デリカD:6の発売時期は2028年頃の予想
デリカD:5のフルモデルチェンジ後継車種である新型デリカD:6の登場は、2028年頃になることが予想されます。2023年10月のジャパンモビリティショーでは「D:X Concept」が出品され、その市販型の発売が期待されていますが、実現はかなり先になりそうです。
一部では、2025年の発売を期待する声もありました。しかし、2025年に登場する可能性はかなり低いです。
三菱自動車は、2023年3月に発表した中期経営計画「Challenge 2025」において、2023年度から2025年度までの新型車投入計画を公表しましたが、この中にデリカD:6に相当するモデルは含まれていません。
さらに、「Challenge 2025」では今後5年間にわたる新型車種の投入計画も示されており、その中にMPVおよびMPV HEVのモデルが存在し、これらが新型デリカD:6に相当するモデルと考えられます。グローバル展開を計画している全16車種をICEモデルと電動化モデルに分けて示されており、これらが両端の最後尾に置かれており、そのシルエットも具体化されていないことから、発売時期が最も遅くなる可能性があります。
そのため、2023年から5年後にあたる2028年頃の発売が予想されます。
また、北米で発表された「Momentum 2030」においても、「D:X Concept」の特徴であるTシェイプランプを採用したMPVモデルが登場しています。
これは2026年度から2030年度における北米での新型車投入計画を示しており、ここでも2025年の発売がないこと、および2028年頃の発売予想時期に矛盾がないことが確認できます。
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「デリカ D:6」は北米でも販売される
三菱自動車は、北米向けビジネスプラン「Momentum 2030」を発表しました。そのなかで新型車両7台が含まれるティザー画像が公開され、その中央にはジャパンモビリティショー2023で初公開された「D:X Concept」に近いシルエットのモデルが配置されました。
この「D:X Concept」は、「デリカ D:5」の後継モデルに相当し、新型「デリカ D:6」を名乗るという推測もあります。今回公開されたティザー画像は、「デリカ D:5」の後継モデルの販売地域に北米が含まれるという予告と受け取ることができます。
また、三菱自動車は、2026年度から2030年度まで毎年、新しいまたは完全に刷新された車両を北米でデビューさせる計画であることを発表しました。さらに、現在参入していないセグメントに2つの新しい車両がデビューするともしており、2030年度までに米国における車両ラインナップが現在の4車種から倍増することを見込んでいます。
現在、三菱自動車の北米向けラインアップは、アウトランダー、エクリプスクロス、ミラージュの各シリーズに留まっています。
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新型デリカD:6(仮称)は、D:5のフルモデルチェンジ
従来型デリカD:5のフルモデルチェンジに相当する後継モデルとしての位置づけとなる。従来型は2019年2月にはダイナミックシールド採用によりフェイスリフトされた、三菱の最新モデルらしい顔付きとなっているが、基本設計は2007年の発売から変わっておらず、フルモデルチェンジが待望される状況となっている。
そんななか、三菱自動車から気になる商標登録の動きがあった。
これは令和6(2024)年 1月 19日付けで、日本国特許庁に出願されたもの。「D」の文字をデザインしたもので、「DELICA」と関連しそうな商標である。現行ラインアップでは、デリカミニ、デリカD:2、デリカD:5とあるが、これらのモデル全てに使われることになるのか。あるいは、フルモデルチェンジにより、「D:5」などのサブネームが外れ、元々の「デリカ」のモデルネームに戻ることを示唆するものかもしれない。
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デリカD:6はボディサイズ拡大、エルグランド後継とプラットフォーム共用も可能性
次期型のモデルネームについては、仮称として「デリカD:6」と呼ばれることも多い。ただし、これは単に世代が一つ進むことを意味するのではなく、ボディサイズが拡大される可能性が高いことが想定される。
三菱「D:X コンセプト」の発表と同日に、アライアンスの日産では、次期エルグランドのデザインコンセプトと考えられる「ハイパーツアラーコンセプト」が発表された。2025年以降に発売される三菱と日産のMPVが、プラットフォーム共用されることも可能性の一つだろう。
ホイールベースを見ていくと、現行型デリカD:5は2850mm、現行型エルグランドは3000mmとなる。プラットフォーム共用されるなら、デリカD:5後継のホイールベースは、3000mmクラスに拡大され「デリカD:6」を名乗るに相応しいモデルに仕上げられるかもしれない。
