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eKシリーズ、デイズシリーズの販売は停止、再開はされるのか?
三菱自動車の軽自動車eKワゴン、eKスペースおよびそのOEMモデルの日産自動車のデイズ、デイズルークスにおける燃費不正が発覚した。現在は両社のいずれのモデルとも販売停止となっており、ウェブサイトの商品ページは閉鎖されている状況だ。燃費不正の対象台数は62万5000台と影響は大きい。
三菱と日産は軽自動車事業の協業のため、2011年にNMKV社を共同出資により設立。以降、2013年にeKワゴンとデイズ、2014年にeKスペースとデイズルークスを発売し、2016年内にも新たな軽自動車を市場投入する予定であった。
そんな中発覚した燃費不正であるが、これを指摘したのは日産サイドの技術陣であるという。三菱自動車からOEM供給されるモデルの燃費性能が仕様を満たさないことから、原因を調査したところ、シャシーダイナモの抵抗値を意図的に誤ったものを使用し、燃費性能を偽っていたことが明るみとなった。
三菱自動車と日産の軽自動車協業はどうなる?年内のニューモデル発売は中止か?
NMKV社を設立したものの、実際の開発生産は三菱自動車が担っていた。つまり日産は、三菱自動車によって捏造された燃費データに騙されていたことになり、今後のNMKV社の存続および新モデルの発売に影響が出そう。もちろん何より騙されたのはこれらのモデルを購入した消費者ということになり、その補償について注目されることになる。
また三菱自動車は、登録車を含めた他のモデルについても、今回のケースと同様に誤った測定方法を用いていた疑惑があり、燃費不正の対象モデルがさらに増える可能性がある。
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