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N ONEがマイナーモデルチェンジ、ホンダが燃費特化型Nシリーズを開発中

N ONEに新型エンジン搭載、JC08モード燃費28.4km/Lに向上

ホンダの軽自動車、N ONEのマイナーモデルチェンジが実施され、2014年5月16日より発売された。内外装のカラーリング変更をメインに、エンジンも新型を搭載。JC08モード燃費は(NA FF車)28.4km/Lとなり、従来モデルの(同)27.0km/Lから性能アップさせている。

(写真は新型N ONE)
N ONE

N ONEをベースに新型軽自動車を開発中、燃費特化型でミライース、アルトエコに対抗

一方で、このN 0NEの技術基盤をベースに新たな燃費特化型の新型車種の開発が進められており、2015年春頃には新たなNシリーズとして発売される見込みとなっている。ホンダが燃費特化型の軽自動車を計画中であるということは、Nシリーズ導入初期から噂されていたが、軽自動車クラスでは居住性に優れたワゴンタイプが市場を大きく占めている。よって、これまではワゴンタイプが優先的に市場投入されてきた。

(写真はホンダN BOX)
ホンダN BOXカスタム

ライバルはダイハツ・ミライース、スズキ・アルトエコの2車種が挙げられ、この中にホンダの燃費性能に特化された新型車が割り込むことになる。とすれば、想定される燃費性能は36km/L程度を達成させなければならないだろう。

(写真はミライース)
ミライース

N ONEでは1610mmであった全高は、燃費特化型では1.5m前後となり空力特性に優れたスタイリングと、都市部のタワーパーキングへの対応が想定される。

(写真はアルトエコ)
アルトエコ 2013

また、軽量化のための安易な手段としてガソリンタンクの容量を減らすという手法がアルトエコで採用されていた。既にホンダでもフィットハイブリッドで燃費性能のカタログ値を稼ぐためにこの手法は用いられており、新型軽自動車もガソリンタンク容量が減らされる可能性があるだろう。

さらに、軽量であることと重心の低さは、燃費性能に貢献するだけでなく、走行性能も向上させることになる。ターボエンジンを搭載させたスポーツモデルの投入も期待したいところである。

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車名

N−ONE

N−ONE

代表グレード

スタンダード

スタンダード ローダウン

発売日

2019年10月

2019年10月

型式

DBA-JG1

DBA-JG1

ボディ形状

5ドア ワゴン

5ドア ワゴン

乗員定員

4名

4名

全長(mm)

3395

3395

全幅(mm)

1475

1475

全高(mm)

1610

1545

ホイールベース(mm)

2520

2520

トレッド 前(mm)/後(mm)

1305/1305

1305/1305

室内長(mm)

2020

2020

室内幅(mm)

1300

1300

室内高(mm)

1240

1200

車両重量(kg)

830

840

エンジン型式

S07A

S07A

シリンダー配列

直列3気筒

直列3気筒

排気量(cc)

658

658

シリンダー内径(mm)×行程(mm)

64.0×68.2

64.0×68.2

最高出力

58ps(43kW)/7300rpm

58ps(43kW)/7300rpm

最大トルク

6.6kg・m(65N・m)/4700rpm

6.6kg・m(65N・m)/4700rpm

圧縮比

11.8

11.8

過給機

NA

NA

燃料タンク容量(L)

35

35

使用燃料

レギュラーガゾリン

レギュラーガゾリン

JC08モード燃費(km/L)

28.4

28.4

サスペンション(フロント)

マクファーソン式

マクファーソン式

サスペンション(リア)

車軸式

車軸式

ブレーキ(フロント)

ディスク

ディスク

ブレーキ(リア)

ドラム

ドラム

タイヤサイズ(フロント)

155/65R14 75S

155/65R14 75S

タイヤサイズ(リア)

155/65R14 75S

155/65R14 75S

最小回転半径(m)

