新型【ステップワゴン】フルモデルチェンジ速報 、発売日2022年春、高級グレード設定、わくわくゲート廃止

ステップワゴン

ホンダの中型ミニバン、新型ステップワゴンのフルモデルチェンジ発売が2022年春に計画されている。

ステップワゴンスパーダ

ステップワゴンシリーズは、大ヒットとなった1996年発売の初代モデルから数えて、新型で通算6代目となる。国内のミニバン需要が縮小していくなかで、特に現行の5代目モデルの販売は苦戦した。その原因の一つとして、2015年の発売当初から指摘されていたのが「わくわくゲート」の外観デザインである。

ステップワゴン スパーダ

ステップワゴン スパーダ

新型ステップワゴン、わくわくゲートは廃止へ

現行型の5代目ステップワゴンは、一般的な跳ね上げ式によりフルオープンできる機構に加え、左片側の開き戸で人や荷物を出し入れする機構として「わくわくゲート」が備えられた。パーキングの天井高さや、後方スペースに余裕がないケースでも、ラゲッジにアクセスしやすくなり、小柄なユーザーでも開閉しやすいことから「わくわくゲート」は利便性の面では概ね好評であった。しかし、その左右非対称の「見た目」が受け入れられないユーザーが多かったようだ。

ステップワゴン リアゲート

新型ステップワゴンでは「わくわくゲート」は廃止となる。バックドアの「見た目」はオーソドックスなミニバンらしい上質なスタイルとなり、ようやくライバル車種と競えるデザインに仕上げられる。余計なコストも抑えられることになるだろう。

2022年は国内ミドルクラスミニバンの競争が激化、各社が新型を販売

新型ステップワゴンのデビューよりもひと足早い2021年末のタイミングで、トヨタ・ノア/ヴォクシーのフルモデルチェンジが実施される見込み。

さらに2022年秋には日産・セレナもフルモデルチェンジ予定となっている。

2022年は、ホンダvsトヨタvs日産のミニバン戦争の勃発が避けられない状況となっている。

ノア

ステップワゴンの生産拠点は、狭山工場から寄居工場に移転

ステップワゴンを生産してきた狭山工場は、ホンダの方針により間もなく閉鎖予定となっている。現行型ステップワゴンも2021年内に販売が終了する見込みだ。これに間に合わせるように、開発が進められてきたのが、移転先の寄居工場で生産されることになる新型ステップワゴンである。

オデッセイ アブソルート フロントグリル

また、ホンダではワンランク上のミニバン車種、オデッセイも狭山工場の閉鎖により、まもなく販売終了となることが確実だ。こちらは直接的な後継モデルが用意されておらず、ホンダの3列シートミニバンは、小型のフリードと中型のステップワゴンが残される。特に新型ステップワゴンは、従来オデッセイのユーザー層を取り込む必要があり、上級グレードの拡充が期待される。

上位車種のニーズを満たす必要がある新型ステップワゴンであるが、それでもボディが極端に大型化される可能性は低いと考えられる。その理由は、寄居工場は比較的小さな車種に向けた生産設備となっていることにある。寄居工場で新型ステップワゴンの生産準備を進めるにあたっては、ボディが大きすぎるがゆえ、特別な工夫が必要であったという。

ホンダ寄居工場

ホンダ寄居工場

さらに、国内販売がメインになる中型ミニバンということで販売戦略上、5ナンバーが維持されることも求められる。一方でライバルのトヨタ・ノアと日産・セレナは、次期型では3ナンバーサイズに拡大される可能性が高い。

結果的に「大きくなり過ぎない」ステップワゴンが、販売上有利になるという展開も期待される。

次期ステップワゴン、オデッセイ後継としての役割を兼ねる

ボディサイズ拡大が難しい次期ステップワゴンであるが、オデッセイの客層を引き継ぐプレミアムグレードの設置については準備が進められているようだ。

オデッセイアブソルート後期型

オデッセイ

オデッセイの現行型ラインアップは、349.5~458万円の車両価格が設定されているが、この価格帯に相当する最上位グレードの設定が計画されている。ステップワゴンとの価格差は50万円程度になることから、フロント周りに専用エクステリアデザインが与えられるなどの差別化が予想される。高級感のあるインテリアが採用されるだけでなく、足回りにも高品位パーツを採用した上質な乗り心地も期待。従来からのオデッセイユーザーも満足できる仕様になることが予想される。

オデッセイのモデルネームは、北米オデッセイが継承していくことになるだろう。

それでも、ホンダが国内ラージクラスミニバンから撤退することには変わりない。また、トヨタではアルファードのフルモデルチェンジが計画されているが、姉妹モデルのヴェルファイアはカタログ落ちとなる見込み。同クラスで2モデルが撤退するこのタイミングを商機として捉え、動きがありそうなのが日産・エルグランドである。エルグランドは2010年フルモデルチェンジのモデル末期車種であるが、2023年に1.5L VC-T e-POWER搭載の電動化を目玉とするフルモデルチェンジが実施される見込み。

ステップワゴンのライバルは、グローバルプラットフォームで開発される

ステップワゴンのライバル、次期ノア/ヴォクシーは、グローバルプラットフォームであるTNGA-Cの導入により、全幅1.7m以上の3ナンバーサイズとなる公算が高い。

さらに、セレナも次期型ではグローバルプラットフォームのCMF-C/Dが導入され、3ナンバー化される可能性がある。

新型ステップワゴンは通常グレードにもe:HEVの採用期待

現行型ステップワゴンの販売不振の理由は「わくわくゲート」だけではない。シリーズ内にハイブリッドシステム搭載グレードが少ないことも販売の妨げとなっていたはずだ。

現行型ステップワゴンのe:HEV搭載モデルのエントリーは、3,427,600円の設定で「SPADA G」グレードである。

新型ステップワゴンが通常の「G」グレードから、e:HEVを搭載できれば、300万円前後の価格設定も可能になり、電動化率向上に貢献することになるだろう。

新型ステップワゴンのハイブリッドシステムは、改良が盛り込まれた上で現行タイプがキャリーオーバーされる見込み。さらに燃費性能が向上した2.0L e:HEVが採用されるだろう。

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