新型【セレナ e-POWER】2022年フルモデルチェンジ、2021年11月特別仕様車が現行型最終か、エクステリア【リーク動画】

セレナ

日産・セレナのフルモデルチェンジの時期は2022年秋が予想される。

セレナ XV エアロ

現行セレナ特別仕様車 XV エアロ

6代目となる次期型発売まで、あと1年といったところであるが、現行型最終モデルとなるであろう特別仕様車セレナ「XV エアロ」が2021年11月に発売された。

日産 セレナ XV エアロ

「XV エアロ」は、専用のエクステリアパーツとしてフロントバンパーが装備された。また、これ以外にもハロゲンフォグランプ、サイドシルプロテクター、リアエアロバンパー、LEDリアコンビネーションランプ、アルミホイールがなど標準装備される。

セレナ XV エアロ 特別仕様車

お買い得な特別仕様車「XV エアロ」の設定でモデル末期の販売体制が整えられたと考えられる。

このタイミングで大掛かりな販売テコ入れがなされると、2022年秋のフルモデルチェンジ時期の延期を疑わなければならないが、そこまでの内容では無さそう。

電子シェード

セレナ 電子シェード

半導体不足に加え東南アジアからの部品供給の問題は残されるが、2022年秋の新型セレナの発売が期待される。

セレナのフルモデルチェンジ、e-POWERは「1.2L」案と「1.5L VCターボ」案のどちらなのか

日産のe-POWERは1.2L発電専用エンジンをベースとするシステムが使われてきた。さらに今後、1.5L VC-TURBOを発電エンジンとするシステムが加わる予定で、これは2022年5月に発売されるエクストレイル日本仕様に搭載されることになるだろう。次期セレナには、どちらのパワートレインが採用されるのかが注目される。

現行セレナは第一世代1.2L e-POWERの強化版を搭載

まず現行セレナに搭載されるe-POWERは、先代ノートに搭載された第一世代e-POWERをベースに、モーター出力のアップ、オイルクーラーの追加、パワーモジュールの強化、リチウムイオンバッテリーの増量などが盛り込まれることで、ミニバンの重量増に対応したシステムである。ただし、その発電エンジンは基本的には先代ノートと同じで、直列3気筒1.2LのNAという仕様であった。

セレナ e-POWER フロントグリル

次期セレナ搭載の可能性① 第二世代1.2L e-POWER

1.2L e-POWERは、2020年にフルモデルチェンジしたノートを皮切りに第2世代型に進化した。この第二世代 1.2L e-POWERをベースに、ミニバン向けに重量増対応されたシステムが、次期セレナ搭載パワートレインの可能性の一つとして考えられる。

ノートのe-POWERは、第1世代から第2世代にかけて、加速性能、静粛性能、インバーターの小型軽量化など広範囲に進化を遂げた。4WDモデルにおいてはリアモーターに50kWという本格的な出力性能が与えられた。また、ノートオーラではフロントモーターが85kWに増強されている。
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次期セレナ搭載の可能性② 1.5L VCターボ e-POWER

e-POWERは、1.2Lに加え、エンジンバリエーションが一つ増やされる計画となっている。これは2022年春に欧州キャシュカイに追加発売される1.5L VCターボ e-POWER搭載モデルの発表により明らかとなっていた。

キャシュカイ

新型キャシュカイ

1.5L VCターボ e-POWERは、速度域の高い欧州での走行に対応したパワートレインと考えられ、新型エクストレイル欧州仕様への搭載も確定的となっている。さらに、搭載モデルは欧州向けに留まらないようで、2022年5月発売のエクストレイル日本仕様への搭載も見込まれる。

エクストレイルと同じ2.0Lクラス車である次期セレナへも、1.5L VCターボの搭載が期待される。

セレナがフルモデルチェンジで搭載する可能性があるVCターボとは?可変圧縮比ターボ量産化は日産だけ

VC-Tエンジン マルチリンク

2.0L VC-Tエンジン

日産だけが商品化に成功した可変圧縮比エンジンは、その2.0L版が海外仕様インフィニティQX50で先行導入されてきた。エンジンの回転数や負荷の状況に応じて、最も熱効率が高くなる圧縮比の設定が可能となり、高出力化と環境性能を両立することができる。高速度域を多用する欧州ならではのニーズ、あるいはボディサイズの大きな車種に適応させるため、VC-Turboの技術でe-POWERを補強したという見方もできるだろう。

次期セレナのエクステリアがプロモーション動画でリークか

山形日産グループ創業60周年を記念するプロモーション動画では、次期セレナのリーク画像と思われるシーンが含まれていた。

【山形日産グループ】創業60周年記念 アニメCM(30秒ver)

