新型【フリード】フルモデルチェンジ発売日 2022年秋予想、L15Z型とe:HEV搭載、2021年は現行型販売

フリード

新型フリードへフルモデルチェンジ、2022年秋頃にも実施される見込み

国内販売が好調なフリードであるが、次期型3代目に向けたフルモデルチェンジの準備も進められている。2022年秋にも新型フリードの発売となるだろう。

フリード+

現行型フリード+

ホンダの小型車セグメントでは新世代型への切り替えが進められており、2020年発売の新型フィットを皮切りに、今年2021年に入ってからも新型ヴェゼルが発売されたところである。これらの新型車種に採用されたテクノロジーが、次期フリードにも採用されることになる。

フルモデルチェンジにより、新型フリードはL15Z型エンジンを搭載する可能性

1.5L NA ガソリンエンジンに関しては、電動化が叫ばれるご時世もあり、注目されることは少ない。ただし、SUVで上級イメージのヴェゼルすら、1グレードながらも1.5L NA ガソリン車をラインアップさせ、低価格モデルを設定している。新車価格が高騰する中で、コンベンショナルなNAエンジン車は、まだまだニーズがあり、次期フリードでも採用されることになるだろう。

初代型フリード

初代型フリード

フリードに採用されてきた歴代1.5L NAエンジンを見ていくと、初代型ではL15A型が採用され、その後、2代目現行型ではL15B型となった。この間に、SOHCからDOHCへ、ポート噴射から直噴へ、圧縮比は10.4から11.5に上げられている。他社でも採用されがちなガソリンエンジン技術が概ね盛り込まれているあたりは、この時代らしいエンジンとも言えるだろう。

現行型フリード

現行型フリード

そして、新型ヴェゼルでは1.5L NA エンジンとして、L15Z型が採用され、これは次期フリードへの搭載が予想される。L15Z型では、ポート噴射に戻され、圧縮比は10.6まで下げられた。昨今の直噴、高圧縮比を良しとする技術的トレンドに従わないところは、ホンダ独自の方向性を感じさせる部分である。

新型フリード ハイブリッド、フルモデルチェンジでi-DCDからe:HEVに

ハイブリッドパワートレインについては、新型ヴェゼルだけでなく新型フィットでも採用されている「1.5L e:HEV」が、次期フリードにも採用されるだろう。

これまでの従来型フリードに採用されてきたハイブリッドシステムは、i-DCDと呼ばれる1モーター式のユニットであった。これは7速のデュアルクラッチトランスミッションを持っていることも構造的特徴の一つ。2つのクラッチを介し、奇数段軸と偶数段軸が交互に切り替わることで、素早いシフトチェンジとダイレクト感のある高効率な動力伝達を可能としてきた。

スポーツハイブリッドi-DCD

スポーツハイブリッドi-DCD

しかし、i-DCDはトラブルも多く、評判が良いとは言えなかった。さらに厳しくなる排ガス規制に対応するためにも、今後、ホンダの新型車でi-DCDが採用されることは無くなる。

次期フリードに採用されるe:HEVは、変速機を持たないシステムとなっている。モーターによって幅広い速度域で加速され、この間、エンジンは発電のために使われる。ただし、モーターが不得意とする高速度域に達すると、エンジン走行に切り替わる。モーターとエンジン、それぞれの長所を生かした、エネルギー効率の高い走行が実現される。

ホンダ現行型フリード

現行型フリード+

フルモデルチェンジを受けても新型フリードの基本的コンセプトは変わらず

フリードは人気車種ゆえ、次期型もキープコンセプトとなる。

前述のパワートレインのほか、もちろん内外装も一新されるが、コンパクトボディの3列シート車という基本的キャラクターは変わらない。

また、2列シート5人乗り仕様のフリード+(プラス)の設定も継続される見込み。

現行型フリードプラス

現行型フリード+

フリードはフルモデルチェンジが近くてもセールス好調

フリードシリーズ、累計販売台数100万台を突破

ホンダはフリードシリーズの累計販売台数として、2021年6月末時点で100万台を突破したことを発表した。販売期間5年を過ぎようとする中ではあるが、直近の2021年上半期(1~6月)の販売台数でも35,551台の実績を残している。

フリードシリーズは2008年に初代モデルがデビュー。2016年のフルモデルチェンジで二代目が登場した。現行型はそのフルモデルチェンジから時間が経っているものの、2019年のマイナーモデルチェンジでリフレッシュされ後期型となっている。

現行型フリード リアコンビネーションランプ

現行型フリード

現行型フリード 3列目シート

現行型フリード

昨年度2020年度のフリードの年間販売台数は73,368台という実績を残した。フルモデルチェンジしたばかりのフィットが94,311台というなかで、フリードはこれに次ぐセールスとなっており、ホンダの主力モデルの一翼を担っている。

現行型フリード+ ラゲッジ

現行型フリード+

現行型フリード+ インテリア

現行型フリード+

好調なセールスを背景に、フリードがフルモデルチェンジでコンセプトを大きく変えることは望まれない。エクステリア、インテリアに関しては最新のデザインルールで新設計される。

現行型フリード+リアコンビネーションランプ

現行型フリード+

ただし、最近のホンダの新型車はファミリーフェイスという概念を取り入れていないようだ。Honda e、フィット、ヴェゼルといった最新の新型車を比べても、それぞれの顔つき、雰囲気は大きく異なる。車種ごとで個性を出していくのが、近年のホンダの方針なのだろう。次期フリードについても、どのようなエクステリアとなるのかは予想ができない。

フリードのライバル、シエンタも同時期にフルモデルチェンジの予測

シエンタ

現行型シエンタ

長年フリードのライバル関係であり続けたトヨタ・シエンタもフルモデルチェンジのタイミングが来ている。ヤリスからスタートしたBセグメント向けTNGAプラットフォームと、ダイナミックフォースエンジンが採用される予定で、商品力を上げてくる。

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