新型【スイフトスポーツ】フルモデルチェンジいつ?2025年以降予想、ZC34S型は発売無し?東京オートサロンのクールイエローレヴ画像、ハイブリッド化/重量増/価格アップが争点【スズキ最新情報】ZC33S型一部仕様変更、6ATに加え6MTも値上げし販売継続

スイフト
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スイフト クールイエロー レヴ 東京オートサロン2024

スイフトスポーツのフルモデルチェンジについて、2024年内に発売されるとの予想がありましたが、これは実現しない可能性があります。次期スイフトスポーツについては、各国で厳しくなる環境規制の影響を受け、そもそも発売自体が無いかもしれないという事態も考慮しなければなりません。特に欧州においては、現行型のマイルドハイブリッドモデルを最後に、後継モデルが発売されない可能性が高い状況です。英国のSuzuki UKでは、2025年初頭までにスイフトスポーツがラインアップから廃止されることを告知しています。

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一方で、これらの廃止は新型スイフトスポーツの生産準備が進んでいるとも考えられます。しかし、2025年に新型スイフトスポーツが登場するという具体的な情報は、現時点では確認されていません。

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2024年の東京オートサロンで、スズキは「スイフト クールイエロー レヴ」を出品しました。このモデルは、2023年12月に発表された通常のスイフト「クールイエロー」ボディカラーをベースにカスタマイズされたものであり、非常にスポーティな仕上がりとなっています。このモデルが将来のスイフトスポーツに繋がるのではないかという期待を抱くファンも少なくありません。

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新型スイフトの標準的なアルミホイールは185/55R16サイズですが、「スイフト クールイエロー レヴ」では、タイヤ幅が拡大され、205/50R16サイズが採用されています。

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また、通常のスイフトでは、「バーニングレッドパールメタリック」色の5速マニュアルトランスミッション(5MT)モデルが展示されました。この5MTモデルは、2WD仕様で、グレードはHYBRID MXのみが設定されています。なお、5MTモデルは電子式パーキングブレーキではなく、ハンドブレーキが採用されています。

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新型スイフト コンセプト

こうした展示やモデルは、新型スイフトスポーツの可能性を示唆するものとして注目を集めていますが、具体的な発表や発売時期に関しては、依然として不透明な状況が続いています。

スイフトスポーツ フロントグリル

一方で、従来型スイフトスポーツ(ZC33S型)については、2023年10月に先行して6AT車の一部仕様変更が行われました。この際、6MT車が一時的にラインアップから外れたことに不安を感じたファンも多かったかもしれません。しかしその後、6MT車にも一部仕様変更が施され、2023年11月27日に再び発売されました。6AT車、6MT車ともに法規に対応した仕様となり、新型の登場までの販売継続が望まれます。エクステリアやインテリアに変更はなく、実質的には価格の値上げが主な変更点となっています。

  消費税込み車両本体価格(円) 価格差(円)
  2022年秋発売 2023年秋発売
6MT 2,028,400 2,164,800 136,400
6AT 2,099,900 2,236,300 136,400

6AT車、6MT車ともに、新旧の価格を比較すると、136,400円の値上げとなっています。

スイフトスポーツ レッド

スイフトスポーツは、通常のスイフト発売から約1年遅れてフルモデルチェンジされることがこれまでの慣例であり、今回も同様のスケジュールが予想されています。この間に、従来型スイフトスポーツの販売が継続されるかどうかは、これまでの世代によって異なっていました。

スイフト スポーツ 中国仕様

スイフト スポーツ 三代目モデル 中国仕様

初代モデルの末期には、新型スイフトと従来型スイフトスポーツが同時に販売されていましたが、2代目および3代目モデルの末期には、新型スイフトが登場した時点で従来型スイフトスポーツの販売は終了していました。今回は2024年9月の段階では、6AT車、6MT車ともに従来型スイフトスポーツの販売が継続されています。

スイフトスポーツ マフラー

また、スズキの「セーフティサポート」が非装着の車両はカタログ上からも廃止され、後退時車両直後確認装置の装着の義務化に対応されました。これにより、2024年11月以降も従来型スイフトスポーツの国内販売が可能となりました。

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新型スイフトは直列3気筒化され、新開発Z12E型エンジンを搭載

新型スイフトスポーツは、ハイブリッド化や車両重量の増加により、パフォーマンスよりも環境性能が重視された仕様になるのではないかという懸念があります。また、さらなる車両価格の値上がりも避けられないと予想されています。

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次期スイフトスポーツはZC34S型とは、ならない?

