タント次期型、4代目モデルのエクステリアは初代型回帰
ダイハツ・タントが2019年10月にフルモデルチェンジされる見込みとなっている。
(写真はDN U-SPACE、次期タント コンセプト)

現行タントは2013年に発売されたモデル。約6年の販売期間を経て、通算4代目モデルに切り替わる。
エクステリアは前回の東京モーターショー2017で発表されたDN U-SPACEで方向性が示されている。ヘッドランプユニットの形状が特徴的で、その表情は初代型に回帰した印象となる。軽自動車ユーザーなら誰が見ても新型タントと気付くことができるエクステリアとなりそうだ。

次期タントはハイブリッド化される可能性あり
次期タントのパワートレインについてはまだ有力な情報はなく、ハイブリッドモデルが設定されるかどうかが焦点となる。ライバルのスズキ・スペーシアにはマイルドハイブリッドがいち早く導入されており、さらに日産三菱連合も2019年春に発売する次期デイズ、eKワゴンから軽自動車のハイブリッド化が始まる。また、ダイハツはトヨタグループに属するから、ハイブリッドシステムの開発環境も恵まれているはずだ。こういった背景からも次期タントにハイブリッドパワートレインが導入される可能性は高いと考える。

発売時期については2019年10月1日からの消費税増税が一つのタイミングとなる。増税による販売減を避けるための優遇措置、あるいは自動車税や自動車取得税などの改定が検討されており、これに合わせて新税制に切り替わった後の発売が予想される。

