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東京モーターショー2015、見逃せないモデル(前編)

東京モーターショー2015、マツダ、日産、メルセデスベンツ、ホンダ、スズキ

東京モーターショー2015が10月30日(金)~11月8日(日)の日程で開催中となっている。見逃せない主要モデルをリストアップ。

前編:マツダ、日産、メルセデスベンツ、ホンダ、スズキはこのページ
後編:三菱、レクサス、スバル、ダイハツ、トヨタはリンク先へ

マツダ

まずは西棟1Fの1・2ホールから。マツダではRX-VISIONがメインモデルとなる。RX-8後継のロータリーエンジン搭載モデルを予告するコンセプトカーということで、RX-9としての市販化が待望される。これを見るために東京モーターショーへ訪れたというファンも多いはずだ。

(写真はマツダ・RX-VISION)
マツダ RX-VISION

日産

日産ブースでは、次期ジュークコンセプトとも言われるGRIPZが主力モデルの一つとなる。他に自動運転車のIDSコンセプト、無地インテリアに映像を映し出すTEATRO for DAYZ、ゲームのCONCEPT 2020 VISION GRANTURISMOもあるが、混雑の中あまり時間を割いて見るほどの内容ではないかも。インフィニティQ30やスカイラインクーペが出展されず残念。

(写真は日産・GRIPZ)
日産GRIPZ

(写真は日産・IDSコンセプト)
IDSコンセプト

メルセデスベンツ

長い通路を通り東棟1・2・3ホールへ。メルセデスベンツが東京モーターショー向けにコンセプトカー1台をワールドプレミアさせている。

(写真はメルセデスベンツ・Vision Tokyo)
VISION TOKYO

ホンダ

お隣のホンダでは、燃料電池車CLARITY FUEL CELLの市販モデルがワールドプレミアとなる。NSX、シビックタイプRもそれぞれ市販型が日本初公開となる。

(写真はホンダ・クラリティFUEL CELL)
クラリティ燃料電池車

(写真はホンダ・NSX)
NSX 東京モーターショー2015

(写真はホンダ・シビックタイプR)
シビックタイプR

スズキ

今回のスズキはかなり意欲的。市販型ニューモデルとして、AセグメントクロスオーバーSUVのイグニス、Bセグメントハッチバックのバレーノ、BセグメントクロスオーバーSUVのエスクードを公開。ステージ上にはワールドプレミアのコンセプトカーとして3車種が飾られる。さらに5MTターボのアルトワークスも市販確定ということで見どころ満載となった。

(写真はスズキ・イグニス)
イグニス

(写真はスズキ・バレーノ)
バレーノ

(写真はスズキ・エスクード)
新型エスクード

(写真はスズキ・マイティデッキ コンセプト)
マイティデッキ コンセプト

(写真はスズキ・アルトワークス)
スズキ アルトワークス

通路を挟んで向かいの東棟3・4・5ホールへ(後編:三菱、レクサス、スバル、ダイハツ、トヨタ

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過去記事(2015/10/30)

マツダ・RX-VISION、ロータリーエンジンSKYACTIV-Rを開発中、RX-9コンセプト

RX-VISIONはRX-9を意図したコンセプトモデル、ロータリーエンジン搭載スポーツカー

東京モーターショー2015の一般公開がスタートした。
マツダはコンセプトモデルのRX-VISIONをワールドプレミアさせ、次世代ロータリーエンジンを開発中であることが発表された。

(写真は新型RX-VISION)
RX-VISION

RX-VISIONはSKYACTIV-Rを搭載、2ドアながらもRX-8とホイールベースは同じサイズ

RX-VISIONのボディサイズは全長4389mm×全幅1925mm×全高1160mm。ホイールベースは2700mmとなる。タイヤサイズはフロント245/40R20、リア285/35R20。

マツダ RX-VISION RX-9 RX-VISION

RX-VISIONは2012年まで販売されたロータリースポーツ、RX-8の実質的な後継車種を意図していると考えられ、特にホイールベースに関しては全く同じサイズが与えられた。RX-VISIONはRX-9としての市販化が期待される。

