新型【セレナ】フルモデルチェンジいつ?2022年11月下旬発表、次期C28リーク画像【日産最新情報】e-POWERは2023年序盤発売で低価格ガソリン車が先行

セレナ
日産 セレナ 002

現行C27型セレナ

セレナがフルモデルチェンジへ、2022年11月下旬発表の可能性

日産・セレナのフルモデルチェンジが、2022年11月下旬~2023年序盤にかけて実施される見込み。早ければ2022年10月中旬にも予約スタートされ、11月下旬に正式発表となる可能性がある。しかし、先行発売されるのはガソリン車で、販売の主力となるe-POWER搭載車は2023年に入ってからの生産となりそう。

フルモデルチェンジが目前に迫り、リークされたテスト車両がSNSでも多く報告される段階となっている。

「セレナ」フルモデルチェンジの<まとめ>と<リーク画像>は、次のページ

リークされたテスト車両によると、フルモデルチェンジ発売となるC28型セレナは、車体の一部が現行C27型からキャリーオーバーされた、実質的にはフルスキンチェンジ版であることが予想される。

現行セレナはフルモデルチェンジに向けて販売規模縮小

一方で、現行型セレナについては、フルモデルチェンジに向けて販売体制が縮小されてきている。

landy

C27 スズキ・ランディ 販売終了モデル

2022年7月にはスズキ・ランディについてのOEM提携が解消となった。新型ランディは、提携先を日産からトヨタに変えて、新型ノアの車体供給を受けることでフルモデルチェンジが実施された。

セレナ e-POWER

現行セレナ

日産のラインアップでも、現行セレナは、福祉車両を除いて、マイルドハイブリッド車がカタログ落ちしている状況となっている。e-POWER搭載車の一部にグレードを絞り販売が継続されている。

(福祉車両を除く、現在販売中のモデル)

  • e-POWER ハイウェイスターV  … 3,582,700円
  • e-POWER ハイウェイスターV(防水シート車) … 3,615,700円
  • e-POWER AUTECH … 3,911,600円

新型セレナはe-POWER搭載、しかしガソリン車が先行か

新型セレナへの搭載が想定されるパワートレインは大きく分けて二種類で、シリーズ式ハイブリッドのe-POWERと、低価格なガソリンエンジンが用意されることになりそう。

新型セレナはガソリン車の生産が先になる可能性

なかでも先行して発売されるのが、サプライチェーンの問題が比較的少ないガソリン車とされている。その中身は明らかとなっていないが、候補として2つのユニットが挙げられる。

ガソリン車の候補① 1.5L VC-TURBO コンベンショナル版

1つ目が中国エクストレイルと北米ローグで導入される1.5L VC-TURBOのコンベンショナル版である。そもそもVC-TURBOエンジンは、燃費性能の高さと、いざという時の加速性能を両立させたユニットで、発電機としてではなく、コンベンショナルエンジンとして使った時により魅力的となる。これが新型セレナに搭載されるとなると、興味を持つユーザーも多くなりそう。

ガソリン車の候補② 2.0L NA MR20DD型キャリーオーバー

もう一つは、コスト重視の保守的な候補で、従来型セレナからキャリーオーバーされたMR20DD型をメインユニットとするもの。従来型同様にマイルドハイブリッドに仕上げられる可能性がある。

セレナのe-POWERはフルモデルチェンジで、新開発版が導入される可能性

また新型セレナのe-POWER仕様についても、その内容が明らかとされていない。e-POWEWについても、2つの候補を挙げておく。

e-POWERの候補① 1.5L VC-TURBO e-POWER 新型エクストレイル共通

フルモデルチェンジでは、従来型の1.2L e-POWERを凌ぐ発電能力が求められているが、これには新型T33エクストレイルと同タイプの1.5L VC-TURBO e-POWERを搭載するというのが一つの候補である。

e-POWERの候補② 新開発 1.4L NA e-POWER

もう一つの候補は、新開発の1.4L NAの発電エンジンを採用するe-POWERである。新型セレナに1.5L VC-TURBO e-POWERを採用すれば、新型エクストレイルと共通化できるメリットがある。しかし、日産だけが量産化を実現した可変圧縮比機構を備えたことにより、部品点数の多さとコストアップがデメリットとなる。

