【新着】日産セレナ フルモデルチェンジ予測2022年後半、1.5L e-POWER搭載、弟分ノート ミニバンはデマか

セレナ

セレナ e-POWER 東京モーターショー2017

  • セレナのフルモデルチェンジは2022年後半予想
  • 日産ルノー共同開発、CMF-C/Dプラットフォーム
  • 全幅拡大で全車3ナンバーの可能性
  • 新開発1.5L e-POWERの可能性
  • セレナの弟分、コンパクトミニバンの真相はデマ、ノート・オーラ
  • ライバルのノアが一強状態になる見込み
  • 不人気車ステップワゴンも次期型開発中

以下で、「自動車リサーチ」が詳しく説明していきます。

現行型セレナは販売期間6年でフルモデルチェンジへ

現行型セレナは2016年に発売された5代目モデル。プロパイロットe-POWERといった日産の最新技術が導入されており、ユーザーからの満足度、注目度も高い。2018年には、元会長のカルロス・ゴーン氏が逮捕されるなど、日産のブランドイメージを損なう大事件もあったが、このセレナに限ってはセールスが好調であった。ミニバン販売台数ナンバーワンの座を2018年度、2019年度と2年連続達成しており、日産の人気車種としての面目を保った形となった。

セレナ e-POWER

そんなセレナの6代目に向けたフルモデルチェンジが計画されている。発表、発売時期として2022年の後半が予想される。

CMFプラットフォームで開発中の次期セレナ

エスパス

ルノー・エスパス

次期セレナは、ルノーと日産が共同開発したCMF-C/Dプラットフォームを採用し、開発が進められている。これまでにCMF-C/Dプラットフォームが採用された主なモデルは、日産・エクストレイルなど。そして3列シートミニバンとしてもルノー・エスパスが存在する。

エスパスのボディサイズは
全長4860mm
全幅1890mm
全高1680mm
ホイールベース2885mm
である。

これは日本のミドルクラスミニバンの市場で求められるボディサイズとはマッチしない。現行セレナより全高が185mm程度も低くければ居住性で不満が出るだろうし、全幅においてもエスパスでは入庫できない駐車場が多くなる。次期セレナとエスパスは、共通プラットフォームの3列シート車となるものの、互いのキャラクターは大きく異なる。

ルノー エスパス

ルノー・エスパス

それでも、次期セレナの全幅に関しては、少なくとも1.7mを超える水準にまで拡大せざるを得ない状況になる。つまり5ナンバーモデルは廃止で、全車3ナンバー仕様となる見込みである。

ちなみに国内ミドルクラスミニバンがグローバル向けプラットフォームを採用することで、全車3ナンバーとなる事情は、先にフルモデルチェンジを受けるトヨタ・ノアでも同様のこととなりそうである。

次期ノア ヴォクシー エスクァイアはGA-Cプラットフォームが採用される。詳しくは、
ノアはフルモデルチェンジで全幅拡大3ナンバー

次期セレナもe-POWERが主力パワートレイン

セレナ

シリーズ式ハイブリッドのe-POWERは次期セレナでも採用される見込みである。日産は2020年12月にノートをフルモデルチェンジ発表したばかりであるが、従来からあったガソリンエンジンモデルをラインアップから外し、e-POWER搭載モデルのみを用意してきた。

ノートは全車e-POWER搭載のためエントリー価格は200万円を超えた。詳しくは、
日産ノートが3代目にフルモデルチェンジ、E13型登場

e-POWERは日産の主力パワートレインとしての位置付けが強くなってきており、この流れは次期セレナでも継続される。e-POWERは、燃費性能の良さというよりも、モーター走行ならではの低速域からのキビキビとした加速感に人気がある。

新型ノートからは第2世代のe-POWERに切り替わっており、加速性能、静粛性能、インバーターの小型軽量化といった部分で改良が盛り込まれた。これら主に電動部分の最新技術は次期セレナでも採用されることになる。

そして、次期セレナからは発電専用エンジンにも手が加わり、新開発型が導入される見込みである。

次世代の発電専用エンジンが発表済み、次期セレナは1.5L e-POWER搭載

日産 セレナ

現行のe-POWERに使われる発電専用エンジンは1.2L NAのHR12DE型である。これは古くは2010年発売のK13型マーチに搭載された、従来型エンジン駆動車からの使い回しであった。ここが発電専用に新設計されれば、e-POWERのシステムは飛躍的に性能を伸ばすことができるのではないかと、以前から考えられていた。これがいよいよ実現することになる。