また2019年10月23日からは、東京モーターショーが予定されている。ダイハツブースでは新型タントの大規模プロモーションがメインに行われるだろう。
#1
匿名さん2018/12/20(Thu)22:59:56ID:U5ZWMyZTjM
トヨタがコンパクトな1モーターハイブリッドをているとか…ニュースで見たぞ。ついに全貌が明らかに!
価格が高騰するのは…勘弁な。
#2
匿名さん2018/12/21(Fri)00:47:40ID:IwNTYzZjDY
次期タントの売りってなんだろう?
高価なストロングハイブリッドは高くなりすぎて論外だろうし、マイルドハイブリッドではインパクトないし、ショーモデルのような左側前後スライドドアは現実味ないし、やっぱり、SUVちっくな、タントギアか?
#3
匿名さん2018/12/21(Fri)12:36:39ID:c4ZDFiNjGM
ライバル車のハイブリッド化で燃費はよくて当たり前、ピラーレスもN-VANが採用、デザインはどのスーパーハイトワゴンも似たりよったり
確かに次期タントのこれっていう魅力が思い浮かばない
初代型に回帰したデザインで売れるとも思えないしな
#4
匿名さん2018/12/21(Fri)13:27:16ID:I3YzE0Nm2N
個人的にはスーパーハイトのデザインではN-BOXが抜きん出ていると思う。サイズ制約が厳しい軽で、他と明確にx化出来ている。
タントもアイデンティティを上手くブラッシュアップ出来ればいい。
#5
匿名さん2018/12/21(Fri)17:41:04ID:M5ZmYzMj2M
乗り心地を良くして欲しいのと、Aピラーが立っていても空間の無駄なので、もっとAピラーを寝かせて、空力を優先してもいいのではないか やっぱり燃費は重要なのでマイルドハイブリッドは標準にしてほしい
#6
匿名さん2018/12/21(Fri)21:40:29ID:Y3YzlmZTTZ
N-BOXが空気読まず物量投入して大ヒットしてるがあまり良くすると普通車売れなくなるからね
トヨタ的にISG使ったマイルドHVをHVと表記するのか問題だしダイハツは難しい立場だな
車名 | タント | タント |
代表グレード | LリミテッドSAIII | カスタムRS トップエディションリミテッドSAIII |
発売日 | 2018年8月 | 2018年8月 |
型式 | DBA-LA600S | DBA-LA600S |
ボディ形状 | 5ドア ワゴン | 5ドア ワゴン |
乗員定員 | 4名 | 4名 |
全長(mm) | 3395 | 3395 |
全幅(mm) | 1475 | 1475 |
全高(mm) | 1750 | 1750 |
ホイールベース(mm) | 2455 | 2455 |
トレッド 前(mm)/後(mm) | 1300/1295 | 1300/1295 |
室内長(mm) | 2200 | 2200 |
室内幅(mm) | 1350 | 1350 |
室内高(mm) | 1365 | 1365 |
車両重量(kg) | 920 | 960 |
エンジン型式 | KF | KF |
シリンダー配列 | 直列3気筒 | 直列3気筒 |
排気量(cc) | 658 | 658 |
シリンダー内径(mm)×行程(mm) | 63.0×70.4 | 63.0×70.4 |
最高出力 | 52ps(38kW)/6800rpm | 64ps(47kW)/6400rpm |
最大トルク | 6.1kg・m(60N・m)/5200rpm | 9.4kg・m(92N・m)/3200rpm |
圧縮比 | 11.3 | 9.5 |
過給機 | NA | ターボ |
燃料タンク容量(L) | 30 | 30 |
使用燃料 | レギュラーガゾリン | レギュラーガゾリン |
JC08モード燃費(km/L) | 28.0 | 26.0 |
サスペンション(フロント) | マクファーソン・ストラット式 | マクファーソン・ストラット式 |
サスペンション(リア) | トーションビーム式 | トーションビーム式 |
ブレーキ(フロント) | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ(リア) | ドラム | ドラム |
タイヤサイズ(フロント) | 155/65R14 75S | 165/55R15 75V |
タイヤサイズ(リア) | 155/65R14 75S | 165/55R15 75V |
最小回転半径(m) | 4.4 | 4.7 |
トランスミッション | CVT | CVT |
駆動方式 | FF | FF |
消費税込み車両価格 | 1,285,200円 | 1,749,600円 |
車名 | タント | タント |
代表グレード | L | L SAIII |
発売日 | 2017年12月 | 2017年12月 |
型式 | DBA-LA600S | DBA-LA600S |
ボディ形状 | 5ドア ワゴン | 5ドア ワゴン |
乗員定員 | 4名 | 4名 |
全長(mm) | 3395 | 3395 |
全幅(mm) | 1475 | 1475 |
全高(mm) | 1750 | 1750 |
ホイールベース(mm) | 2455 | 2455 |
トレッド 前(mm)/後(mm) | 1300/1295 | 1300/1295 |
室内長(mm) | 2200 | 2200 |
室内幅(mm) | 1350 | 1350 |
室内高(mm) | 1365 | 1365 |
車両重量(kg) | 920 | 920 |
エンジン型式 | KF | KF |
シリンダー配列 | 直列3気筒 | 直列3気筒 |
排気量(cc) | 658 | 658 |
シリンダー内径(mm)×行程(mm) | 63.0×70.4 | 63.0×70.4 |
最高出力 | 52ps(38kW)/6800rpm | 52ps(38kW)/6800rpm |
最大トルク | 6.1kg・m(60N・m)/5200rpm | 6.1kg・m(60N・m)/5200rpm |
圧縮比 | 11.3 | 11.3 |
過給機 | NA | NA |
燃料タンク容量(L) | 30 | 30 |
使用燃料 | レギュラーガゾリン | レギュラーガゾリン |
JC08モード燃費(km/L) | 28.0 | 28.0 |
サスペンション(フロント) | マクファーソン・ストラット式 | マクファーソン・ストラット式 |
サスペンション(リア) | トーションビーム式 | トーションビーム式 |
ブレーキ(フロント) | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ(リア) | ドラム | ドラム |
タイヤサイズ(フロント) | 155/65R14 75S | 155/65R14 75S |
タイヤサイズ(リア) | 155/65R14 75S | 155/65R14 75S |
最小回転半径(m) | 4.4 | 4.4 |
トランスミッション | CVT | CVT |
駆動方式 | FF | FF |
消費税込み車両価格 | 1,220,400円 | 1,285,200円 |
過去記事(2018/04/24)
ダイハツ・タントのフルモデルチェンジ2019年後半予想、DNGA採用
次期タント、DN U-SPACE市販型は東京モーターショー2019登場か
ダイハツの主力モデル、タントが2019年後半にもフルモデルチェンジを受ける見込みとなっている。
(写真はDN U-SPACE)