1.5L VC-TURBO e-POWERは速度域の高い欧州市場に向けたシリーズ式ハイブリッドという見方もあり、販売の主力が国内となるセレナへの搭載としては、オーバースペックとも考えられる。国内向けミニバンでは、一回り大きい次期エルグランドに、1.5L VC-TURBO e-POWERが搭載される可能性が高い。

今後、日産のラインアップでe-POWER搭載車種を増やしていくなかでは、コストを抑えた1.4L NA e-POWERを用意しておくことはメリットとなりそう。

フルモデルチェンジ新型セレナ(C28型)の偽装車両が国内外でリーク

新型セレナは厳密に言えば「フルモデルチェンジ」ではなく、「フルスキンチェンジ」である可能性が高い。リークされている画像を見る限りでは、サイドガラスの形状が現行C27型から変更されていない可能性が考えられる。プラットフォームも従来型キャリーオーバーということになるだろう。

バックドアはガラス部分を含めて新デザインとなっているようだ。擬装シールのせいか、デュアルバックドアが廃止になっているようにも見えるが、これは継続採用される見込み。

テールランプのデザインはL字型で印象が強く、後部デザインのアクセントとなっていそうだ。

ボディ側面では、新デザインのキャラクターラインがはっきりと確認できる。従来型は後方から前方にかけて上げられたものであったが、新型ではシンプルに下げられている。

 

新型セレナのフルモデルチェンジに向けて、現行C27型が販売終了の動き

現行セレナ、MR20DD型エンジン搭載車の販売終了へ

現行型C27セレナは2016年に発売されたモデル。MR20DD型エンジンを搭載する2.0 NA ガソリン車と、2.0L マイルドハイブリッド車(S-HYBRID車)については、2022年9月以降に継続生産車にも適応となる騒音規制に対応させない方針のため、遅くとも2022年8月末を以って生産終了となることが確定している。

日産 セレナ 003

セレナ C27型

現行セレナ e-POWERは騒音規制に対応するも、生産期間は僅か数ヶ月の見込み

一方で、HR12DE型エンジン搭載のセレナ e-POWERについては、騒音に関する法規対応を実施することで、2022年9月以降も生産を続けていく計画となっている。実質的には、現行型セレナは既にe-POWER専用車としての販売に切り替わりつつある。

セレナ e-POWER

セレナ C27型

ただし、現行セレナe-POWERの受注受付も2022年秋頃には終了となる見込みで、これはC28型へのフルモデルチェンジに向けた生産調整と考えられる。

新型セレナのエクステリア画像、プロモーション動画でリークされたものと比較

山形日産グループ創業60周年を記念するプロモーション動画では、新型セレナのリーク画像と思われるシーンが含まれていた。

【山形日産グループ】創業60周年記念 アニメCM(30秒ver)

プロモーション動画によるとサイドのガラスウィンドウのデザインは従来型セレナからの踏襲を思わせるものであった。これは開発中のテスト車両とも矛盾しない。一方で、フロントデザインはプロモーション動画とテスト車両では大きく異なっている。

またプロモーション動画では、ボディ側面にある水平基調のキャラクターラインが印象的であるが、これは従来型セレナとは異なる新デザインである。テスト車両では、その部分が擬装で覆われているが、これは新デザインのキャラクターラインを隠したかったのかもしれない。

セレナ e-POWER

セレナ e-POWER C27型

日産では、ワンサイズ上のミニバン、エルグランドもフルモデルチェンジが計画されているが、その発売時期は早くとも2023年度後半以降となりそう。動画のミニバン車種は、発売日がより近い新型セレナである可能性が高いと考えられる。

