日産がスカイラインより下のクラスの新型FRセダンを計画中か、デトロイトで発表

日産

スカイラインの弟分に相当するFRスポーツセダンコンセプトを日産が公開

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日産がマキシマのフルモデルチェンジを予告、スポーツセダンコンセプト発表

今月1月に開催中の北米国際オートショー2014で、日産は新型スポーツセダンコンセプトを発表した。

スポーツセダン コンセプト

ボディサイズは全長4870mm×全幅1912mm×全高1378mm、ホイールベースは2825mm。この寸法とFRスポーツセダンというコンセプトから想像するに、スカイラインに非常に近い車種と考える。

日産スポーツセダンコンセプト 北米国際オートショー2014

ただし、スカイラインは昨年2013年にモデルチェンジを行ったばかりで、次期スカイラインコンセプトが登場するタイミングでもない。そして、スカイラインは今回のV37型から日本市場向けにもインフィニティエンブレムを付けて導入された。

このコンセプトカーが示唆するモデルとは、インフィニティではなく日産エンブレムを付けて販売される新型FRスポーツセダンである可能性があるだろう。想定されるエンジン排気量は2.5Lから2.0Lクラスで、ダウンサイジングターボという可能性もある。プレミアムブランドのインフィニティを離れることで、スカイラインよりも車体価格は安く設定されことが予想される。

日産 スポーツセダンコンセプト FR

新型FRセダンコンセプトのデザインは、レゾナンス、フレンドミーと共通する

エクステリアを見てみると、まずはフロントの逆台形グリルが特徴的。このデザインは、2013年のデトロイトで発表されたクロスオーバーSUVのレゾナンス、あるいは2013年の上海で発表されたCセグメントハッチバックカーのフレンドミーといった日産が近年発表してきたコンセプトカーと共通するものである。

(写真はレゾナンス)
次期ムラーノ、レゾナンス

(写真はフレンドミー)
ティーダ後継ハイブリッド フレンド・ミー

さらにブーメラン型のヘッドライトもこれらと共通し、日産のブランドを象徴する次世代エクステリアデザインの方向性が見えてきた。

スポーツセダンコンセプト デトロイト

モデルチェンジを経るにつれラグジュアリー化が進んだスカイラインに対して、このスポーツセダンコンセプトは純粋にスポーティと感じた。最近の欧州プレミアムブランド車のトレンドでもあるルーフ後半にしっかり傾斜をもたせたクーペボディスタイルが採用されており、先進的な印象も受けた。

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