4.5

4.5

トランスミッション

CVT

CVT

駆動方式

FF

FF

消費税込み車両価格

1,223,200円

1,258,400円

車名

N−ONE

N−ONE

代表グレード

スタンダード L

スタンダード ローダウンL

発売日

2019年10月

2019年10月

型式

DBA-JG1

DBA-JG1

ボディ形状

5ドア ワゴン

5ドア ワゴン

乗員定員

4名

4名

全長(mm)

3395

3395

全幅(mm)

1475

1475

全高(mm)

1610

1545

ホイールベース(mm)

2520

2520

トレッド 前(mm)/後(mm)

1305/1305

1305/1305

室内長(mm)

2020

2020

室内幅(mm)

1300

1300

室内高(mm)

1240

1200

車両重量(kg)

830

840

エンジン型式

S07A

S07A

シリンダー配列

直列3気筒

直列3気筒

排気量(cc)

658

658

シリンダー内径(mm)×行程(mm)

64.0×68.2

64.0×68.2

最高出力

58ps(43kW)/7300rpm

58ps(43kW)/7300rpm

最大トルク

6.6kg・m(65N・m)/4700rpm

6.6kg・m(65N・m)/4700rpm

圧縮比

11.8

11.8

過給機

NA

NA

燃料タンク容量(L)

35

35

使用燃料

レギュラーガゾリン

レギュラーガゾリン

JC08モード燃費(km/L)

28.4

28.4

サスペンション(フロント)

マクファーソン式

マクファーソン式

サスペンション(リア)

車軸式

車軸式

ブレーキ(フロント)

ディスク

ディスク

ブレーキ(リア)

ドラム

ドラム

タイヤサイズ(フロント)

155/65R14 75S

155/65R14 75S

タイヤサイズ(リア)

155/65R14 75S

155/65R14 75S

最小回転半径(m)

4.5

4.5

トランスミッション

CVT

CVT

駆動方式

FF

FF

消費税込み車両価格

1,355,200円

1,390,400円

過去記事(2012/12/07)

N ONEが好受注、約1ヶ月で2万5千台超のオーダー、ホンダの新型軽自動車

ホンダ N ONEの受注が好調、N BOXに続くヒットが確実

2012年11月2日にホンダが発売した新型軽自動車N ONEの受注が12月5日までの約1ヶ月間で2万5千台を超えていることがわかった。
さらに11月の車名別販売台数では、N ONEは9974台で5位を獲得。1位は同じくホンダのN BOXの16406台、2位ダイハツ・ミラ、3位スズキ・ワゴンR、4位ダイハツ・タントと続く。受注状況からみて、今後はさらに販売台数を伸ばしてくると考えられ、ホンダの新型軽自動車二車種が販売台数の上位を占める状況になりそうだ。
N ONE
今回N ONEが好受注となったポイントは、やはりそのデザイン性の高さにある。N360後継車とも呼ばれる所以となった丸いヘッドライトとフロントグリルのデザインは、ライバルのワゴンRやムーブの凡庸なデザインとは一線を画したものだ。
N ONE ホンダ

N ONEはデザイン性の高さで勝負、性能比較では二強のワゴンRとムーヴに及ばない面も

ユニークなデザインで今後の販売が期待されるN ONEであるが、燃費や走りの良さのトータルバランスでは、新型ワゴンRが優れるという評価がまだまだ多い。N ONEが新型ワゴンRよりも約二ヶ月の後出しだったにもかかわらず、性能面でそれを上回ることができなかったことには、長年にわたって軽自動車に重きを置いてきたスズキの底力を感じる。一方、ダイハツはモデル中期となったムーヴに衝突回避システムの普及と、燃費改善によりクラスナンバーワンとなるJC08モード29.0km/Lを達成させることで、N ONEに対抗していく構えだ。

年間200万台と言われる軽自動車市場だが、つい最近まではダイハツとスズキの二強が市場を寡占していた。今回のホンダ軽自動車の躍進に加え、2013年からは日産&三菱の共同出資による軽自動車専業の新会社NMKVが新型Keワゴンを発売する予定となっており、市場は大きな変化を遂げることになるだろう。

過去記事(2012/11/04)

