car-research.jp
自動車リサーチ

新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

日産新開発のVC-Tエンジンは2018年以降にVQエンジンとリプレイスされる見込み

日産がパリで可変圧縮比ターボエンジンを発表、2.0L VC-TURBO

パリモーターショー2016ではエンジンユニット単体での出展も多く見られた。なかでも注目を集めたのが、インフィニティブースで出展されたVC-Tエンジンである。

(写真はVC-Tエンジン)
VC-TURBO

VC-Tとは、Variable Compression – Turbochargedの略で、可変圧縮比ターボエンジンということになる。可変圧縮比エンジンはサーブによって先行開発されてきた印象があるが、今回、日産により量産レベルにまで仕上げられ、新開発エンジンとして公開された。2018年からの市販車両への搭載が予告されており、同時にパリで出展されたQXスポーツインスピレーションの市販モデル、つまり次期スカイラインクロスオーバーへの搭載が確定的となっている。

VC-ターボエンジン 日産-インフィニティ

VC-Tはスカイラインクロスオーバー、スカイライン、エルグランド、フーガへの搭載が予想される

VC-Tエンジンの圧縮比の変化域は8:1から14:1となっており、マルチリンクシステムの介入により、状況に応じて最適なものが幅広く設定可能となる。

VC-Tエンジン マルチリンク

最も高効率なのは高圧縮比の14:1ということになり、ピストンの上死点および下死点が最もバルブに近いグリーン色で示されるピストン可動域でエンジンが動作する。

VC-Tエンジン 日産-インフィニティ

反対に最も高回転高出力となるのが、低圧縮比のピンクで示されるピストン可動域ということで、上死点と下死点はバルブから離れる。これら高圧縮比から低圧縮比までシームレスに可変となる。なお、いずれの圧縮比においてもピストンの動作距離は変わらず、排気量は一定ということになる。

VC-T 日産-インフィニティ

エンジンスペックは、直4 2.0L ターボで、最高出力200kW(272ps)、最高トルク390Nm(39.8kgfm)ということで、従来のV6 3.5LクラスのVQ型エンジンとのリプレイスが予想される。

こういったエンジンスペックを持つ車種は、欧州市場ではインフィニティで販売されているため同ブランドでの発表となったのだろう。日本向け車種では、前述のスカイラインクロスオーバーの他、スカイライン、エルグランド、フーガあたりがVC-Tエンジンの守備範囲となりそうで、これら日産ブランド車種への搭載が予想される。

#1 匿名さん2018/01/19(Fri)07:00:43
倒産前の最後の一矢
#2 匿名さん2018/01/19(Fri)19:59:55
♯1
日産自動車株式会社様
その節は、弊社への「VC-T」に関する技術供与をお忘れなきよう
Renault S.A.S.(ルノー)
#3 匿名さん2018/01/19(Fri)20:15:01
フランス企業になって、中国とアフリカでバンバン売るのに倒産するわけねーだろ
国内ディーラーはどうなるか知らんが
#4 匿名さん2018/01/19(Fri)21:47:47
日産さん、好き勝手言われてますよ。
#5 匿名さん2018/01/19(Fri)21:50:13
韓国の「大宇自動車」はGMに買収され「GMコリア」となった
日産自動車はどうだろうね
「ルノー」の100%子会社になれば、新型車はバンバンでてきそうだけど
「ルノー日産」とか良いネーミング!
#6 匿名さん2018/01/19(Fri)21:58:10
日産は、ルノー車のライセンス生産を今から検討すべき
古い車種を一掃し、魅力的なラインアップを整備する
軽自動車・ミニバンといった海外に通用しない国内専用モデルは全廃
ブランドをルノーに変更することで国内シェアは「0.1%増」を見込む
#7 匿名さん2018/01/20(Sat)09:13:16
日産ブランドとしては、海外専用だろ、このエンジンは
数年たてば、メガーヌとかカジャーといったルノー車に搭載されて、日本でも乗れるようになるよ
#8 匿名さん2018/01/20(Sat)12:08:01
♯6

日産の国内販売シェアは登録車では5位。軽も含めれば2位。
軽をやめたらどうなるか?

