【新型ノア】フルモデルチェンジ、車両価格267万円~、ハイブリッド305万円~

ノア・ヴォクシー

トヨタのミドルクラスミニバン、新型ノアがフルモデルチェンジ発売となった。

ノア MODELLISTA 15

新型ヴォクシーもフルモデルチェンジ、エアログレードのみのラインアップ
新型【ヴォクシー/ノア】マイナーチェンジいつ?2025年夏秋頃の一部改良を想定、従来型を追加生産少数台数に限り受注受付、2026年から台湾並行生産検討、スケジュール遅れは認証不正が原因か【特別仕様車 煌4 WxB 出ない?】フル擬装テストカーが再びスパイショット【トヨタ最新情報】12.3インチフル液晶メーター採用せず
トヨタの人気ミニバン「ノア・ヴォクシー」は、2025年夏から秋にかけて実施が見込まれる一部改良により、従来型モデルの生産延長や受注停止状況、新規契約ユーザーによる追加受注といった多様な変化が生じると予測されています。本改良は、従来のフルモデルチェンジ後の改良と比較して大幅な仕様変更を伴わないマイナーチェンジに留まる見込みですが、価格改定や販売店での対応が注目されています。従来型モデルは依然としてリーズナブルな価格設定で、購入の好機とされる一方、現行型90系は近年の値上げがなく、今回の改良で大幅な値上げが予想されるため、消費者にとっては検討すべき重要なポイントとなります。また、フェイスリフトや最新の液晶メーター導入などの大きな変更は予定されず、認証不正問題などの社内課題も影響している可能性が示唆され、市場動向や今後の生産計画について幅広い視点から情報が提供される内容となっています。

新型ノアのグレード構成と価格

新型ノアのグレード構成および車両本体価格。

(※価格は、消費税込み車両本体価格)

モデル エンジン グレード 乗車定員(人) 駆動方式 価格※
ノア ガソリン X 7 or 8 FF \2,670,000
4WD \2,868,000
G 7 or 8 FF \2,970,000
4WD \3,168,000
Z 7 FF \3,240,000
4WD \3,438,000
S-G 7 or 8 FF \3,040,000
4WD \3,238,000
S-Z 7 FF \3,320,000
4WD \3,518,000
ハイブリッド X 7 or 8 FF \3,050,000
7 E-Four \3,270,000
G 7 or 8 FF \3,320,000
7 E-Four \3,540,000
Z 7 FF \3,590,000
E-Four \3,810,000
S-G 7 or 8 FF \3,390,000
7 E-Four \3,610,000
S-Z 7 FF \3,670,000
E-Four \3,890,000

新型ノア MODELLISTAが東京オートサロン2022に出品

東京オートサロンではMODELLISTAによるカスタマイズモデルが公開された。

新型ノアのカスタマイズモデルは、「Brand new Elegance」をデザインコンセプトに、ワイドに伸びたメッキ加飾が施され、精悍さの中にエレガンスを感じる個性的な表情が演出された。

ノア MODELLISTA 6 ノア MODELLISTA トヨタ ノア MODELLISTA フロントグリル ノア MODELLISTA 1 ノア MODELLISTA 4 ノア MODELLISTA 5

「MODELLISTA エアロパーツセット」は「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」と、メッキ加飾の煌めきを際立たせた「フロントグリルキット」、先進的でプレミアム感あふれる「シグネチャーイルミブレード」、LEDの組み合わせでリヤビューに存在感を与える「イルミルーフスポイラー」の6点セットと、「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」のみの3点のセットが用意された。

ノア MODELLISTA 3 ノア MODELLISTA 8 ノア MODELLISTA 7 ノア MODELLISTA ホイール ノア MODELLISTA 9 ノア MODELLISTA 10 ノア MODELLISTA 2 ノア MODELLISTA 11

新型ノア、フルモデルチェンジでTNGA(GA-C)プラットフォーム採用

ノア S-Z

新型ノア S-Z

新型ノアはフルモデルチェンジで、TNGAプラットフォーム(GA-C)が採用された。これによりエアログレードと標準グレードともに全幅が1.7mを超えとなり、全車3ナンバー車となった。

新型ノアの販売が先行する、ステップワゴンは少し遅れる

ノア Z

新型ノア Z

発売日を迎えた新型ノアであるが、自動車業界での半導体不足や東南アジアからの部品供給不足の問題が長期化していることを考えると、多くのユーザーが長い納期を待たされることになりそう。

ノア S-Z リアコンビネーションランプ

新型ノア S-Z

先に発表となったライバルの新型ステップワゴンであるが、実際には新型ノアより少し遅いタイミングでの生産・販売スケジュールが組まれており、正式発売の時期は2022年春が予想される。