N ONEのターボ車は123万円から、ホンダの発売前受注は9000台に達していた

ホンダの新型軽自動車N ONEが発売、N360後継車

ホンダの新型軽自動車、N ONEが2012年11月2日発売となった。
N BOX、N BOX+に続くNシリーズ第3弾ということで非常に待望されていた車種であり、発売前から大ヒット間違い無しとする論評も多かった。事実、発売前受注は10月末の時点で9000台となっており、エコカー補助金終了直後とは思えない活況ぶりである。
N ONE ホンダ
新型N ONEの何よりも特徴的なのがエクステリアデザインである。丸いヘッドライトとグリルラインからわかるように、1967年から1972年まで販売されていたホンダの名車「N360」がデザインベースとなっており、正式車名が決まるまではN360後継とも呼ばれていた。リアハッチバックのラインにもN360の面影が見られるだろう。
N-ONE

N ONEは、ホンダの軽自動車の中でも主力車種の位置付け

N ONEのボディサイズを見てみると、全高はFFモデルが1610mm、4WDモデルが1630mmとなっており、その寸法はスズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴに近い。デザイン性に関する話題が先行しがちなN ONEではあるが、使い勝手を重視した最も需要の高いボディサイズをおさえており、ホンダ軽自動車のこれからの主力車種として販売面でも期待がされている。

価格はNAエンジン搭載のエントリグレードが115万円から、ターボエンジン搭載車が123万円からとなっている。N ONEには低グレード車にもターボエンジンの設定があるところが、ライバルのワゴンRやムーヴと違う部分でもある。
普通車から軽自動車への乗り換え需要が高まる中、このようなユーザーはターボエンジン搭載車を希望するケースが多い。低価格帯からターボエンジン搭載車をラインアップするN ONEは、普通車からの乗り換えユーザーにとって性能面でも魅力的に感じるはずだ。

過去記事(2012/10/01)

ホンダ・N ONEの燃費、居住性、ユーティリティ性を新型ワゴンRと比較

N ONEの予約受付が10月より開始見込み、燃費はワゴンRより劣る

ホンダの新型軽自動車N ONEの発売日が2012年11月1日に予定されている。
その販売価格が10月初めにも決められる見通しで、同時に予約受付も開始される手はずとなっている。
ホンダは、N ONEの発売前予約受注として10月だけで15,000台以上を見込んでおり、軽自動車7万円のエコカー補助金予算が終了しつつある中で相当な自信を見せている。
ここまで強気な数値を目標としているのには裏付けがある。ホンダはこれまでNシリーズの新型軽自動車として、N BOXを先行して販売してきたが、その販売台数は月販2万台レベルを維持してきているのだ。この先エコカー補助金が終了することは販売面でマイナスとなることは間違いないが、居住性、走行性、デザイン性でバランスの取れた新型N ONEはN BOX以上に購買力のある車種として期待されている。
ホンダ N ONE

N ONEとワゴンRのスペック比較、N ONEがやや不利

まず、新型N ONE各グレードのJC08モード燃費とエコカー減税率を見てみる。
NAではスタンダードとプレミアムともに、FFが27.0km/L、4WDが25.0km/Lでいずれもエコカー減税100%(免税)対象車となる。
ターボのスタンダードでは、FFが23.2km/Lで75%減税、4WDが21.8km/Lで50%減税。ターボのプレミアムでは、FFが21.4~22
2km/L、4WDが20.8~21.6km/Lでそれぞれ50%減税となる。

N ONEのライバル車種は、今月2012年9月にフルモデルチェンジしたばかりの新型ワゴンRになるだろう。新型ワゴンRはスズキの新技術、グリーンテクノロジーが採用されたことにより、燃費性能はクラスの基準を大きくリードするJC08モード28.8km/Lを達成している。燃費性能では、N ONEは後出しにもかかわらず、新型ワゴンに負けるということになりそうだ。
これも直前の仕様変更、あるいはマイナーチェンジでN ONEがひっくり返してくる可能性もあるわけだが、この辺りの燃費競争は、これからも注目していきたいポイントになる。