#9 匿名さん2018/01/20(Sat)16:49:51
そもそも日本は、完成車メーカーの数が多すぎる
トヨタ・レクサス・ダイハツ、ホンダ、マツダ、スバル、スズキ、ミツオカで充分
ミツオカも近年はベース車両を、トヨタ、ホンダに変更しつつある
#10 匿名さん2018/01/21(Sun)18:15:47
これだけ複雑な機構だと高回転は苦手そう。まあスポーツエンジンではなさそうだし。勝手な想像。
#11 匿名さん2018/01/24(Wed)13:51:49
それなら現行型ターボは全て高回転が苦手ってことになる
直4の進化と利点は複雑化に耐えることにあるから、そこまで心配せんでも

とはいえ、スカイアクティブーDがアメリカや幾つかの国では全く基準を満たせず売ることすらできない代物だったこと考えると
手放しに新技術に飛びついて、オーナー側の負担は増えたものの、実は環境負荷的にはエゴに過ぎない可能性はあるがな

エゴ自覚して、他車のお陰でエゴカー乗れてることへの感謝さえあるなら、自分のために楽しい車乗っても問題ない
俺の愛する旧車もそう。他のお陰で乗れる車、感謝と遠慮を忘れちゃいけない
#12 匿名さん2018/01/24(Wed)14:42:11
あたかも、マツダの技術力が劣っているような記述が巧妙だな

北米(EPA)のディーゼルエンジンに関する各種規制は世界一厳しいもの
天下のVWが不正に手を染めてまでクリアしようとした事実を忘れてはならない

VWの不祥事で当初予定より遅れたものの、マツダのディーゼルはついに
今年北米で販売が始まる
https://www.mazdausa.com/
既にホームページで販売が予告されている
#13 匿名さん2018/01/24(Wed)19:57:56
マツダが成り上がって悔しいのは、日産オタ、もしくはホンダオタ
図星な!
#14 匿名さん2018/01/24(Wed)20:00:26
あいもかわらず、難解な文章
自己マン、自己マン!
さっしてくださいな!
#15 匿名さん2018/01/25(Thu)10:34:13
うぜー、他のサイトでやれ
#16 匿名さん2018/01/25(Thu)10:34:18
#12
VWダイムラー等のディーゼルが、欧州で見限られる程の詐欺の塊だった事は、前提
マツダはアプローチで圧倒し、欧州と同形式でもトヨタは環境負荷で圧倒
日本はディーゼルでさえ、すぐに追い付き追い越した

だが、ディーゼルであることの根本的物理的問題は、どちらも解決できていない
トヨタは乗用車へのディーゼル搭載を殆ど諦めてしまった
スカイDは低圧縮率で日欧の基準をクリアしたが故に、本来のメンテナンス性を捨て去るしかなかった
メーカー自ら一度に30分以上走行という推奨は本来異様なことだ
米販売不可は厳しい基準に即してなかった部分と共に、車検ない中でアフターケアできる環境が整ってなかった為
日本と同様に数年後に膨れ上がる不具合数が米でも起きたらと危惧した
偉いのは、トヨタとの提携で米でのトヨタディーラーでのスカイDの整備の全面対応を得たこと
これが整っての進出だ

日本各社は高い技術を持ってる
しかし魔法使いではない。乗用車用小型ディーゼルそのものの限界が見えた以上、我々がそれを盲信していたら負担になるだけだ
マツダも既に次を見ている。欧州だけじゃなく日本各社もとっくに切り替えている
#17 匿名さん2018/01/25(Thu)10:47:48
うぜー、他のサイトでやれ
#18 匿名さん2018/02/12(Mon)01:50:37
ノートNISMOに、このエンジン
#19 匿名さん2018/02/12(Mon)01:53:48
残念、縦置きFR用だから、搭載は無理なのよ
#20 匿名さん2018/02/12(Mon)01:55:43
図らずも、「アンチマツダ&アンチ輸入車」のオッサンを発見!
文章が難解過ぎて理解ができない
#21 匿名さん2018/02/17(Sat)06:22:44
vc-t乗りたいな
#22 匿名さん2018/02/23(Fri)11:11:59
このエンジンを搭載した車種が日本で発売されるか心配。

