ダイハツ・タントがフルモデルチェンジへ、7月正式発売予定

ダイハツ

4代目タント、タントカスタムまもなく発売、DNGA採用

ダイハツ・タントのフルモデルチェンジが2019年7月9日にスケジュールされている。新開発プラットフォームのダイハツニューグローバルアーキテクチャ(DNGA)の導入がスタートする。

ダイハツ新型タントのエクステリア、インテリアが既に公開されている。エクステリアは通常タントと上級タントカスタムの二種類が従来同様にラインアップ。助手席側Bピラーレス構造も踏襲される。

新型タント タント リアコンビネーションランプ

DNGAプラットフォーム、新開発トランスミッションのD-CVTに注目

新技術のDNGAは共通プラットフォームの考えに基づいて開発された。ダイハツの軽自動車だけでなく国内外向けの小型車までを含めた共通プラットフォーム。部品の共用化率は75%以上となる。

タントカスタム タントカスタムリアコンビネーションランプ

このDNGAプラットフォーム採用により、ダイハツの新型車開発期間が大幅に短縮される。新型車の市場投入ペースは、今後、約1.5倍になることが見込まれており、2025年までに15種類のボディタイプ、21車種の展開が予定されている。

タントインテリア

DNGAプラットフォームのボディは、高張力鋼板の使用率(ハイテン率)を従来型から10%増やされている。さらに樹脂部品の採用になどにより、新型タントはマイナス80kgの軽量化が達成された。

DNGA

エンジンでは、複数回点火のマルチスパークが採用される。

トランスミッションは新開発のD-CVTが搭載される。低速域は従来型CVT同様のベルト駆動、高速域ではベルト+ギア駆動となる。新型D-CVTの変速比幅は7.3で、従来型CVTの5.3から大幅拡大となる。燃費性能の向上に貢献する。

D-CVT

新型D-CVTは、1.5Lエンジンまで対応した設計になっており、今後のダイハツの新型車で幅広く採用されることになりそう。

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