居住性についてはどうだろうか。
N ONEの全高は1610mmとワゴンRより30mm低い。室内高は1240mmで、これはワゴンRより25mm小さい数値になる。つまり上下方向では、N ONEはワゴンRより狭いことになる。
ただし、前後方向ではN ONEの方が広くなる。N ONEのホイールベースはクラス最長の2520mmで、これはワゴンRよりも95mmも長い。こういったことから、居住性についてはN ONEの方がやや優れるといった評価が多い。

また、N ONEはホンダならではのセンタータンクレイアウトを採用することにより、リアシートの座面跳ね上げにも対応するようだ。フィットでおなじみのチップアップシートである。観葉植物の植木鉢のような背の高い荷物が積載しやすくなる。
ただし、グレードにかかわらずリアシートの前後スライドが付かないようだ。このことをデメリットに感じるユーザーも多いだろう。

過去記事(2012/09/11)

N ONEのJC08モード燃費は27.0km/L、全高は1610mm、ホンダ新型軽自動車

まずはN ONEのボディサイズを見てみると、全長3395mm×全幅1475mm×全高1610mmで、これは現行ライフとほぼ同じ寸法になることがわかる。これまでN ONEは、ほとんどのタワーパーキングに駐車可能な全高1.55m以下になると考えられることもあったのだが、居住性重視で高い全高が設定されることになる。ボディサイズが近いライバル車は、ダイハツ・ムーブと今月9月にフルモデルチェンジしたばかりのスズキ新型ワゴンRということになるだろう。
また、ホイールベースは2520mmとなっており、この数字はライバル車を圧倒している。さらにセンタータンクレイアウトも採用され、N ONEはライバル車を超える室内空間が期待されている。

写真はN ONEの前身であるN CONCEPT 4。市販化されたN ONEは、写真よりも全高が高くなるはずだ。
N ONEが燃費ナンバーワンへ
ホンダ N ONE
デザイン性が話題になることが多いN ONEだが、ヘッドライト&グリルのデザインと屋根のツートンカラー塗装以外は、意外にもスペース重視の凡庸なデザインでもある。お洒落な雰囲気はあるものの日常の使い勝手は犠牲にならないだろう。

N ONEの燃費性能は、やや物足りない

N ONEのJC08モード燃費は、FF NAモデルで27.0km/Lとなる見込みで、これはムーヴの燃費性能と並ぶことになる。ただし、今月発売した新型ワゴンRの28.8km/Lを超えることはできなかった。N ONEが後発車でありながらも燃費ナンバーワンの座に着けないというのは少し残念に感じる。
この他、4WD NAモデルが25.0km/L、FF ターボモデルが21.4~23.2km/L、4WD ターボモデルが20.8~21.8km/Lとなる。

N ONEの価格発表はまだ無いが、FF NAのベースモデルが115万円前後からという予測がされている。NAモデルはすべて100%減税の免税対象車で、ターボモデルは50%~75%減税対象車となる。

過去記事(2012/08/12)

N ONEが11月1日に発表予定、ホンダの新型軽自動車が今秋発売

N ONEが発売、ツートンカラー塗装とグリルカスタム

ホンダの新型軽自動車N ONEが2012年11月1日に発表される予定となった。昨年2011年の東京モーターショーで公開されたNコンセプト4の市販車が今秋にも発売されそうだ。
(写真はNコンセプト4)
ホンダ エヌワン
名車N360を彷彿させる丸いヘッドライトが特徴。市販車のN ONEもこれとほぼ変わらないデザインのままデビューする予定だ。ボディサイズは、タワーパーキングにギリギリ入る全高1550mmとなる可能性が高い。
コンセプトモデルはホワイト一色であるが、市販モデルのN ONEではルーフとボディの塗装が別色となるツートンカラーが採用される見込み。このツートンカラー塗装は、N BOX+でもオプション選択が可能になっており、ホンダ軽自動車のアイデンティティの一つとなりそうだ。さらに、数種類のグリルデザインが用意され、組み合わせによるカスタムを予定している。