アンチトヨタの逃げ道が日産だったのに、どのメーカーも建前でしか無いEVに日産だけ本気で投資しすぎて他が手抜きになってるから馬鹿だと思う。
日産がダメならホンダやマツダが有るけど、ホンダやマツダっていう名前というか名字が嫌いだし、レクサスのLもそうだけどHとかMをアレンジしたエンブレムもいかにもアジアメーカーって感じでダサいから何とかして欲しい。
テスラは欧米のメーカーでも例外的にイニシャル1文字だけど。
スバルは良さそうなのに、トヨタ系になっちゃったからアンチトヨタにとっては選択肢から外れてしまう。
トヨタ系になったからクルマ造りも良くなったんだろうけど。

結局、アンチトヨタで日産党だった連中は信頼性に不安を抱きながらBMWやVWに走ってしまうのかもしれない。
ルノーではなく。
#23 匿名さん2018/02/23(Fri)11:31:32
ドイツ車に「信頼性に不安が」とか抜かす御仁をここにも発見
無知もはなはだしいですね!
ぷんぷん!\(*`∧´)/ ムッキー!!
#24 匿名さん2018/02/23(Fri)13:56:36
当たり外れ激しいから、当たりを引けば信者化する>独車
ハズレを引いてしまった、本来仲間から労われるべき存在の意見まで拒絶し突き放すようになる

それどころか最近はそういう人を攻撃までするようだ。車がどうかじゃなく、もう本人の器の問題なのでは
#25 匿名さん2018/03/03(Sat)10:06:46
VC-T 国内販売しなかったら、蛇の生殺し状態ですな
#26 匿名さん2018/03/04(Sun)11:32:30
VC-T もっと注目されていいと思うが。
国内販売されない限り駄目か
#27 匿名さん2018/03/05(Mon)05:43:33
S15あたりのクラスが丁度いいのに
計画は頓挫してしまったか

名前(任意)
コメント

過去記事(2014/12/17)

エルグランドにアーバンクロムが追加、専用パーツでエクステリアを中心に装飾

エルグランドにアーバンクロム追加、専用エクステリアパーツを装備

日産はエルグランドの特別仕様車として、アーバンクロムを2014年12月10日に発売した。

エルグランド

エルグランド ハイウェイスターをベースに、専用デザインのダーククロムのフロントグリル、フォグランプフィニッシャーおよびフロントクロームプロテクター等によって内外装が飾られる。

エルグランド アーバンクロム エルグランド ハンドル

また、3.5Lモデルに標準装備されていた運転席側ワンタッチオートスライドドアが、2.5L車にも装備される。

エルグランドアーバンクロムのグレード構成はエルグランドハイウェイスターに準じたものになる。

エルグランド インテリア エルグランド シート

V6 3.5LのVQ35DEエンジン搭載モデルは433万800円から、プレミアムグレードが554万2560円から。直4 2.5LのQR25DEエンジン搭載モデルは387万7200円から、プレミアムグレードが427万6800円からに設定される。

エルグランド ヘッドライト

各々の4WDモデルも29万1600円高で用意される。

エルグランドのライバルアルファード、ヴェルファイアは1月フルモデルチェンジを予定

2010年に発売された現行エルグランドは、FF化されることでパッケージング優先の設計へ変更されている。同クラスの販売をリードするトヨタのアルファード、ヴェルファイアの2車種に対しての差別化も難しくなり、ユーザーにとって敢えてエルグランドを選ぶ理由が少なくなってきている。