ノアのライバル、ステップワゴンのフルモデルチェンジについて詳細
新型【ステップワゴン】マイナーチェンジいつ?一部改良2025年春予想、受注再開近い?フェイスリフトある?AIR EXと特別仕様車BLACK STYLE【ホンダ最新情報】2023年、2024年は値上げだけ、ハイブリッド4WDは2026年以降に可能性
ホンダのステップワゴン現行型は2025年4月に生産終了となる見込みであり、一部改良に向けた準備が進められております。販売店では受注停止措置が取られており、受注再開の噂もあるものの、2月12日現在で再開情報は確認されておりません。2022年5月のフルモデルチェンジ以降、2023年4月と2024年7月に原材料費高騰を反映した価格改定が行われましたが、改良は施されず初期型が販売され続けました。今回の改良では6代目として初の商品改良が盛り込まれる見込みで、ベース「AIR」に上級「AIR EX」や特別仕様車「BLACK STYLE」の追加が想定され、さらなる値上げも予想されます。一方、ハイブリッドモデルe:HEVへの4WD追加は床面構造の大幅変更が必要なため実現しにくく、ホンダは2024年5月のビジネスアップデートで後輪モーター駆動の電気式4WDを2026年以降に市販車へ導入する方針を示しました。また、先進運転支援システム「ホンダセンシング360」の採用やフェイスリフトも期待され、ファンの注目を集めております。正式発表により改良内容の詳細が順次明らかにされる見込みで今後の情報公開が期待されます。
 
ノア Z リアコンビネーションランプ

新型ノア Z

ノア S-G インテリア

新型ノア S-G

ノアのフルモデルチェンジが引き金、ミニバン戦争、参戦リスト

そして、この新型ノアの発売を皮切りに、2023年までに新型ミニバンが続々発売される予定となっている。国内市場はミニバン戦争に突入する。

【ミニバン戦争、参戦予定リスト】
2022年1月 トヨタ ノア/ヴォクシー FMC(中型)
2022年5月 ホンダ ステップワゴン FMC(中型)
2022年8月 トヨタ シエンタ FMC(小型)
2022年後半 日産 セレナ FMC(中型)
2023年前半 トヨタ アルファード FMC(大型)
2023年後半 日産 エルグランド FMC(大型)
2023年?? 日産 ノート派生新型(小型)
2023年?? ダイハツ ブーンルミナス後継 (小型)
2023年?? ホンダ フリード FMC(小型)

フルモデルチェンジでノア残される、トヨタの中型ミニバン統合

今回のフルモデルチェンジで、三姉妹モデルの体制で販売されてきたトヨタ中型ミニバンのラインアップは大幅に縮小された。

なかでもエスクァイアは、プレミアムな内外装が与えられ、上級ポジションで販売されてきたが、新型は用意されず廃止となった。

エスクァイア

従来型エスクァイア

また新型ヴォクシーは、上級エアログレードのみが設定され標準グレードは廃止となった。
新型【ヴォクシー/ノア】マイナーチェンジいつ?2025年夏秋頃の一部改良を想定、従来型を追加生産少数台数に限り受注受付、2026年から台湾並行生産検討、スケジュール遅れは認証不正が原因か【特別仕様車 煌4 WxB 出ない?】フル擬装テストカーが再びスパイショット【トヨタ最新情報】12.3インチフル液晶メーター採用せず
トヨタの人気ミニバン「ノア・ヴォクシー」は、2025年夏から秋にかけて実施が見込まれる一部改良により、従来型モデルの生産延長や受注停止状況、新規契約ユーザーによる追加受注といった多様な変化が生じると予測されています。本改良は、従来のフルモデルチェンジ後の改良と比較して大幅な仕様変更を伴わないマイナーチェンジに留まる見込みですが、価格改定や販売店での対応が注目されています。従来型モデルは依然としてリーズナブルな価格設定で、購入の好機とされる一方、現行型90系は近年の値上げがなく、今回の改良で大幅な値上げが予想されるため、消費者にとっては検討すべき重要なポイントとなります。また、フェイスリフトや最新の液晶メーター導入などの大きな変更は予定されず、認証不正問題などの社内課題も影響している可能性が示唆され、市場動向や今後の生産計画について幅広い視点から情報が提供される内容となっています。

そして、ノアは標準グレードとエアログレードの両方が継続され、トヨタ中型ミニバンのメインストリームモデルとなる。

新型ノアはフルモデルチェンジでGA-C車種とプラットフォーム共用

ボディサイズは、ノアの標準グレードにおいても全幅が1.7mを超えた。5ナンバー車は用意されない。ノア標準グレードのボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895mmで、全幅だけでなく全高もアップされ居住性が向上される。