丸いヘッドライトに「N ONE」という車名、さらにルーフ別色塗装ということで、「MINI ONE」のパクリだと落胆するホンダファンもいるようだ。しかし、軽自動車として妥当な価格帯が設定されればヒットは間違いないだろう。現在のところN ONEの車両価格の発表は無い。
ワゴンRのフルモデルチェンジが急遽2012年9月6日に前倒しされたのも、このN ONE発売による影響を避けるためと考える。
ホンダ N ONE

超低燃費技術のN ONEへの採用は見送りか

ホンダはN ONEに超低燃費軽自動車としてのポジションも担わせる予定でいた。つまり、ミライースやアルトエコの対抗となるような車種である。しかし、次世代燃費技術の開発が間に合わず、N ONEへの採用は断念することになっているようだ。
N ONEの燃費性能はJC08モードで26.5km/L程度になるという予測が妥当で、アルトエコの30.2km/Lには及ばないことになりそうだ。

過去記事(2012/06/20)

N ONEは10月上旬発売、ターボエンジン搭載のスポーツモデル有り

N ONE(エヌワン)の発売が延期して10月上旬に、ホンダの新型軽自動車

N ONEはホンダが開発中の新型軽自動車で、その発売日が2012年10月上旬頃になりそうだ。当初、8月か9月にも発売されるのではと考えられていたのだが、昨年2011年末に発売したN BOXが予想を超える売れ行きで、ホンダでは軽自動車の生産が間に合わない状況となっている。さらに来月2012年7月には、派生車種N BOXプラスを発売し、これも大ヒットとなる見込みだ。やむを得ずN ONEの発売日を遅らすこととなった。
N ONEが発売する10月上旬であれば、エコカー補助金の財源は、ほぼ枯渇していることが推測される。それでもこのデザインクオリティで、燃費ナンバーワンの軽自動車ということであれば、相当な売れ行きになるのではと考える。
ホンダ N ONE

N ONEのラインアップはNAとターボの2タイプに

N ONEは、NAエンジン搭載の標準モデルの他に、ターボモデルも設定される見込みだ。

NAの改良型S07Aエンジン搭載の標準モデルのJC08モード燃費は、現在軽自動車ナンバーワンのアルトエコの30.2km/Lを上回る、30.5km/L程度になると予測されている。
超低燃費軽自動車のライバル、ミライースとアルトエコには、未だターボモデルがラインアップしていないが、N ONEにはターボモデルが設定される。ターボモデルも燃費重視型で、標準のNAエンジンモデルと大きく変わらない燃費性能になる見込みだ。ターボエンジンをポン載せするだけでなく、足回りの強化も盛り込まれ、RSあるいはタイプSのようなスポーツモデルになる可能性も指摘されている。

また、このN ONEから搭載される新型ターボエンジンは現在開発中の軽オープンスポーツカー、いわゆるビート後継車にも搭載される予定だ。さらに、排気量を1.0Lにボアアップさせたものを来年2013年にフルモデルチェンジ予定の新型フィットの超低燃費ターボモデルに搭載させる計画もある。
(写真は、ビート後継とされるEV-STER)
ホンダ ビート後継 EV-STER

先日、ホンダは、レジェント、インスパイアという上級セダンの廃止を発表したが、これらに代わるのがN BOX、N ONE、ビート後継といった軽自動車である。中国市場での不振、東日本大震災、タイの洪水、長引く円高と最近のホンダは良いところが少ない。今は迷走しているようにも見えるが、数年後には国内の軽自動車シェアを大きく獲得する大躍進を果たしているのではと考えている。

過去記事(2012/05/09)