エルグランド アーバンクロム 日産 日産ミニバン エルグランド アーバンクロム

特に2014年度に入ってからは月販1000台を大きく割り込む状況で、直近2014年10月における販売実績は506台。今回の特別仕様車アーバンクロムの投入で販売増としたいところだが、アルファード&ヴェルファイアは2015年1月にフルモデルチェンジが予定されており、エルグランドの販売サイドにとって厳しい状況が続きそうだ。

過去記事(2013/11/28)

日産エルグランドが2014年1月マイナーチェンジ、東京モーターショーに参考出品

エルグランドが新型フロントグリルで東京モーターショーに出展

日産のLクラスミニバン、エルグランドが新春2014年1月15日にマイナーモデルチェンジを受ける計画となっている。今回はフロントマスクが一新されるビッグマイナーチェンジに相当するということで、今月11月に開催中の東京モーターショー2013に参考出品車として展示された。

エルグランド

新型エルグランドは、メッキパーツでシングルフレーム化されたグリルにより、威圧感を受けるほど迫力あるエクステリアとなった。

エルグランド フロントグリル エルグランド 東京モーターショー2013

新型エルグランドは12月より予約受注スタート、発売日は1月15日になる見込み

ところで新型エルグランドのフロントデザイン、どこかで見たような気がするのだが、その答えは同じ東京モーターショーのトヨタブースにあった。

新型ノア フロントグリル

上の写真はフルモデルチェンジが発表されたノアのフロントデザイン。これが新型エルグランドに酷似していないかという話だが皆さんはどう思われるだろうか。ノアは下の車格のため新型エルグランドが威厳を保った体に感じる。しかし、そもそもこのフロントデザインはトヨタのクラウンロイヤルがベースと考える。やはり日産側のエルグランドにネガティブな印象を持ってしまった。

再びエルグランドに話題を戻し、ラゲッジ写真へ。詳細は不明だが、ビッグマイナーチェンジながらも荷室容量がアップすると発表されている。

エルグランド 荷室容量向上 エルグランド インパネ

新型エルグランドの予約受付は12月より始まる見込みとなっており、従来モデルの値下げセールも期待できる。この他、ライバルのアルファード、ヴェルファイアに大きな動きがないことから、今のところ消費税増税前のLクラスミニバン商戦はエルグランドに勝算ありといったところか。

過去記事(2013/04/04)

エルグランド、ムラーノへの搭載なるか、QX60のスーパーチャージャーハイブリッド

インフィニティQX60がニューヨークモーターショー2013発表

2013年3月27日に開幕したニューヨークモーターショーで、インフィニティが初公開したクロスオーバーSUVが『QX60』である。インフィニティQX60は、3列シートで7人乗りのクロスオーバーSUVであり、これは現行の『JX』後継モデルが名前を替えて新しいモデルとして再出発することを意味する。
QX60は日本向けには導入されないであろうモデルではあるが、注目したいのは搭載されている新型ハイブリッドエンジンである。現行モデルのエルグランドやムラーノといったVQ35DE型エンジンを搭載する車種のハイブリッドモデルに採用される可能性が高いだろう。
infiniti qx60 hybrid