ボディ側面は水平基調のキャラクターラインが印象的。大きめの三角窓は現行型を踏襲し、斜め前方視界が確保されている。リアクォーターウィンドウは、現行型よりも控えめな尻上がりとなり、水平基調のデザインに合わせられる。

また、前方部分では、ヘッドランプユニットがコンパクトな横一列配置となり、これは側面のキャラクターラインとも繋がる。上下2段に分割された現行型のヘッドランプユニットと比較して、シンプルに纏められているのがわかる。日産車おなじみのVモーショングリルも継続されている。

セレナ e-POWER

現行 セレナ e-POWER

日産では、ワンサイズ上のミニバン、エルグランドもフルモデルチェンジが計画されているが、その発売時期は2023年となりそう。動画のミニバン車種は、発売日がより近い新型セレナである可能性が高いだろう。

新型セレナも参戦、フルモデルチェンジで国内市場はミニバン戦争に突入

新型セレナのフルモデルチェンジは、2022年秋の実施が予想される。

国内中型ミニバンのセグメントでは、トヨタ・ノアが2022年1月13日に、ホンダ・ステップワゴンが2022年春にフルモデルチェンジされる見込み。その最後に登場する新型セレナは、これらライバルモデルの動向を見極めてからの微調整が可能で、いくらか有利な条件で戦えるかもしれない。

セレナ e-POWER 東京モーターショー2017

現行セレナ e-POWER

セレナはミニバン販売台数1位を目指す、トヨタはノア、ヴォクシーを継続

最大のライバル、トヨタ勢は次世代型から従来3車種に展開していた姉妹モデルをノアに一本化してくるかと思われたが、これはエスクァイアのみ廃止となり、ノアとヴォクシーの2モデルが次期型で継続となりそう。

トヨタ勢はノアとヴォクシーにセールスが二分されるため、車名別販売台数のランキングでは、セレナが有利となる。セレナがミニバン販売台数1位を獲得するかもしれない。

ノア

現行型ノア

ノアのフルモデルチェンジ情報について。詳しくは、
三姉妹車種統合でノアがミニバン一強時代に

セレナのライバル、ステップワゴンもフルモデルチェンジ

セレナのもう一つのライバル、ホンダ・ステップワゴンについては、当初2021年と考えられていたフルモデルチェンジは2022年春まで遅れるだろう。実はステップワゴンは現行型が不人気車となってしまい、販売台数が伸びなかった。ホンダとしても販売台数が多く競争が激しいグローバルモデル、つまりヴェゼルやシビックを優先して商品化していかねばならない事情がある。

セレナのライバルステップワゴンはe:HEVを拡充
ステップワゴンのフルモデルチェンジは2022年春、5ナンバー維持
ステップワゴン SPADA

現行ステップワゴン SPADA

それでも次期型ステップワゴンの開発は進められており、2022年春にフルモデルチェンジとなりそう。2022年のミニバン戦争への参加は避けられない。

2022年フルモデルチェンジ後もセレナに、マイルドハイブリッド車は継続されるのか

e-POWERの仕様に注目が集まる次期セレナであるが、ユーザーサイドでは低価格グレードが残されるのかも重要な問題だ。昨今の日産は、電動車メーカーとしてのブランドイメージを高めるため、パワートレイン選択肢をe-POWERあるいはEVに絞った新型車投入をしてきた。

キックス

キックス

2020年発売のキックス、ノートはいずれもe-POWER専用車。さらに、次期エクストレイルにおいても、日本仕様のパワートレインは、1.5L VCターボ e-POWERのみとなる可能性が高い。車両の電動化は、値上がり幅が大きくなるというデメリットがある。

次期セレナがe-POWER専用車となるかどうかは、日産が計画中の新たな車種、ノート派生ミニバンが市販化されるかどうかも関わってくるだろう。

現行の日産のラインアップでは、3列シート車としてNV200もあるが、これは商用メインのモデルである。実質的には、現行セレナのMR20DD-SM24型を搭載するマイルドハイブリッド仕様が、ミニバン車種のボトムラインとして機能しており、無くてはならない存在となっている。

セレナ e-POWER

かつて日産にはラフェスタという下位モデルがあったが、自社生産車は2012年に終了している。その後は、マツダからプレマシーの車体供給を受けたOEM車種としてラフェスタは存続されたが、これも2018年に販売終了となっている。

