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ソリオ、ラウム、ポルテ、フリードのスペック比較
スライドドアを装備したコンパクトカーの比較をしてみた。
現在、スライドドアを装備したコンパクトクラスの車はソリオ、ラウム、ポルテ、フリードの4車種だ。
ソリオは中間グレードのX、ラウムとポルテはベースグレード、フリードは5人乗り仕様のFLEXをグレードとして選んでいる。
メーカー | スズキ | トヨタ | トヨタ | ホンダ |
車種 | ソリオ 三菱・デリカD2 |
ラウム | ポルテ | フリード |
グレード | X | ベースグレード | 130i | FLEX |
フロントドア | ヒンジドア | ヒンジドア | 運転席ヒンジ 助手席スライド |
ヒンジドア |
リアドア | 両側スライド | 両側スライド | なし | 両側スライド |
電動パワースライド | 後席左側 | 後席左側 | 助手席側 | 後席左側 |
全長(mm) | 3710 | 4045 | 3990 | 4215 |
全幅(mm) | 1620 | 1690 | 1690 | 1695 |
全高(mm) | 1765 | 1532 | 1720 | 1715 |
ホイールベース(mm) | 2450 | 2500 | 2600 | 2740 |
室内長(mm) | 2100 | 1990 | 2145 | 1910 |
室内幅(mm) | 1415 | 1400 | 1370 | 1440 |
室内高(mm) | 1345 | 1220 | 1390 | 1265 |
車体重量(kg) | 1030 | 1140 | 1090 | 1270 |
エンジンタイプ | K12B型 4気筒 DOHC |
1NZ-FE型 4気筒 DOHC |
2NZ-ZE型 4気筒 DOHC |
L15A型 4気筒 SOHC |
排気量(cc) | 1242 | 1496 | 1298 | 1496 |
10・15モード燃費(km/L) | 21.0 | 16.0 | 16.4 | 17.0 |
JC08モード燃費(km/L) | 20.0 | – | – | 16.6 |
価格 | ¥1,509,900 | ¥1,596,000 | ¥1,396,500 | ¥1,763,000 |
エコカー減税 | 75% | なし | なし | 75% |
トランスミッション | CVT | 4AT | 4AT | CVT |
スライドドアの比較
ポルテのみがリアハッチを含めた3ドア車で助手席側のみに電動のパワースライドドアを採用している。運転席側から後席のアクセスがしづらいが、小さな子供を乗せる機会の多い人にとっては車道側に子供が飛び出す危険性が低くなり、安全面でメリットに感じるだろう。
ソリオ、ラウム、フリードは後席の左右両側にスライドドアが採用されている。すべて左側のみに電動のパワースライドドアが採用されている。
ピラー
トヨタのラウム、ポルテの二車種は助手席と後席の間はピラーレスとなっている。開口面積をより大きくすることが可能だ。
ソリオ、フリードはピラーを省くことなく、車体剛性を維持させた。
ボディサイズ比較
ソリオは全長が短いだけでなく、全幅も控えめだ。狭い道路や駐車場を多用する場合や、軽自動車から乗り換える人にも扱いやすいボディサイズだ。
ポルテは4m未満のサイズになんとか抑えてきた。なるべく大きな車を運転したくない人にも評価されるだろう。
ラウムとフリードは全長が4mを超えている。ラウムはコンパクトカーとしてまだまだ扱いやすいサイズだ。フリードはコンパクトカーとは言えないかもしれない。
この中ではラウムだけが全高が低い。都市部のタワーパーキングにも問題なく入るし、低い全高は高速巡航時の安定性も魅力だ。
ソリオ、ポルテ、フリードは全高が1700mmを越え、かなりの高さがある。高すぎる全高は横風も受けやすく、高速道路での長時間ドライブには適さない。
室内、荷室比較
ソリオは小さな車体にもかかわらず、車内が広々しているのが第一印象だ。荷室は小さいがリアシートのスライド機構で、ある程度の欠点はカバーできるだろう。
2番目に車体サイズの小さいポルテも広々してる。
ラウムは高さ方向の寸法が短いが窮屈な感じはしない。荷室もそれなりにあり、普段使いで考えた時のバランスがいい。
フリードの大きな車体から生まれるスペースは客室だけでなく荷室にも配分されている。乗車スペースが広々しているだけでなく、この中でもっとも大きな荷室が特徴だ。
ソリオ、ラウム、ポルテ、フリードはこんな人に向いてる
ソリオ
運転が苦手で街乗り中心ならソリオがお奨め。
小さな車体は取り回しがしやすく駐車の簡単にできる。
めったに遠出しないのなら、高い全高も気にならないはずだ。
購入時には姉妹車の三菱・デリカD2も同時に見積りを取るのが基本だ。
ソリオ
ラウム
ラウムは際立った長所はないものの万人にお奨めできる。
客室と荷室配分のバランスがよく不満に感じることが少ないだろう。
子供だけでなく大人の乗車機会が多い人にも向いている。
高速運転も疲れが少なくドライバーにもやさしい。
ラウム
ポルテ
ポルテは小さな子供の乗車が多い人に向いている。
道路側に子供が飛び出す危険も少ないのは購入の動機になるだろう。
助手席スライドドアをひらくとワンアクションでそのまま後席部分まで開いてくれるのも非常に便利だ。
ドア枚数が少ないが、欠点でなくメリットとして利用している。
ポルテ
フリード
フリードは広い荷室を趣味で多用したい人におすすめ。
子供が大きくなり自分でドアの開け閉めができるようになると3ドアのポルテでは不満に感じる場面も出てくるだろう。
独立したリアのスライドドアと広い荷室は少し大きくなった子供と過ごす休日にぴったりだ。
5人乗りで荷室部分に特徴を持たせたフリードスパイクもお薦めできる。
フリード
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