日産・ルークスの次期型4代目へのフルモデルチェンジは2026年頃が予想される。
現行型ルークスは、2020年2月にフルモデルチェンジされた3代目モデル。軽自動車カテゴリで人気のスライドドア付きスーパートールワゴンとしてラインアップされ、2023年6月にはマイナーチェンジを受けて、後期型へと進化する。
競合車種には、ホンダ・N-BOX、ダイハツ・タント、スズキ・スペーシアといったモデルが挙げられ、販売競争が展開されている。特に販売首位のN-BOXは、2023年末頃のフルモデルチェンジが予想され、今後の競争の激化が見込まれる。
今回の後期型へのマイナーチェンジについては、ルークスおよびルークス ハイウェイスターの新エクステリアが公開された。しかし、一部で期待されていたシリーズ式ハイブリッドのe-POWERの採用は見送られることとなった。
また、三菱ブランドの姉妹車種であるeKスペースは2023年5月にマイナーチェンジが予定されている。また、eKクロス スペースは廃止となり、その後継の新型車種デリカミニは、2023年5月に発売が予定されている。
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日産ルークスが自動車アセスメント(JNCAP)「自動車安全性能2021」で軽自動車初の予防安全性能評価満点で最高評価「ファイブスター賞」を獲得
日産は2021年9月21日、自動車アセスメント(JNCAP)で「衝突安全性能」と「予防安全性能」等を統合して評価する総合評価、「自動車安全性能2021」において、「日産ルークス」が最高評価「ファイブスター賞」を獲得したと発表した。
なお、予防安全性能評価では、「日産ルークス」が軽自動車として初の満点を獲得した。
「日産ルークス」の「ファイブスター賞」獲得は、昨年、軽自動車として初めて同賞を受賞した「日産デイズ」に続く2車種目となり、日産の軽自動車の安全性の高さが示された。
「日産ルークス」は広い室内と便利で快適な使い勝手、さらにミリ波レーダーを採用した運転支援技術「プロパイロット」をはじめとする多くの先進安全技術を搭載したスーパーハイトワゴンの軽自動車である。軽規格ながら、一台であらゆるユーザーニーズに応えるモデルである。
自動車アセスメント(JNCAP)は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表するもので、2020年度から新たな総合評価を開始し、2021年度の評価は「自動車安全性能2021」となる。その最高評価となる「ファイブスター賞」は、「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」の両評価で最高ランクを獲得、且つ「事故自動緊急通報装置」を備えた車両にのみ与えられる大変厳しい賞である。
今回「日産ルークス」は、「自動車安全性能2021」において、日産の軽で初めて「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が装備され、前方に他の車両がいる状況でも周辺をハイビームで照射することにより、夜間の歩行者等の視認性を高めるなど、安全性を向上させている。これにより、軽自動車で初めて、予防安全性能評価において満点で最高評価「ファイブスター賞」を獲得し、安全性の高さを実証された。
日産は、「セーフティ・シールド」のコンセプトのもと、「アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」や「アダプティブLEDヘッドライトシステム/ハイビームアシスト」などの危険予防から、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などの危険回避、そして衝突時には「コンパティビリティ対応ゾーンボディ(高強度キャビン+衝撃吸収ボディ)」と「ニーエアバックを含む7つのエアバッグ」による乗員保護、さらに衝突後の「SOSコール」までのトータルな観点で、それぞれのシーンで乗員の安全をサポート。交通事故による死亡者を出さないゼロ・フェイタリティ社会の実現を目指す。