QX60に搭載される新開発の直4 2.5Lスーパーチャージャーハイブリッド

インフィニティ QX60に搭載されるパワートレインは、2.5Lの4気筒スーパーチャージャーエンジンに、15kwの電気モーターを加えたハイブリッドシステムとなる。日産フーガや最近ではインフィニティQ50などにもハイブリッドエンジン搭載車をラインアップしてはいたものの、これらはFRの3.5L V型6気筒ガソリンエンジンをベースにしたタイプであった。1モーター2クラッチ式という日産ならではの技術は引き続き採用されたものの、今回のQX60には全く異なる新開発のハイブリッドシステムが搭載されている。
現行のJXでは最高出力265psの3.5L V型6気筒エンジンモデルのみをラインアップしていたが、今回のQX60では、エンジンをダウンサイジングしながらもハイブリッドシステム全体では最高出力250psとほぼ同レベルのパフォーマンスを維持し、同クラスのガソリン車と比較して24%以上という大幅な燃費性能の向上を達成した。
直4 2.5L スーパーチャージャー ハイブリッド
この新開発ハイブリッドエンジンは、同ニューヨークショーの日産ブースにおいて発表となった新型パスファインダーハイブリッドにも搭載される。
インフィニティ QX60 ニューヨークモーターショー2013
またインフィニティ QX60は7人乗りハイブリッドということでバッテリー収納の確保と後部座席の居住空間が気になるところであるが、3列シート下に備えられるリチウムイオンバッテリーは専用の小型設計であり、特別に空間を使っているわけではない。インフィニティ QX60の米国での発売は2013年夏以降を視野に入れており、価格は$41,400からとなる模様だ。

過去記事(2011/08/01)

エルグランド vs アルファード&ヴェルファイア 比較

日産 エルグランド、トヨタ アルファード&ヴェルファイアのLクラスミニバンを比較

エルグランドは2010年にフルモデルチェンジしたばかり。
FF化されパッケージングが良くなり、完成度は高い。
従来からのFRを捨てたエルグランドだが、意外にも走りの質に関する評価は高い。
一方、アルファード&ヴェルファイアは2008年のフルモデルチェンジデビューから少し時間が経つが未だ人気の衰えないミニバン車種。こちらは年内にもハイブリッドモデルがラインアップされる予定。

乗り心地

乗り心地に関してはエルグランドの勝ち。
アルファード&ヴェルファイアではかなり揺さぶられるような路面でも、しっとりとした乗り心地をキープ。
さらにエルグランドの2列目シートの出来がアルファード&ヴェルファイアよりも豪華かつホールド感もある優れたもので、同乗者からの評価が高い。首の傾斜までしっかりフィットし、長旅も疲れ知らずだ。
乗り心地重視のミニバンならエルグランドで間違い無し。

走行性能

ハンドリング性能に関してはエルグランドの勝ち。
ミニバンの中では低重心に設計されたエルグランドがコーナリングでは断然有利。
さらに足回りが適度な硬さで、運転していて安心感がある。
これは単にスピードを上げてコーナーを曲がれるという意味だけでなく、カーブでの同乗者への負担が少ないのもメリット。
コーナリング中の路面ギャップの拾いやすさは課題だが、ミニバンとしては最高の出来と言える。
一方、アルファード&ヴェルファイアは重心が高くロングドライブでは疲れが溜まりやすい。
アルファード&ヴェルファイアは標準装備のサスペンションの質が悪いので、ここをチューンアップすれば、別の車のように乗り心地が良くなる。

パッケージングの良さ

パッケージングの良さ、つまりは室内の広さはアルファード&ヴェルファイアが勝る。
これは荷室をより広くなるように設計されたハイエースをベースに開発されてきた経緯がそうさせている。
ベースが商用車だけに、信頼性も高く長年使ってもヤレが少ないのがメリット。

エクステリア

もちろん好みの問題もあるだろうが、デビューが2年早い分エルグランドの方が有利。
アルファードは高級、ヴェルファイアはスポーティーという位置づけでエクステリアが特化されているのはトヨタのミニバンが有利だが、エクステリア全体としての完成度はエルグランドだろう。

過去記事(2011/06/16)

ミニバン2.3L~クラスの実用燃費ランキング

大型ミニバンの実燃費をユーザー投稿でランキング

1位:トヨタ エスティマハイブリッド 実燃費12.35km/L

(10・15モードカタログ燃費20.0km/L)
現在のところ最も室内空間が広いハイブリッドカーがエスティマハイブリッドである。
車体価格は376万円から。オプション込みで400万円を超える価格は少し手が出にくいか。
ノーマルのエスティマの実燃費8.63km/Lと比較すると、燃費削減効果は大きいと感じる。

