月であった。昨年2020年9月にはマイナーモデルチェンジで姉妹モデルのタンクと車種統合され、販売台数が上乗せされることになった。

そういった統計的にプラスとなる事情はあったものの、ルーミーは今のユーザーニーズを上手く捉えることができていると考える。

ルーミー リアコンビネーションランプ

ルーミー

今どき、ハイブリッドの選択肢が無い、というのもルーミーの特徴の一つ。ハイブリッドどころかEVでなければ、という報道もされるこのご時世であるが、ルーミーに用意されたエンジンは1.0LのNAとターボの2種類に限られる。特にNAエンジンのほうは69馬力しかなく、コスト重視で仕上げられている印象である。

ルーミー

ルーミー

軽自動車ランキングでは各社スーパーハイトワゴンが上位を独占

一方で、軽自動車の販売台数ランキングを見てみると、ルーミーが人気化しているのも納得がいく。

N-BOX カスタム スライドドア

N-BOX カスタム

軽自動車部門での1位はホンダ・N-BOXで、これもフルモデルチェンジを2017年に実施された、さほど新しくないモデル。続いてスズキ・スペーシア、ダイハツ・タント、日産・ルークスとなっており、いずれもスーパーハイトワゴンのモデルで上位を独占しているのだ。

コンパクト、広い室内、スライドドア、低価格。
そんな車種がイマ求められるクルマの現実である。

ルーミーは、人気の軽スーパーハイトワゴンよりも一回り大きい、というポジションを上手く獲得し販売台数を伸ばした。

ルーミーのフルモデルチェンジは2023年頃が予測される、シエンタが先行

少し先となるが、ルーミーのフルモデルチェンジ時期は2023年頃が想定される。

前述の通り2020年にマイナーモデルチェンジを受けたばかりであること。そして、ワンサイズ上のシエンタが2022年にフルモデルチェンジを控えており、ルーミーの順番はその後になるはず。

次期型もダイハツが製造することになり、姉妹車種ダイハツ・トールも設定されるだろう。スバル・ジャスティも継続か。

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