マツダ RX-VISION ロータリー

ドアタイプについては、観音開き式の4ドアであったRX-8に対して、RX-VISIONではシンプルに2ドアとなった。

RX-VISION リアコンビネーションランプ

駆動方式はもちろんFRとなる。RX-VISIONの長いノーズの中に搭載されるのは開発中のロータリーエンジンで、今回SKYACTIV-Rと発表された。このSKYACTIV-Rエンジンの排気量など詳細スペックについてはまだ明らかにされていない。

(写真は16X)
renesis 16x

マツダはRX-8に搭載された13B型ロータリーエンジンを引き継ぐユニットとして、16Xが開発中となっていた。ただし今回の東京モーターショー2015では、これについて特別に言及されることはなく、SKYACTIV-Rは16Xとはまた別のプロジェクトなのかもしれない。

SKYACTIV-Rはハイブリッドや水素ロータリーエンジンである可能性もあるだろう。

過去記事(2015/10/13)

RX-9を予告か?マツダスポーツコンセプトが東京モーターショーで発表予定

マツダがRX-9を予告か、東京モーターショー2015で新型コンセプトを発表

マツダは2015年10月30日に一般公開日を迎える東京モーターショー2015で、新型スポーツコンセプトカーを発表する予定となっている。

(写真はマツダスポーツコンセプト)
MAZDA スポーツコンセプト RX-9

マツダはこれに先駆けて画像一点を公開。これからはキャビンスペースが引き締められた2ドアクーペスタイルのモデルであることがわかる。リアのデザインは部分的にロードスターとの共通点も見られる。ブレーキランプは丸目の4灯式となりそうだ。

RX-9 マツダスポーツコンセプト

マツダは先月9月に開催されたフランクフルトモーターショー2015で新型コンセプトカーの越(KOERU)を発表したばかり。これはアクセラサイズのクロスオーバーSUVの提案であった。

(写真はKOERUコンセプト)
越KOERUコンセプト ワールドプレミア

そして東京で発表される新型コンセプトもやはり漢字一文字のモデル名が与えられると予想される。

マツダはロータリーエンジンの開発を継続中、レンジエクステンダー向け発電専用という道も

新型スポーツコンセプトのボディサイズは明らかとなっていないが、画像を見る限りロードスターよりも大きなクラスであることが推定される。となると、RX-9に相当するモデルである可能性が考えられる。

(写真は開発中のロータリーエンジン 16X)
renesis 16x

マツダでは、規模は縮小されているもののロータリーエンジンの開発が継続されている。RX-8以降に公開されてきた開発中のロータリーエンジンは、800cc×2ローターの16Xと呼ばれるもの。そして、330cc×1ローターのレンジエクステンダー向け発電専用エンジンもあった。これらの何れかが新型スポーツコンセプトに搭載ということになると、RX-9を予告するモデルとして注目を集めそうだ。

過去記事(2013/07/16)

RX-9はロータリーハイブリッドエンジン搭載で2015年発売計画、RX-8後継車あり

RX-9に搭載される新開発ロータリーエンジンが東京モーターショーで発表か

昨年2012年に生産が終了したRX-8の後継車、RX-9の開発が進行しているようだ。2013年11月の東京モーターショーでは、まだRX-9の車体そのものとまではいかないが、開発中のロータリーエンジンユニット16Xの進化版が発表される可能性が高い。
コンセプトモデル しなり
写真はRX-9のデザインコンセプトとも言われていた靭(SHINARI)。東京モーターショー2011発表モデルであるが、今年2013年も新たなコンセプトカーの発表を期待したいところだ。

RX-8後継、RX-9はロータリーハイブリッドエンジン搭載

さて、ロータリーエンジン開発の大きな課題は、熟成が進んだレシプロエンジンと比較して環境性能が絶対的に劣るということに尽きるわけだが、これを克服する手段として有力になってきているのがハイブリッド化である。

既にアウディはA1 eトロンとして、レンジエクステンダー方式によるロータリーハイブリッドカーを市販化させている。振動が少ないというロータリーエンジンの長所を活かしたシステムで、254cc×1ローターによるエンジンは発電専用ということになる。ただし、これではスポーツカーとして受け入れられるシステムとは言えないだろう。
(アウディ・A1 e-tron)
アウディA1 e-tron レンジエクステンダー