タントのフルモデルチェンジは2018年内が期待されたが、現在のところ具体的なスケジュールに関する情報は無い。昨年2017年12月にパノラマモニター採用の一部改良を受けたが、2018年末あたりにもう一度、一部改良を受けることで、2019年のフルモデルチェンジまで販売が継続されることが予想される。待ち望むファンからすれば延期とも捉えられるかもしれないが、これでモデルサイクルは丸6年となり前回のフルモデルチェンジのタイミングと同じということになる。

タントのライバル、N-VANベース乗用モデルの参入が予想される
既にデザインコンセプトとして、DN U-SPACEが東京モーターショー2017で示されており、これまでの販売実績からしても次期モデルがあるのは確実。次回東京モーターショー2019での市販型発表が予想され、大きくプロモーションされることになるだろう。

ダイハツでは2017年デビューのミライースから新世代のDNGAプラットフォームの導入がスタートしている。軽自動車ラインアップ全体へのDNGAプラットフォーム採用が拡大される段階にあるわけだが、やはりタントは助手席側センターピラーレス構造のためモノコックの大部分をそのまま流用というわけにはいかない。開発期間もそれなりに必要だろう。

ライバルでは、ホンダが軽商用バンのN-VANをまもなく発売させる予定で、これが助手席側センターピラーレス構造を採用する。ホンダは、タントと直接対抗となるN-VANの車体をベースにした乗用タイプを短期間で完成させることができる状況にある。同クラスで唯一のセンターピラーレス採用というタントの独自性は崩されるかもしれない。
過去記事(2017/12/22)
ダイハツ次期タントからハイブリッド化を検討、2018年秋フルモデルチェンジ
ダイハツも軽自動車向けハイブリッドシステムの導入に前向き
ダイハツは東京モーターショー2017でDN U-SPACEを発表した。これは次期タントを想定したコンセプトモデルであるが、これには新開発ハイブリッドパワートレインの搭載が検討されている。
(写真はDN U-SPACE)

ダイハツは軽自動車向けハイブリッドシステムとして、1モーター2クラッチ式のストロングハイブリッドに相当するものが検討されている。モーターは本格的な出力スペックとなり、一定条件下でのEV走行を可能とする。やはりキャビンスペース重視の車種のためバッテリー体積がこれを大きく圧迫することはあってはならない。リチウムイオンバッテリーの容量は小さなものとなるだろう。

同クラスのライバルではフルモデルチェンジしたばかりのスペーシアが全車マイルドハイブリッド搭載で、燃費と価格の両面でバランスの良い商品に仕上げてきた。タントハイブリッドの燃費性能は、少なくともスペーシアのJC08モード燃費30.0km/Lの水準は超える見込みであるが、車両価格は高くなるはず。購買層の裾野を広くするためにも価格の安い通常エンジンモデルも用意されるだろう。

タントハイブリッドの発売は2018年の秋頃が想定される。

現行タントは、モデル末期の特別仕様車を発売、パノラマモニター装備
なお、現行型タントについては、おそらくこれが最終モデルとなる一部改良が2017年12月18日に実施された。特別仕様車として、タント X リミテッド SAⅢ、タント カスタム X トップエディションリミテッド SAⅢが発売された。
(写真は現行タントおよびタントカスタムの特別仕様車)

新機能としてパノラマモニターを装備し、やはり同様の機能を備えたスペーシアに対抗する構えだ。
過去記事(2017/11/07)
次期タントを予告か?ダイハツがDN U-SPACEを東京モーターショー2017で発表
DN U-SPACEを発表、次期タントとしての市販化が想定される
東京モーターショー2017が閉幕した。ダイハツはDNシリーズとして5つのコンセプトカーの発表をしたが、なかでもDN U-SPACEは次期タントとして市販化の可能性が高いモデルとして注目された。
(写真はDN U-SPACE)

DN U-SPACEのボディサイズは現行型タントとほぼ同じ。コンセプトカーとはいえ、律儀に軽自動車規格が守られたサイズで出品された。

次期タントは初代モデルを彷彿とさせるヘッドランプが特徴
ドアは前後ともスライド式となっており、これはショーモデルでは室内を見やすくするためによく使われる手法である。ただし、ダイハツは前後スライド式ドアについてやや強調した説明をしており、もしかすると市販モデルへの採用を検討しているのか。