日産は次世代型のe-POWER専用エンジンを2020年10月に発表した。その仕様は直列3気筒1.5Lターボチャージャー付きでミラーサイクルを採用している。ボア×ストロークは79.7mm × 100.2mmのロングストロークエンジンである。ボアの数値までもが現行のHR12DE型と異なっており、完全な新開発エンジンであることがわかる。

エンジンパフォーマンスについて具体的な数値はまだ伏せられているが、最高出力は4800回転で発生するとしている。発電専用ということなので、例えば低回転域からの立ち上がりや、高回転域を使った加速性能といったようなことは求められない。特性の出せる回転数のレンジは狭くてよいので、低騒音発電効率を上げることに特化できる。こういった発電専用ならではの要求を満たすエンジンとなる。

キャシュカイ プロパイロット

現行キャシュカイ

この新型エンジンを使った1.5L e-POWERは、欧州の次期キャシュカイに搭載されることが日産が公式に発表している。新型キャシュカイはまもなく2021年春に欧州で発表される予定。実際の発売時期は、その後となるが、いずれにせよ、2022年後半の発売が見込まれるセレナにも1.5L e-POWERが搭載されることは、現実的な見通しと考えられる。

新型キャシュカイ

新型キャシュカイ

セレナの弟分、ノートがベースの新型ミニバンの噂はデマか

日産ノート 発表

新型ノート

さて、セレナには弟分が加わるのでは、ないかという話があった。新型ノートをベースに3列シートを装備したコンパクトミニバンが出されるという噂である。これが実現するなら、トヨタ・シエンタ、あるいはホンダ・フリードに対抗するモデルとなる。しかし結論を言うと、このノート派生ミニバンの噂はデマであった。

この新型車の真相は、ノートをベースとした派生ハッチバックカーか、あるいはノートのプレミアムグレード程度のもので、通常ハッチバックモデル同様に2列シート5人乗り仕様となる見込みである。車名はノート・オーラで、発売日は2021年春が予定されていた。しかし、これは半導体供給不足の問題で発売延期となり、新たな発売時期として2021年夏頃が想定される

かつて日産のラインアップにはプレミアムBセグメントとしてティーダが国内向けにも用意されていたが、この理念を引き継ぐモデルということになる。

日産は事業構造改革計画 NISSAN NEXTのなかで、現行の69車種から、2023年度までに55車種以下へラインアップを減らすことを発表している。既に2020年7月に中型FFセダンのティアナが廃止となっており、その国内ユーザーの受け皿として、コンパクトながらも上級の内外装を持つモデルが待望されていた。

アルティマ

アルティマ

なお中型のFFセダンそのものは、北米および中国では無くてはならない存在であり、これはアルティマに統合される形で継続される。

NISSAN NEXTでは軽自動車EVについての言及もあった。詳しくは、
日本は軽自動車から【EV化】日産三菱連合の小型電気自動車IMk

セレナのミニバン販売台数1位は終わる、2021年度後半から競争が激化

かつてミニバンブームと呼ばれた時代があったが、現在でもミニバンは国内のファミリーユーザーを中心に人気がある。2021年度後半にはトヨタ勢のノア、ヴォクシー、エスクァイアのフルモデルチェンジが行われる見込みで、ミドルクラスミニバンのカテゴリ全体が活況となりそうである。

ライバルのトヨタ勢は次世代型からヴォクシー、エスクァイアを廃止し、ノアに一本化してくる。これまでの販売台数ランキングでは、名目上はセレナが優勢であることも多かったが、次世代型以降はノアの一強状態になることが予想される。

ノア

現行型ノア

ノアのフルモデルチェンジ情報について。詳しくは、
三姉妹車種統合でノアがミニバン一強時代に

セレナのライバル、ステップワゴンもフルモデルチェンジ

セレナのもう一つのライバル、ホンダ・ステップワゴンについては、当初2021年と考えられていたフルモデルチェンジが遅れる可能性がある。実はステップワゴンは現行型が不人気車となってしまい、販売台数が伸びなかった。ホンダとしても販売台数が多く競争が激しいグローバルモデル、つまりヴェゼルシビックを優先して商品化していかねばならない事情がある。

ステップワゴン SPADA

現行ステップワゴン SPADA

それでも次期型ステップワゴンの開発は進められており、その発売日はセレナのフルモデルチェンジのタイミングと近くなるかもしれない。ステップワゴンは早ければ2022年にフルモデルチェンジとなりそうである。

次期ヴェゼルのティザー画像が公開中。詳しくは、
新型ヴェゼル、2021年2月オンライン世界発表を予定
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