マツダでRX-9として開発が進められている16X型エンジンは、800cc×2ローターによるもの。RX-8に搭載されていた13B型の654cc×2ローターよりも排気量がアップしており、これはとても発電専用エンジンとは考えられない。つまり、通常のレシプロエンジンによるハイブリッドシステムと同様に、トルクの薄い低回転域をモーター駆動で補うシステムになると予測される。
(写真は次世代ロータリーエンジン16X)
renesis 16x
また、RX-9のようなスポーツカーの開発は経営的な状況にも左右されがちだ。最近のマツダは、CX-5やアテンザの世界販売が好調なうえ、2013年秋にデビューする新型アクセラも大ヒットの予感。さらに、他社より国内生産比率が高いマツダは円安の恩恵を受けやすく、これも追い風だ。RX-9およびロータリーエンジンの開発環境は以前より改善していると考えられ、2015年目標の市販化計画は、より現実的になったと判断している。

過去記事(2012/12/05)

RX-8後継車か?ロータリーエンジン搭載レンジエクステンダーEVを発売予定

マツダのロータリーエンジン開発は継続している

最近のマツダは、クリーンディーゼルなど走りと環境性能の両立を目指す技術が前面に押し出されており、スカイアクティブテクノロジーとして広くプロモーションが行われている。そんな中、かつてのマツダの代名詞でもあったロータリーエンジンの存続を危惧する声も多く聞かれる。
しかし、ロータリーエンジンの開発は継続して行われているようなので安心して欲しい。RX-8開発時に比べ規模は縮小されてはいるものの、20人程度のロータリーエンジン開発チームがマツダ社内で現在も存在しているようだ。

(写真は次世代型ロータリーエンジンのRenesis 16X)
renesis 16x

RX-8後継車よりも、ロータリーレンジエクステンダーEVが先に登場しそう

マツダのロータリーチームで開発目標となっている次世代型ロータリーエンジン搭載車種としては、現在のところ二車種が候補として考えられる。

一つはRX-8後継車としてのRX-9である。しかし、燃費性能や環境対応の遅れで実用化はまだまだ先。一応の目安として、2015年にRX-9の市販化目標が掲げられているようであるがこれも噂レベルの話。今後どうなるかわからないだろう。

二つ目の車種として考えられるのが、ロータリーエンジンによる発電機を装備したレンジエクステンダー方式のEVである。つまりロータリーエンジンが搭載されるものの、その使用は発電のみに限られ、駆動力は電気モーターから得ることになる。ロータリーエンジンはレシプロエンジンに比べ小型軽量で低振動というメリットがありその可能性に期待したい。2012年8月にはマツダ社長自らが、このレンジエクステンダーEVの存在を示唆する発言があり、その発売予定は来年2013年となっている。

つまり、ロータリーエンジンファンの多くが望んでいるような、RX-8後継車つまりRX-9としてロータリースポーツが復活するには、まだまだ厳しい状況である。しかし、ロータリーエンジンの歴史は途絶えていない。今後、スポーツカーとして復活する余地は、まだまだ残されていると考える。

過去記事(2011/12/15)

RX-9のコンセプトカー靭(しなり)、RX-8後継

RX-9として期待が高まるコンセプトカー靭(しなり)

RX-9の発表を待たずして、マツダのロータリーエンジン搭載車RX-8の生産が、2012年6月をもって終了する。
特別仕様車RX-8 SPIRIT Rが発売されるなど、RX-8の販売は最終段階にきている。
マツダではRX-8の販売終了後もロータリーエンジンの販売を続けるとしながらも、未だ後継車種を発表することができていない。
RX-8生産終了後は、一時的ではあってもロータリーの歴史が止まるのは確実だ。
そんななか、次期ロータリーエンジン搭載車として注目されているのが、コンセプトカーの靭(しなり)である。
この靭こそが、RX-9のボディラインとして引き継がれる可能性が高い。
RX-9の市販化が難航する原因は、ロータリーエンジンの燃費性能にある。
マツダの掲げる全モデル30%の燃費向上計画は、開発中の次世代ロータリーエンジン16Xをもってしても達成できておらず、今後さらなる技術革新が必要となっている。