ホンダ N ONEは軽自動車燃費ナンバーワンで9月発売予定

N ONE(エヌワン)が軽自動車のJC08モード燃費で1位になる

ホンダの新型軽自動車、N ONEの発売が2012年9月頃になりそうだ。発売日が近づくにつれて、次第にその詳細が明らかになってきた。
N ONEが燃費ナンバーワンへ
まず、N ONEの燃費性能は、軽自動車トップとなる30.5km/Lを達成することが確実視されている。
最近では、軽自動車の燃費競争が激化している。昨年2011年9月にダイハツからデビューした超低燃費軽自動車のミライースがJC08モード燃費30.0km/Lを達成。その3ヶ月後には、スズキが30.2km/Lのアルトエコを発売し、現在の軽自動車燃費において首位の座をキープしている。
ホンダ・N ONEの30.5km/Lは、これを凌ぐ燃費性能ということになる。
しかし、ダイハツ、スズキもN ONEに対抗する燃費改善策を盛り込んだマイナーチェンジを仕掛けてくるだろう。JC08モードでコンマ数km/Lの違いでは、実用面の燃料費で有意な差が出ることは思えないのだが、燃費ナンバーワンを謳えるかどうかで、販促&宣伝のしやすさは大きく違ってくる。
ホンダ エヌワン

N ONEは軽量ボディ、改良型S07Aエンジンを搭載

燃費性能に重点を置いて設計されるN ONEであるが、これまでに例を見ないような軽量化が実現される見込み。その車両重量は700kg未満になる可能性が高い。現行の最軽量モデルと比較すると、ミライースが730kg、アルトエコが710kgであり、N ONEがダントツの最軽量ボディになるとされている。
また、エンジンについては、昨年のN BOXより搭載を始めたばかりの新型S07Aエンジンが採用されるのだが、このN ONEでは早くも改良型を投入してくる見込みだ。元々この改良型S07Aは、別車種の超低燃費軽自動車から搭載をスタートさせる予定であったが、この車種の開発は現在中止している。N ONEがホンダの超低燃費軽自動車としてのポジションを受け継ぐことになった。
ホンダ N ONE
燃費重視のメイングレードには、最高出力58psのNAエンジンが採用され、さらに64psを発生するターボエンジンもラインアップされる予定だ。

過去記事(2012/03/03)

N-ONE(エヌワン)が8月発表、N360後継のホンダ軽自動車

N_CONCEPT4の市販車名はN ONEに決定

これまでN_CONCEPT4として発表されていたホンダの次世代軽自動車の市販名が「N ONE」(エヌワン)に決まった。
N ONEは、全高1550未満に抑えられた、いわゆる軽セダンに属する車種で、デザイン性を重視したプレミアム軽セダンとしてラインアップされる。
ライバル車として考えられるのが、ミラココアやアルトラパン。
しかし、N ONEはこれらライバル車と比べて、男性にも選ばれやすいデザインに感じる。
(写真は昨年の東京モーターショーで出展されたN_CONCEPT4。)
N CONCEPT 4

(大阪モーターショーでは2012年秋に発売されることが公表された。)
N ONE エヌワン

N ONEは燃費性能が優れる

ホンダは、軽自動車のシェア奪還を目指し、Nシリーズとして新型軽自動車を展開中だ。
既に、昨年末には軽ハイトワゴンのN BOXを販売しており、5月にはその派生車種N BOXスパイクも発売予定。
今回、これらに続くNシリーズ軽自動車として、N ONEという車名が決定したというわけだ。
N ONEは、8月に正式発表がされ、秋に一般販売が始まる見込み。

Nシリーズの中で既に販売中のN BOXについては、初期受注が好調のようだ。
しかし、この勢いがいつまで続くかについては、疑問を持つ関係者も多い。
ホンダが軽自動車市場を軽視してきた間に、ダイハツとスズキの二強でこのセグメントは固まりつつある。
パイの奪い合いとなる日本国内の限られた市場なだけに、ホンダの軽自動車復権を賭けたNシリーズに対して「いまさら」という冷めた声も聞かれる。

一方で、N ONEの燃費性能には、期待を寄せる意見もある。
これまで、ホンダは軽自動車用CVTが無いなど、技術的な面で明らかにダイハツ、スズキに遅れをとる部分があった。
しかし、N BOXからCVTと新型エンジンを投入することで技術的な遅れをほぼ解消し、燃費性能に関してはダイハツ、スズキのライバル車を超えることができた。
軽量設計のN ONEは、ミライースやアルトエコを超える燃費性能になるのではと期待されている。

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