それでも市販型では従来型タントの構造が継承されることが予想され、前がヒンジ式で後ろがスライド式、そして左側はピラーインドアとなるのが妥当なところだろう。スライドドアについては、ドア下に足をかざすことによって開く機能が採用される見込みとなっている。

顧客ターゲットについても「子育てママ」と明言しており、まさにタントを後継するモデルと考えて間違いないはず。横に長い愛嬌のあるヘッドランプデザインは原点回帰しており、初代タントの眼つきが再現されている。

今回の東京モーターショー2017では、スズキが新型スペーシアを発表、さらにホンダ・N-BOXも今年フルモデルチェンジしたばかりの新型車である。現行タントは2013年発売のモデル末期ということで、次期型の提案でライバルを牽制してきた。2018年内のフルモデルチェンジが予想される。
過去記事(2015/12/17)
ダイハツ・タントがマイナーチェンジ、カスタム上級はクラウンロイヤル顔に
タントがマイナーモデルチェンジでカスタムRSトップエディションSAIIを追加
軽トールワゴンのジャンルで最も人気が高いダイハツ・タントが2015年12月14日マイナーチェンジを受け発売となった。
(写真は新型タントカスタムRSトップエディションSAII)

現行タントは2013年にフルモデルチェンジ発売されたモデルであった。今回の改変はマイナーチェンジに位置付けているものの変更点は少なめ。ただし、タントカスタムに新設定されたタントカスタムRSトップエディションSAIIのエクステリアがトヨタ・クラウンロイヤル調の迫力あるものとなっているので紹介したい。

タントカスタムはマイナーモデルチェンジでエアロバンパーの大型化とバックドア部分のメッキパーツ採用で雰囲気を変えている。さらに新たな上級グレードとして位置付けられるタントカスタムRSトップエディションSAIIでは、フロントグリルとバンパーラインをメッキフレームで縁取りされ、まるでクラウンロイヤルのような顔付きとなった。
通常タントはインテリア変更で質感アップ、後期型の登場は次回マイチェンまで持ち越しか
(写真は新型タント)

今回はマイナーモデルチェンジということで後期型の登場かと思いきや、通常モデルに大きなエクステリア変更は見られない。インテリアのカラーリング変更とクオリティアップが盛り込まれる。後期型タントの登場は次回マイナーモデルチェンジまで持ち越しか。
(写真はHINATAコンセプト)

ダイハツは東京モーターショー2015で次世代箱型軽自動車としてHINATAコンセプトを発表していた。次期タントを意図したという見方もできるが、現行タントの販売はまだ続きそう。むしろ2010年発売で既にモデル末期となっているムーヴコンテの後継モデルとしての市販化が期待される。
過去記事(2015/10/23)
次期タントか?ダイハツが新型ヒナタ コンセプトを発表予定、東京モーターショー
4代目タント コンセプト、ダイハツ・ヒナタがワールドプレミア
ダイハツは10月28日にプレスデーが開幕される東京モーターショー2015で、新型コンセプトカーのヒナタ(HINATA)を発売する予定となっている。
(写真は新型ヒナタ)

コンセプトモデルのヒナタはスペース重視型の次世代軽自動車の提案となる。つまり市販モデルとして想定されるのは次期タントということになるだろう。

新型ヒナタはフロントの角の取れた四角いのヘッドランプおよびリアコンビネーションランプが特徴的となっており、次期タントのデザインを予感させるものとなっている。

ルーフレールが装備されているのは、スズキ・ハスラー以降の軽SUVブームに乗った感がある。サイドにはドアモールが装備され、やはりSUVテイストに仕上げられている。

Bピラーレスの構造は次期型でも踏襲されることが予想される。ドアはショーモデル故に観音開きタイプであるが、市販型ではやはりスライドドアとなるだろう。豊富なシートアレンジは市販型での実現を期待したい。

タントのフルモデルチェンジ時期は?ダイハツは4種のコンセプトカーを発表予定
2003年から始まるタントシリーズは、これまで5年前後のサイクルでフルモデルチェンジしてきた。現行タントは2013年に発売された3代目で、まだまだモデル中期にあたるタイミングではある。今回のヒナタが発表されたことにより、2~3年後の発売が想定される次期型のデザインが少し見えてきた。
(写真は現行タント)