RX-9はラグジュアリースポーツになる

前述のロータリーエンジンのもつ燃費性能の問題が解決すれば、RX-9の市販化は現実的になってくる。
RX-7までの軽量スポーツ路線から、RX-8では4ドアスポーツへとファン層のニーズに合わせて進化してきたマツダのロータリー。
RX-9では、ラグジュアリースポーツクーペとして進化するという。
そのコンセプトモデルこそが、写真の靭(しなり)である。
RX-9 SHINARI

次世代ロータリーエンジン16Xの搭載には、コスト高になる燃費向上策も採用していかなければならない。
そうなると、車体価格はこれまでのような少し高めのファミリカーという範囲を超えてくるはずだ。
RX-9は、それに見合った高級感を持つ、ラグジュアリースポーツへと進化するだろう。

過去記事(2011/09/15)

RX-9 16Xの開発は進んでいるのか?RX-8後継

RX-8の生産停止とRX-9の可能性

RX-8は販売中のモデルのなかで、世界で唯一ロータリーエンジンを搭載した量産車であるが、欧州では排ガスの新基準ユーロ5に対応できず、さらに北米では円高による採算性の悪化が原因でRX-8のグローバル販売が縮小しつつある。
RX-8は広島の宇品工場で全台数を生産しており、ここから輸出。
現地生産が主となっている他車種と違い、為替の影響を大きく受けてしまうという事情がある。
こうなれば、国内しか販売先が無くなってしまうわけだが、その国内も年々販売台数を減らしており、昨年の2010年には年間1000台を割りこんでしまった。
現在のところ、日本向けの販売は続けられているが、このまま生産を継続するのは難しい状況になっている。
さらに、2013年のJC08モード表示の義務化も足枷になる。
販売台数が年間1000台未満の車種に対して、JC08モード燃費の測定コストが見合わなくなっているのだ。
つまり、現行RX-8は遅くとも2013年までには日本でも販売停止ということになりそうだ。
そんな中、気になるのが後継モデルとなるRX-9の進捗状況だ。

(写真は生産が縮小されるRX-8)
rx-8

RENESIS X16の開発が遅れている

RX-8の後継車種、RX-9に搭載予定となっているのが、次世代ロータリーエンジンのRENESIS 16X。
現行RX-8の13B型が654cc×2ローターに対して、16Xは800cc×2ローターと排気量をアップ、さらに直噴化などが施される。
スカイアクティブテクノロジーの一環としてSKYACTIV-Rのプロジェクトも立ち上がっているが、この進捗が良くないという。
当然、排ガスに関しても新基準に適合するものを目指して開発されている。
renesis 16x

2020年の新規制値も問題視する意見も

次期モデルとなるRX-9、早くても2015年のデビューとなるだろうという読みが強いが、この時期であればまた別の問題が障害になってくる。
CO2排出量規制の基準が2020年で新しくなってしまうのだ。
こうなると2015年で基準をクリアさせたRX-9がデビューしても、5年で販売できなくなる。
これでは、もはやロータリーの存続自体が難しいのではということだ。
しかし、この手のクルマはデビュー直後しか売れないというのも事実。
実際にRX-8では、2004年は1万4千台以上も売れたが、2010年は1000台も売れていない。
販売期間が5年でも7年でも総販売台数自体はそんなに変わらないということだ。
これならやはり、RX-9の2015年デビューが濃厚ではと考える。

ただし、純ガソリンエンジン車としての存続は難しいかもしれない。
水素ロータリーも環境対応の一つだが、水素インフラの問題で2015年の段階では非現実的。
これは無いだろう。

電気自動車の発電機として、つまりレンジエクステンダーでの採用も検討されている。
ロータリーエンジンは小型で低振動、低騒音という長所から、発電機として適している。
EVとロータリーエンジンの組み合わせはコンセプトカーの段階ではあるが、アウディA1 eトロンで実現している。
しかし、このような発電専用エンジンとしてのロータリーでは、これまでのRX-7、RX-8のファンは選ばないだろう。

ユーザーのニーズと技術的なものが一致する手段として、ハイブリッドエンジン化が最も現実的ではないかと考える。