C-HR TNGA THS2

新型ノアはTNGA(GA-C)プラットフォームをベースに開発される。これまでGA-Cを採用してきた車種は、プリウス、C-HR、レクサスUX、カローラといったあたり。新型ではこれらのモデルとプラットフォームを共用することで開発コストを集中させ、ハイレベルな技術を投入していく狙いがある。

CH-R

C-HR(TNGA-C採用モデル)

プラットフォーム共用とはいえ、それぞれが全く同じボディ骨格を持つというわけではない。特にノアのようなミニバン車種はボディ形状が特殊である。ルーフは高く、キャビンは箱型、スライドドアと三列目シートを装備し、フロアはフラット。このあたりは新型ノアのために専用設計していくしかない。

TNGA プリウス

TNGA (GA-C)

共用される代表的な部分はエンジンルームと、そこに搭載されるパワートレインということになる。

新型ノアが採用するGA-Cは、全て3ナンバー車

カローラフィールダー

先代カローラ フィールダー(5ナンバー車)

かつてカローラがGA-C化されるときには、法人需要から5ナンバー車の継続が求められた。カローラのグローバルモデルの全幅は1790mmにもなり、大き過ぎるというわけだ。そして、国内向けには専用設計されたナローボディが提供された。しかし、その全幅は1745mmまでしか縮めることができず、全車3ナンバーとなった経緯がある。

ノア GR フロントグリル

ノアのライバル、セレナは2022年新型にフルモデルチェンジか

セレナ e-POWER

ミドルクラスミニバンのライバル、日産・セレナは早くても2022年秋頃のフルモデルチェンジとなりそう。

半導体不足の問題は、特に日産では深刻な影響を受けている。セレナの発売時期も延期される可能性が高いだろう。新型ノアの発売スケジュールから約半年から1年遅れのタイミングになる可能性がある。トヨタvsホンダのミニバン競争に遅れることになるだろう。

また、搭載されるe-POWERは、新型ノートで採用された新技術を導入し、主力パワートレインとしての存在感が高められる。

そして、ルノーとの共通プラットフォームであるCMF-C/Dが採用される見込み。これにより全車3ナンバー化される可能性が高い。グローバル向け共通プラットフォームの採用で、国内向け5ナンバーサイズの維持が難しい事情は、新型ノアと同じのようである。

ノアのライバル、ステップワゴンの新型へのフルモデルチェンジは2022年春

ステップワゴン SPADA

現行ステップワゴン SPADA

ステップワゴンのフルモデルチェンジは2022年の春頃が予告されている。既に予約受付中となっている。既にトヨタvsホンダによるミニバン戦争が勃発している。

現行型ステップワゴンは不人気車としての実績を残してしまった。その原因の一つが「わくわくゲート」であるとされているが、これは廃止された。

ノアのライバル、ステップワゴンのFMCについて、詳しくは、
新型【ステップワゴン】マイナーチェンジいつ?一部改良2025年春予想、受注再開近い?フェイスリフトある?AIR EXと特別仕様車BLACK STYLE【ホンダ最新情報】2023年、2024年は値上げだけ、ハイブリッド4WDは2026年以降に可能性
ホンダのステップワゴン現行型は2025年4月に生産終了となる見込みであり、一部改良に向けた準備が進められております。販売店では受注停止措置が取られており、受注再開の噂もあるものの、2月12日現在で再開情報は確認されておりません。2022年5月のフルモデルチェンジ以降、2023年4月と2024年7月に原材料費高騰を反映した価格改定が行われましたが、改良は施されず初期型が販売され続けました。今回の改良では6代目として初の商品改良が盛り込まれる見込みで、ベース「AIR」に上級「AIR EX」や特別仕様車「BLACK STYLE」の追加が想定され、さらなる値上げも予想されます。一方、ハイブリッドモデルe:HEVへの4WD追加は床面構造の大幅変更が必要なため実現しにくく、ホンダは2024年5月のビジネスアップデートで後輪モーター駆動の電気式4WDを2026年以降に市販車へ導入する方針を示しました。また、先進運転支援システム「ホンダセンシング360」の採用やフェイスリフトも期待され、ファンの注目を集めております。正式発表により改良内容の詳細が順次明らかにされる見込みで今後の情報公開が期待されます。

新型となるノアよりも5人乗りワゴンが人気

フルモデルチェンジでトヨタのミドルクラスミニバンが車種統合される理由は、販売チャネル統合によるものだけではないと見ている。そもそも以前のように3列シートミニバンが売れていないのだ。

TANK

タンク(ルーミーに統合)

そんななか、人気となっているのが5人乗りのハイトワゴン車である。ダイハツ・トールのOEMモデルで、トヨタではルーミーのモデルネームでラインアップされる。姉妹車として、もう一種類あったタンクはルーミーに統合となった。

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