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新型デリカへのフルモデルチェンジ、D:X Conceptがデザインスタディモデル、ジャパンモビリティショー2023
三菱は、未来のデリカをイメージした「D:X Concept」をジャパンモビリティーショーで公開した。
「D:X Concept」は現行のデリカD:5の後継車種として位置づけられると期待される。しかし、まだショーモデルらしいモックアップの段階であり、未来の市販モデルの姿とは遠いかもしれない。
それでも、販売期間が長くなっている現行型デリカD:5のフルモデルチェンジに相当する、新型車の開発が進められていそうだ。
「D:X Concept」のデザイン面で最も目を引くのは、『デリカ』の特長である広い室内空間と高い安全性を継承しつつ、大空間キャビンとプロテクティブボディの融合である。
キャビン前方からDピラーまでのサイドウインドウグラフィックが斬新であり、堅牢なDピラーが安全性を強調している。その上、大空間を演出するフロントウインドウ、オーバーフェンダーと大径タイヤ、そして前後スキッドプレートとサイドステッププロテクターが、力強さと走破性をアピールしている。
フロントデザインコンセプトとして「ダイナミックシールド」を採用し、Tシェイプランプとプロジェクションレーザーライトが独自の顔立ちを演出。ボディカラーは、ラグジュアリーなグランピングをイメージしたカッパー色で、高級感と冒険心を両立させている。
室内に目を移すと、MPVの広い室内空間が広がっており、パノラミックシートとエアリアルコックピットが最新のテクノロジーを感じさせる。シースルーボンネットや、音声対話式AIコンシェルジュが日常のドライブをサポート。さらに、インストルメントパネルやシートのデザインが洗練されており、ヤマハ株式会社との協業によるオーディオシステムが音楽の質を高めている。
走行性においても、環状骨格構造リブボーンフレームが採用され、SUVの走破性を誇る電動4WDと「S-AWC」の統合制御が、どんな天候や路面でも安全・安心なドライブを実現する。
このD:X CONCEPTは、PHEVシステムを採用。冒険心を呼び覚ますPHEVは、環境にも配慮しており、日常はほとんどEV走行、遠出時はハイブリッド走行と、走行モードの選択が可能。どんな冒険にも対応できるのが、この車の魅力となる。
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現行デリカD5は2007年発売、フルモデルチェンジが待望される
現行型デリカ D:5は、2007年1月に発売されたモデル。以降フェイスリフトなどのリニューアルが施されながらも、基本設計が変更されることはなく、今日まで15年以上に渡る販売が継続されている。
最近では、2019年に大規模なフェイスリフトが実施され、三菱の新たなデザインコンセプトであるダイナミックシールドが取り入れられている。
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新型コンセプトは、走破性と居住性、快適性を兼ね備えた電動クロスオーバーMPV
新型「コンセプトカー」は、SUVならではの走破性とMPVの居住性と快適性、使い勝手を兼ね備え、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPVとしている。
“Borderless Adventure”をコンセプトとし、開放感あふれる圧倒的大空間キャビンと、さまざまな冒険に応える航続距離と走破性を実現する。電動車ならではの爽快感ある走りを実現し、状況に応じて走行モードを切り替えることで行動範囲を限定しないこと、最低地上高をしっかりと確保し、大径タイヤで大地をつかみ、意のままの走りを実現する電動4WDによって、どんな天候や路面でも安心して楽しめ、自信をもって今までよりも一歩先まで踏み出すことができる頼もしい相棒のような存在をイメージしている。
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デリカD:5 フルモデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2024/09/24
- ボディサイズ拡大でデリカD:6となる可能性
- 北米向けビジネスプラン「Momentum 2030」のティザー画像の中に登場
- Challenge2025の「MPV」と「MPV HEV」が相当する可能性
- 発売時期は、2028年頃になる可能性
- 「D」をデザインした商標登録が出願
- SUVテイスト+MPVのコンセプトカー「D:X CONCEPT」をジャパンモビリティショーで出品
- 「D:X CONCEPT」はPHEV採用
- 日産エルグランド後継とプラットフォーム共用の可能性
- 現行型デリカD:5は2007年に発売されたモデル