新型セレナのプラットフォームは従来型キャリーオーバーか

新型セレナのプラットフォームは、従来型からキャリーオーバーされる可能性がある。

日産 セレナ 004

セレナ C27型

セレナのプラットフォームはフルモデルチェンジにより、新型エクストレイルなどと同じCMFプラットフォームの採用になるのではという予想もあるが、テスト車両の外観的特徴からすると、従来型からキャリーオーバーすることでコストダウンされていることが推測される。そうなれば、2005年発売のC25型セレナから基本構造が大きく変わらないことになる。

近年の日産では、主力電気自動車のリーフでさえ、フルモデルチェンジ時に先代型の窓ガラスが流用された。さらに2022年の新型フェアレディZでは、プラットフォームが変えられておらず、新エンジン搭載と内外装の新デザインが与えられ、フルモデルチェンジ相当の扱いで発売された。こういったグローバルモデルですら、コストを掛けずに新型車両の開発が進められてきており、国内販売がメインとなる次期セレナに新プラットフォームを導入するほどの開発リソースが割かれるとは考えにくい状況となっている。

 
日産 セレナ 005

セレナ C27型

セレナはフルモデルチェンジで6代目モデルとなる、30年以上の歴史

歴代セレナシリーズは1991年に発売されたバネットセレナ(C23型)を原点とし、30年以上に渡って販売されてきた。1994年のマイナーモデルチェンジでは独立した「セレナ」のモデルネームが与えられ、およそ現在と近いポジションが確立されている。

1999年には、初めてのフルモデルチェンジを受けて2代目セレナ(C24型)の販売が始まった。FFレイアウトが採用され、乗用車としての快適性が向上し、2.0L ガソリン車にはCVTが採用された。

続く3代目セレナ(C25型)は2005年に発売され、以降のミニバンブーム後半の時代を5~6年の周期でフルモデルチェンジを受けた。先代モデル比で大幅延長となったホイールベースは2860mmで、これは現行型まで変えられていない。搭載エンジンは当時最新のMR20DE型の1種類に絞られた。

セレナ C26

セレナ C26型

2010年発売の4代目セレナ(C26型)では、パッケージングの改善により居住性が大幅に向上しており、室内長は先代モデル比で+300mmを実現している。それでもホイールベースは変えておらず小回り性能は維持された。2012年には、最高出力1.8kWの小型モーターを使ったマイルドハイブリッド「S-HYBRID」がエンジンラインナップに加わった。燃費性能の向上幅は限定的であったものの、当時のハイブリッドブームに追従した。

セレナ highway STAR

セレナ C27型

現行型セレナC27型の一部改良、マイナーモデルチェンジでの変更点

そして、現行型の5代目セレナ(C27型)は2016年にフルモデルチェンジ発売された。

2018年にはシリーズ式ハイブリッドのe-POWER搭載車が追加発売される。一方で、マイルドハイブリッドのエンジンのMR20DD型+SM24型モーター搭載車も販売が継続され、小型ミニバンをラインアップしない日産にとって重要なエントリー3列シート車となってきた。低価格モデルのニーズにも応えてきた。
 
2019年にはマイナーチェンジを受けて後期型に切り替わっている。さらに最近の一部改良では、2021年11月に特別仕様車「セレナ XVエアロ」が発売されており、C28型へのフルモデルチェンジまでの販売体制が整えられている。

セレナのライバル2車種は2022年にフルモデルチェンジを実施

2022年に入ってから、国内の中型ミニバンのセグメントでは、ライバルのトヨタ、ホンダから新型車が投入されており、早くも販売競争が激しくなっている。まずはトヨタは新型ノア/ヴォクシーに約8年ぶりのフルモデルチェンジ発売を実施した。

ヴォクシー MODELLISTA 5

新型ヴォクシー MODELLISTA 東京オートサロン2022

次にホンダからは、フルモデルチェンジした新型ステップワゴンが発表されており、発売日は2022年5月となる見込み。2022年1月開催の東京オートサロンでは、カスタマイズモデルが一般公開されるに至っており、既に先行予約が受付中となっている。