2位:トヨタ マークXジオ 実燃費10.46km/L

(10・15モードカタログ燃費13.2km/L)
大型ミニバンのカテゴリーとしては室内が狭いが、2.4リッターエンジンの余裕の走りをもつ3シーター。
3列目は狭いので非常用と割り切りが必要である。
他の大型ミニバンと比べ車体が小さい分、燃費面では有利だ。

3位:ホンダ オデッセイ 実燃費9.39km/L

(10・15モードカタログ燃費13.2km/L)
かつてはミニバンを代表する車種であったが、低床低重心化によりステーションワゴン風になってしまった。
ミニバンとしては低めの室内高は広々感に欠けるが、燃費では有利。

4位:トヨタ アルファード/ヴェルファイア 実燃費9.18km/L

(10・15モードカタログ燃費11.6km/L)
車体サイズの割りに燃費がいいのには驚かされる。
ただし、足回りやハンドリング性能に関しては、あまり誉められない。

5位:三菱 デリカD:5 実燃費8.63km/L

(10・15モードカタログ燃費13.2km/L)
三菱車がスルーされる風潮が長く続いているが、デリカD:5は三菱の中では比較的人気車種。
意外にしっかりした走りで、所有してから良さがわかる車だ。

6位:トヨタ エスティマ 実燃費8.63km/L

(10・15モードカタログ燃費12.4km/L)
同じトヨタ車のアルファード/ヴェルファイアと比較して、エスティマの方がボディが小さいのに実燃費では悪い結果が出ている。
ドライバーの走り方の差が大きく反映していそうだ。

7位:日産 エルグランド 実燃費8.58km/L

(10・15モードカタログ燃費11.6km/L)
豪華さに加え、走りの性能にもこだわりを持った大型ミニバンで人気が高い。
2010年のフルモデルチェンジで、設計が新しい割には実燃費が良くなかった。

8位:マツダ MPV 実燃費8.47km/L

(10・15モードカタログ燃費12.2km/L)
MPV
豪華仕様になりがちな大型ミニバンの中、質実剛健なシンプルさが特徴。
車体価格が安く手に届きやすい。
マツダらしいしっかりとしたハンドリング性能が魅力だ。

9位:ホンダ エリシオン 実燃費8.43km/L

(10・15モードカタログ燃費9.9km/L)
2004年のデビューから時間が経っており、基本設計が古い。
燃費面では他車より劣る。
エクステリアはマイナチェンジしており、古臭さを感じない。

2.3L~ミニバンの実燃費ランキングまとめ

大型ミニバンを所有する時は相当な燃費の悪さを覚悟してしまうが、最近の車種では極端に燃費の悪い車種は無い。
最も悪いエリシオンですら8km/Lを超えるのには驚きである。
車種ごとの差が少ないので、ドライバーのアクセルの踏み加減で大きく燃費は上下しそうだ。
アルファード/ヴェルファイアなどの車種へのハイブリッドバージョンが待望されている。

過去記事(2011/04/27)

VWシャラン vs 日産エルグランドを比較

エルグランド、シャランを比較してみる

ドイツVWからLクラスミニバンとしてシャランが参入してきた。
価格帯がエルグランドに近いため、比較対象となることが多い。
この2車種を比較してみる。

意外と大きいシャランのサイズ

シャラン比較エルグランド

威圧感を全面に出したエルグランドのエクステリアに対し、ポロやゴルフの系統の大人しめのフロントフェイスは、一目見た時に受ける大きさの印象が随分違う。
エルグランドの方がかなり大きく見えるのだ。
実際の寸法でも、全高が65mm、全長が60mmエルグランドの方が大きい。
ただし、全幅に関しては、60mmシャランの方が大きい。
シャランの1910mmという広い全幅は、購入を検討するユーザーにとって躊躇する部分でもある。
日本の道路や駐車場では不便に感じることが、少なからずあるからだ。
このあたりは、日本の事情に合わせこんだ、エルグランドの使い勝手の良さが優位に感じられる部分である。

室内の広さについてはシャランはエルグランドと比較してワンサイズ下に感じる。
エルグランドは全高の高さからくる圧倒的な広さが魅力だ。
エルグランドは先代モデルから全高を低くする進化を遂げてきたのだが、それでもシャランと比較すれば、エルグランドはLクラスミニバンとして、十分な広さを持っていることがわかる。
シャランは日本車で言えばエスティマに近い室内の広さである。

アルファード、ヴェルファイアは比較対象とならないのか?

