N-ONE(エヌワン)が8月発表、N360後継のホンダ軽自動車

ホンダ

N_CONCEPT4の市販車名はN ONEに決定

これまでN_CONCEPT4として発表されていたホンダの次世代軽自動車の市販名が「N ONE」(エヌワン)に決まった。
N ONEは、全高1550未満に抑えられた、いわゆる軽セダンに属する車種で、デザイン性を重視したプレミアム軽セダンとしてラインアップされる。
ライバル車として考えられるのが、ミラココアやアルトラパン。
しかし、N ONEはこれらライバル車と比べて、男性にも選ばれやすいデザインに感じる。
(写真は昨年の東京モーターショーで出展されたN_CONCEPT4。)
N CONCEPT 4

(大阪モーターショーでは2012年秋に発売されることが公表された。)
N ONE エヌワン

N ONEは燃費性能が優れる

ホンダは、軽自動車のシェア奪還を目指し、Nシリーズとして新型軽自動車を展開中だ。
既に、昨年末には軽ハイトワゴンのN BOXを販売しており、5月にはその派生車種N BOXスパイクも発売予定。
今回、これらに続くNシリーズ軽自動車として、N ONEという車名が決定したというわけだ。
N ONEは、8月に正式発表がされ、秋に一般販売が始まる見込み。

Nシリーズの中で既に販売中のN BOXについては、初期受注が好調のようだ。
しかし、この勢いがいつまで続くかについては、疑問を持つ関係者も多い。
ホンダが軽自動車市場を軽視してきた間に、ダイハツとスズキの二強でこのセグメントは固まりつつある。
パイの奪い合いとなる日本国内の限られた市場なだけに、ホンダの軽自動車復権を賭けたNシリーズに対して「いまさら」という冷めた声も聞かれる。

一方で、N ONEの燃費性能には、期待を寄せる意見もある。
これまで、ホンダは軽自動車用CVTが無いなど、技術的な面で明らかにダイハツ、スズキに遅れをとる部分があった。
しかし、N BOXからCVTと新型エンジンを投入することで技術的な遅れをほぼ解消し、燃費性能に関してはダイハツ、スズキのライバル車を超えることができた。
軽量設計のN ONEは、ミライースやアルトエコを超える燃費性能になるのではと期待されている。

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