先にフルモデルチェンジを受けた通常スイフトの型式は「ZCDDS」「ZCEDS」「ZDDDS」「ZDEDS」の4種類がある。「ZC」で始まるのが2WDモデル、「ZD」で始まるのが4WDモデル。そして、3つめの文字「D」がコンベンショナル、「E」がハイブリッドとなる。末尾2文字「DS」は、通常モデルにおいては全て共通している。

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2~4代目モデルまで継続された型式パターンが少し変更されており、従来型スイフトスポーツの「ZC33S」の後継となる型式は、「ZC34S」ではない可能性がありそう。

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2020年の欧州スイフトスポーツ48Vハイブリッド、2024年の日本導入の可能性は?

罰金を伴う厳しいCO2排出量規制により、欧州ではコンベンショナル ガソリン車の多くがラインアップから姿を消していった。そんななか、昨年2020年に欧州で導入されたのがスイフトスポーツハイブリッドである。欧州で採用実績が多い48Vシステムを採用しているのが特徴となる。ただし、その仕様は、直列4気筒の1.4Lターボと10kWモーターの組み合わせによるもので、あくまでマイルドハイブリッドと呼ばれるレベルのシステムに留まっている。

スイフト スポーツ

4代目スイフト スポーツ

残念なのが、0-100km/h加速の公称値が、従来型コンベンショナル車の8.1秒からハイブリッド車は9.1秒へとスペックダウンしていることである。

燃費性能に関しては、従来型の47mpgからハイブリッド車は50.1mpgに、そしてCO2排出量は従来型の135g/kmからハイブリッド車は127g/kmとなっており、いくらかの改善は見られる。ただし、その幅は小さい。

スイフト スポーツ

4代目スイフト スポーツ

この欧州仕様スイスポ ハイブリッドのパワートレインを次期型日本仕様での採用を期待する声もあるが、果たしてそれほどの価値のあるものだろうか。日本でも商品力を持てるものかについては疑問がある。

新型スイフトスポーツ

4代目スイフトスポーツ 欧州仕様

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通常スイフトのスポーツモデル、RStを後継する1.0Lターボの復活は無さそう

国内の規制に着目すると、将来の大きな課題となりそうなのが2030年度の燃費規制である。2016年度に対し約3割の改善が求められることになる。なるべく早くストロングハイブリッドモデルを普及させ、そしてEVモデルの販売比率も増やしていくことが、メーカートータルの新車販売台数でCO2排出量を削減していく、現実的な手段となっている。

ただし、次期スイフトシリーズの導入時期となるであろう2023年の段階では、現行型1.2L NAエンジン車を後継するコンベンショナルエンジン車も低価格モデルとしてラインアップが残されることが期待される。

スイフト ジュネーブモーターショー2017

そして、昨年2020年まで販売されていたRStグレードを後継する直列3気筒の1.0Lターボエンジン搭載車については、ラインアップ復活の実現は難しいだろう。ダウンサイジングターボエンジンは、そもそも欧州のルールと相性が良かったわけだが、現状はHEVやBEVへシフトしている。

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スイフトスポーツ 2022年9月に一部改良実施で値上げ、受注再開

2022年7月頃からスイフトおよびスイフトスポーツにオーダーストップの動きがあった。しかしこれは、フルモデルチェンジに向けたオーダー調整ではなく、2022年9月の一部改良に向けたものであった。一部改良の内容は、法規対応によるもので正式発表は行われなかった。商品自体には変更は無いが、1万1千円の値上げとなり、6MT車が消費税込み2,028,400円、6AT車が同2,099,900円などのラインアップとなった。

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スイフトスポーツ モデルチェンジ まとめ

まとめ更新日: 2024/09/05

一部仕様変更 2023年10月、11月

  • 6ATモデルが先行して、2023年10月の一部仕様変更、セーフティサポート非搭載廃止
  • セーフティサポート搭載 消費税込み \2,236,300、 ワングレード化
  • 遅れて6MTモデルが、2023年11月27日に発売

フルモデルチェンジ予想

  • スイフトスポーツ2024年フルモデルチェンジ発売予想
  • 東京オートサロン2024でタイヤ幅が拡大された「クールイエローレヴ」出品
  • 通常スイフト2023年秋~終盤フルモデルチェンジから約1年遅れで登場
  • ZC33S型で欧州先行導入されるK14D型ターボハイブリッド改良版の搭載の可能性
  • 欧州先行導入の48Vシステムマイルドハイブリッド、モーター出力10kW採用の可能性
  • 環境性能を重視した設計のため、現行型より加速性能などでパフォーマンスダウンの可能性

スイフト クールイエロー レヴ 画像 東京オートサロン2024

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スイフトスポーツ 一部改良 価格表 2022年11月

  • スイフトシリーズ全体で、1万1千円の値上げ
  消費税込み価格(円)
トランスミッション 6MT 6AT
標準車 2,028,400 2,099,900
全方位モニター用カメラパッケージ装着車 2,081,200 2,152,700
スズキ セーフティ サポート非装着車(受注生産) 1,885,400 1,956,900
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