シャランを購入検討するユーザーは、足回りやシャシー性能を重視するクルマ好きな人が多い。
一方、トヨタのアルファード、ヴェルファイアはエクステリアの高級感やインテリアの豪華さなど、見た目の質感に重点を置いた設計だ。
足回りやシャシー性能は、日本の道路事情に合わせたオーバースペックでないものに留まっている。
同じ国産車でもエルグランドはハンドリング性能など、走りに関わる部分にコストを掛け、トヨタのミニバンとの差別化を計ってきた。
そういう意味で、走りに拘るユーザーがVWのシャランと日産のエルグランドを購入比較するケースが多いのだ。

シャランの荷室はフルフラット可能

エルグランド
エルグランド フルフラット
エルグランドとシャランはの2列目、3列目のシートアレンジは少し方式が異なる。
エルグランドは、荷室空間の拡大という意味では3列目を倒してフラットにすることしかできない。しかし、2列目の背もたれを後ろに倒して3列目シートと連結させ、人がくつろぐ為のフラットな空間を作ることが可能だ。

一方、シャランは2列目と3列目を前に倒した広いフルフラットの荷室を作ることができる。
これなら、大型の荷物も載せやすい。あるいは、マットをひいて車中泊をするのもいいだろう。
エルグランドは豪華な2列目シートが魅力的だが、シートアレンジという点では少し犠牲になっているので、購入時にはチェックしておきたい。

シャラン
シャラン フルフラット

エンジン、トランスミッション

エルグランドは2.5LエンジンにCVTの組み合わせという、日本車のLクラスミニバンとしては標準的な構成である。
CVTの搭載によって以前と比べ燃費性能は改善した。
2.5Lエンジンの余裕の走りも魅力だ。

シャランは最近のVW車が得意とするTSIエンジンを搭載している。
これは、燃費性能の良い小排気量エンジンにターボとスーパーチャージャーを装備させてトルク不足を補うエンジンだ。
これにより、低燃費性能と高出力という相反する性能を共に引き出すことに成功している。
1.8tを超える車体重量のシャランであるが、エンジン排気量はわずか1.4Lだ。
小排気量エンジンは燃費だけでなく、法定費用も軽減される。自動車税の負担はエルグランドと比較して年間1万円も安くなる。
トランスミッションは6速DSGである。これも最近のVW車の得意とするトランスミッションで日本車には見られない。
DSGとは簡単に言うと、従来のオートマと同様の簡単な操作で、マニュアル並の効率の高さが得られるトランスミッション方式だ。

燃費性能と経済性

10・15モード燃費は、エルグランド10.4km/Lに対して、シャランは14.0km/L。
シャランのTSIエンジンと6速DSGの優位性が大きく出た結果となった。

ただし、単純に経済性だけで考えるとエルグランドとほぼ同等だということは言っておきたい。
車体価格でおよそ40万円もエルグランドの方が安くなるのだ。
TSIエンジンは高性能だが、複雑な機構のためコスト高が避けられない。
ガソリン代、法定費用の負担はシャランの方が安いが、トータルではエルグランドとあまりかわらないものになるだろう。
シャランとエルグランドで悩んだなら、コストのことは考えずに純粋に気に入った方を買えばいいのではと思う。

過去記事(2010/12/30)