ダイハツはこの他にノリオリ(NORIORI)やテンポ(TEMPO)、D-baseの新型コンセプトカーを今回の東京モーターショーで出展する予定となっている。
過去記事(2015/06/02)
タントエグゼが復活、2015年内にフルモデルチェンジ発売、上級版タント
ダイハツがタントエグゼ後継モデルを計画中、ヒンジドア装備の軽トールワゴン
ダイハツではタントエグゼ後継モデルの開発が進められている。2015年内にも発売される見通しだ。
(写真は従来型タントエグゼ カスタム)

タントエグゼは軽トールワゴンのタントをベースにした派生モデルであった。タントは後席ドアにスライドドアが採用されるが、タントエグゼでは一般的なヒンジドアが装備される。

さて、現行タントは2013年にフルモデルチェンジしたモデルである。その翌2014年には、年間販売台数として23万4456台を記録し、タントは新車販売台数でナンバーワンを獲得している。国内の自動車市場が二極化する中、広い室内空間を安い維持費用で持つことができる軽トールワゴン車が注目されるが、タントはその人気をリードする車種となっている。
(写真は現行タント)

ただしこの時、派生モデルのタントエグゼは同時にモデルチェンジされることはなく、2014年10月に販売を終了させている。
現行モデルにもタントエグゼを追加することで、タントシリーズのさらなる販売促進が期待される。
(写真は現行タント カスタム)

タントエグゼはスライドドア廃止により軽量化、パッケージング改善
次期タントエグゼもタントの上級版として位置付けられるだろう。
先代タントエグゼは、高品質なシートを採用するなど装備の充実があったが、それでもタントと比較して50kgも軽い車体重量をスライドドアを廃止することで実現していた。逆に考えればスライドドアの重量増というデメリットは相当大きいことになる。
特にNAエンジンモデルであれば、この重量差による加速性能の違いは大きく、燃費性能にも大きく影響することは想像に難くない。
ヒンジドアは、小さな子供が乗り降りし難いなどのデメリットもあるが、大人であればドア開閉はむしろやり易いし、リア周りのパッケージングでのメリットも大きい。
スライドドアを装備する本家のタントの売上台数を超えることはないだろうが、タントエグゼ復活を期待するファンも多いというわけだ。
過去記事(2014/08/02)
ムーヴ、タントも新型イーステクノロジー採用、ダイハツの軽自動車が燃費向上
ムーヴとタントに第三世代KF型エンジンを搭載し、燃費性能が向上
最近のダイハツといえば、軽オープンカーの新型コペンが話題の中心であるが、地道な低燃費テクノロジーの進化も見逃せない。先月2014年7月は、ダイハツの燃費フラグシップモデルのミライースが改変を受け、JC08モード燃費35.2km/Lを達成した。スズキ・アルトエコのJC08モード燃費35.0km/Lを上回り、軽自動車燃費ナンバーワンの座を奪還している。
次の展開として、この低燃費テクノロジーが他車種へ波及していくことが期待されるわけだが、早くもムーヴとタントの燃費性能向上を盛り込んだ改変が2014年内にも計画されている。
(写真は現行ムーヴ、JC08モード燃費29.0km/L)

ムーヴはエクステリアデザインを一新したフルモデルチェンジとなる可能性が高い。
ミライースの高圧縮比エンジンが2014年内にムーヴとタントに採用される
ガソリンエンジンの熱効率向上のために各メーカーとも様々な取り組みが行われているが、最近のトレンドともなっているのが高圧縮比エンジンの開発である。

ダイハツは軽自動車向け高圧縮比エンジンとして、アトキンソンサイクル化とデュアルインジェクタをノッキング対策として採用した。ミライースの圧縮比は従来11.3から新型12.2へと高められており、KF型エンジンは第三世代へと進化している。
この第三世代KF型エンジンが年内にもムーヴとタントに搭載されることになる。
(写真は現行タントおよびタントカスタム、JC08モード燃費28.0km/L)

タントは昨年2013年にフルモデルチェンジしたばかりであるので一部改良の扱いとなるだろうが、値上げ無しでの新型エンジン採用が期待される。ミライースの改変では、生産コストがアップしたにも関わらず車両価格の上乗せは無かった。