ラフェスタハイウェイスター

ラフェスタ ハイウェイスター

そして、これを引き継ぐモデルとして登場が期待されていたのが、新型ノートの3列シート派生車種である。新型ノートの派生モデルについては、そのボディタイプについてあらゆる検討がされている。すでに発売されたプレミアム志向のノートオーラに加え、3列シートのコンパクトミニバンの計画も進行中のようだ。

セレナ

セレナのマイルドハイブリッド車は、ボディサイズ的に格下のコンパクトミニバン、トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリードと競合させ、受注を勝ち取っている現状がある。日産がコンパクトミニバン車種を持たないまま、次期セレナが全車e-POWERとなれば、ここの販売台数を失うことになり、これは避けたいだろう。

セレナはe-POWER専用車となるかもしれないが、その場合はノート派生の新型コンパクトミニバンを発売させることで、現行セレナ マイルドハイブリッドに変わる低価格モデルを用意するというのも一つの可能性として考えられる。

日産 セレナ

ノートは全車e-POWER搭載のためエントリー価格は200万円を超えた。詳しくは、
日産ノートが3代目にフルモデルチェンジ、E13型登場

次世代e-POWERのセレナ搭載は次々回フルモデルチェンジか

日産は、開発中の次世代e-POWERを発表している。これは2025年の技術確立、その後の量産化とあるので、セレナへの搭載は次々回以降のフルモデルチェンジのタイミングで実現しそう。

次世代e-POWER開発中

開発中の次世代e-POWER

次世代e-POWERの熱効率は50%の達成が可能と発表され、自動車向けガソリンエンジンとして、これまでの常識を覆すものとなるだろう。

2021年時点で、熱効率45%は量産可能段階

この熱効率50%という数字、よく見ていくとエンジン単体では最大で46%となる。そして量産可能な技術開発を完了させているのは熱効率45%の段階まで、ということで50%というのは現時点では実験室レベルの話。

STARC

それでもプリウスの40%、ヤリスハイブリッドの41%などと比較して、その優位性は明らかである。

完全定点運転がe-POWERの最終目標

日産のe-POWERは、トヨタのTHSⅡなどとは異なるシリーズ式ハイブリッドを採用してる。駆動力は全てモーターから発生したもので、ガソリンエンジンは発電専用として使われる。

この発電専用というところがポイントで、ある一定の回転数だけに特化して効率が上げられた完全定点運転がe-POWERの開発における目標の一つとなっている。この完全定点運転のもとで混合気のさらなる希釈を進める新燃焼コンセプトを日産は「STARC」(Strong Tumble and Appropriately stretched Robust ignition Channel)と名付けている。

ちなみに、現行型セレナe-POWERでは1.2L NAのHR12DE型が採用されているが、これは古くは2010年発売のK13型マーチからの使い回しであり、発電専用にゼロから開発されたエンジンではない。こういった経緯からもe-POWERは、まだまだ改善の余地があるはずだと、以前から注目されていた。

ちなみに、e-POWERとしては最新となる1.5L VCターボ e-POWERは、回転数を含めたあらゆる条件下での熱効率向上を目的としたものである。次世代e-POWERの完全定点運転とは技術の方向性は異なる。

セレナのフルモデルチェンジ、CMFプラットフォームで開発中

CMFプラットフォームで開発中の次期セレナ

エスパス

ルノー・エスパス

次期セレナは、ルノーと日産が共同開発したCMF-C/Dプラットフォームを採用し、開発が進められている。これまでにCMF-C/Dプラットフォームが採用された主なモデルは、日産・エクストレイルなど。そして3列シートミニバンとしてもルノー・エスパスが存在する。

エスパスのボディサイズは
全長4860mm
全幅1890mm
全高1680mm
ホイールベース2885mm
である。

これは日本のミドルクラスミニバンの市場で求められるボディサイズとはマッチしない。現行セレナより全高が185mm程度も低くければ居住性で不満が出るだろうし、全幅においてもエスパスでは入庫できない駐車場が多くなる。次期セレナとエスパスは、共通プラットフォームの3列シート車となるものの、互いのキャラクターは大きく異なる。

ルノー エスパス

ルノー・エスパス

それでも、次期セレナの全幅に関しては、1.7mを超える水準にまで拡大されると考えられる。つまり5ナンバーモデルは廃止で、全車3ナンバー仕様となる可能性が高い。

ちなみに国内ミドルクラスミニバンがグローバル向けプラットフォームを採用することで、全車3ナンバーとなる事情は、先にフルモデルチェンジを受けるトヨタ・ノアでも同様のこととなりそうである。

次期ノア ヴォクシー エスクァイアはGA-Cプラットフォームが採用される。詳しくは、
ノアはフルモデルチェンジで全幅拡大3ナンバー
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