日産E52新型エルグランド(2代目)ユーザー評価、トラブル、メンテナンス報告

オーナーは新型E52エルグランドのココに満足評価している

低床化プラットフォーム

先代E51にくらべ低床化させたことにより重心が低くなり車体が安定した。
ハンドリング性能が格段に良くなり、乗り心地も走行時にゆったりくつろげるほどに向上している。
街乗りも高速道路走行時も横揺れ・縦揺れが少なくなりドライバーも同乗者も疲れを感じにくくなっている。
さらに、足回りサスペンションは前が独立懸架ストラット式、後が独立懸架マルチリンク式となっておりミニバンのライバルのアルファードに対して大きなアドバンテージとなっている。
高速道路のカーブでもロールは抑え目でしっかり踏ん張ってくれる。
先代E51はFRであったのに対し、新型E52がFF化しているがこのことに不満を言うオーナー見つけることができなかったほどだ。

熟成エンジンとCVTの組み合わせで実燃費が向上

スポーツセダンからの乗換えでもQR25DE 2.5L 直4エンジンに大きな不満を感じることは少ないだろう。
2.5LのQR25DEは街乗りも高速道路でのロングドライブもしっかりこなせる。
もちろん経済的余裕があればV6 3.5LのVQ35DEエンジンを選ばない理由は無い。
とくにフル乗車の機会が多いなら3.5L,VQ35DEをおすすめしたい。
日産エクストロニックCVT-M6採用の効果で実燃費も良くなっている。
走行条件によって変わるが、先代E51が6km/L程度の条件では新型E52は8km/L前後は期待してよいだろう。
条件によっては11km/L以上の報告もある。
ちなみにFF,2.5Lモデルでの10・15モード燃料消費率は11.6、JC08モード燃料消費率は10.8となっている。
燃費対策としては、可変バルブタイミング、自動無段変速機(CVT)、ロックアップ機構付トルコン、電動ポンプ式油圧パワーステアリング、発電電圧可変制御のシステムを備えている。

高級感はクラス最高

オーナーの多くはメカニズム的な部分よりも圧倒的な高級感に満足している声が多い。
風邪きり音や雨天時の水しぶきの騒音も少ない。
静粛性の高い静かな車内、アクセルを踏み込んでも排気音に品格がある。
シートの座り心地、操作性、スライドドアの開閉がスムーズである。
また、E51ではスライドドア側の窓が開けられず不満に思うオーナーがいたが、新型E52では窓の開閉が可能だ。
高級感のある進化した使いやすいナビ周りやインパネも評判がいい。
エルグランド

E52の不満、欠点、短所

フォグランプの暗さに不満をもつオーナーがいくらかいるようだ。
また、オットマンの操作性を気にするオーナーもいるので購入前に確認しておきたい。

圧倒的な広さは無くなった

先代E51のような大型ミニバン特有の広さはなくなった。
これは重心を下げるために低床化だけでなくルーフも下げたことに起因してる。
これにより、前述の素晴らしいハンドリング、乗り心地を実現させたのだが、積載量はやや少なくなっている。
自転車、特にママチャリ等を頻繁に乗せる場合は要チェックだ。

新型E52エルグランドの故障、トラブル、メンテナンス

現在のところ大きな故障、トラブル報告はない。
2.5LモデルでQR25DEエンジンのアイドリングが不安定になる不調が報告されている。
これは、アイドリング管理の再学習で簡単に解決したという報告がある。

タイミングチェーン採用

2.5L,QR25DE / 3.5L,VQ35DE 共にメンテナンスフリーのタイミングチェーン採用エンジンであるのでタイミングベルトの交換が不要である。
10万kmごとに出費を強いられることはない。

E52新型エルグランド型番

DBA-PE52 FF,2WD,3.5L(350 Highway STAR)
DBA-TE52 FF,2WD,2.5L(250 Highway STAR,250XG)
DBA-PNE52 4WD,3.5L(350 Highway STAR)
DBA-TNE52 4WD,2.5L(250 Highway STAR,250XG)

 RSS

 自動車リサーチ お問い合わせ先