STEP WGN e:HEV SPADA Concept 009

新型 STEP WGN e:HEV SPADA Concept 東京オートサロン2022

これらトヨタとホンダの3モデルが新型に切り替わったことで、中型ミニバンの販売競争が激化している。

日産 セレナ 003

現行C27型セレナ

日産は半導体不足の影響を大きく受けており、新型車投入計画を順調に進められていない。ノートやアリアといったモデルの発売日は大幅に遅れたし、新型エクストレイルについてもグローバルから約2年遅れの発売という状況である。

日産 セレナ 001

現行C27型セレナ

新型セレナC28型へのフルモデルチェンジは、CMFプラットフォーム採用では大き過ぎる

C28型セレナのプラットフォームはC27型キャリーオーバー、CMFは採用されない可能性

エスパス

ルノー・エスパス

フルモデルチェンジでC28型となるセレナは、ルノーと日産が共同開発したCMF-C/Dプラットフォームを採用するのか。

これまでにCMF-C/Dプラットフォームが採用された主なモデルは、日産・T32型、T33型エクストレイルなど。そして3列シートミニバンとしてもルノー・エスパスが存在する。

エスパスのボディサイズは
全長4860mm
全幅1890mm
全高1680mm
ホイールベース2885mm
である。

これは日本のミドルクラスミニバンの市場で求められるボディサイズとはマッチしない。現行セレナより全高が185mm程度も低くければ居住性で不満が出るだろうし、全幅においてもエスパスでは入庫できない駐車場が多くなる。新型セレナとエスパスは、共通プラットフォームの3列シート車となるものの、互いのキャラクターは大きく異なる。

ルノー エスパス

ルノー・エスパス

共通車からプラットフォーム流用できるとはいえ、新型セレナを開発するとなると、新設計が必要な箇所は多くなるはず。リークされたテスト車両からも、C25型から採用が続くCプラットフォームがC28型セレナでも踏襲されることになりそうだ。そうなると、セレナは5ナンバー車がラインアップの一部で継続される可能性が残される。

先行してフルモデルチェンジされた国内ミドルクラスミニバンのトヨタ・ノア/ヴォクシー、ホンダ・ステップワゴンは全幅1.7m以上の全車3ナンバーとなった。

 
また、新型セレナは8人乗りの設定が継続されることが予想される。納期が長期化するなかでの買い時は、やはりフルモデルチェンジ前ということになり、先行予約を逃すと、納車までかなりの期間を待つことになりそう。

セレナ2022年末~2023年初頭頃フルモデルチェンジまでの販売を担う「XV エアロ」2021年11月特別仕様車

セレナ XV エアロ

現行セレナ特別仕様車 XV エアロ

6代目となる新型セレナ発売まで、あと約1年といったところであるが、現行型最終モデルとなるであろう特別仕様車セレナ「XV エアロ」が2021年11月に発売された。

日産 セレナ XV エアロ

「XV エアロ」は、専用のエクステリアパーツとしてフロントバンパーが装備された。また、これ以外にもハロゲンフォグランプ、サイドシルプロテクター、リアエアロバンパー、LEDリアコンビネーションランプ、アルミホイールなど標準装備される。

セレナ XV エアロ 特別仕様車

お買い得な特別仕様車「XV エアロ」の設定でモデル末期の販売体制が整えられたと考えられる。

このタイミングで大掛かりな販売テコ入れがなされると、2022年度後半のフルモデルチェンジ時期の延期を疑わなければならないが、そこまでの内容では無さそうだ。

電子シェード

セレナ 電子シェード

半導体不足に加え東南アジアからの部品供給の問題は残されるが、2022年末~2023年初頭の新型セレナの発売が期待される。

自動車リサーチ 記事リスト

新型セレナ、フルモデルチェンジ「まとめ」と「リーク画像」は、次のページ

タイトルとURLをコピーしました