【MAZDA2】フルモデルチェンジ発売2024年予想、2022年は2021年導入の高圧縮SKYACTIV-Gを継続

MAZDA2

マツダのBセグメントハッチバックカー、MAZDA2がモデル末期となっている。しかし、そのフルモデルチェンジは2024年まで待たされることになりそうだ。

現行型MAZDA2

去る2021年6月に実施されたMAZDA2の一部改良では、特別仕様車の設定のほか、新開発パワートレインとしてSKYACTIV-Gの高圧縮比版を導入するという大掛かりなものであった。

新エンジンでは圧縮比は14.0にまで高められ、WLTCモード燃費は最高で20.3km/Lとなる。

なお引き続き、従来の圧縮比12.0版のSKYACTIV-Gも低価格モデル用エンジンとしてラインナップに残されており、そのWLTCモード燃費は最高で19.0km/Lとなっている。

次期MAZDA2搭載パワートレインは、高圧縮比SKYACTIV-Gと新開発ハイブリッドの二本立て

モデル末期のテコ入れとして導入された高圧縮比版SKYACTIV-Gは、次期MAZDA2のエンジン選択肢の一つにもなるはず。しかし、急速に進行する電動化の中では、高圧縮比版SKYACTIV-Gの導入だけでは不十分なのは明らか。

来る2022年夏には、一部改良と特別仕様車の投入が見込まれており、フルモデルチェンジはまだ先となりそう。この間にマツダは、次期MAZDA2搭載に向けた1.5Lクラスのハイブリッドパワートレインを仕上げてくる。

では、そのハイブリッドパワートレインとは、どのようなものになるのか。

現行型MAZDA2

次期MAZDA2は新開発 3気筒1.5L e-SKYACTIV-Xを搭載

マツダの新世代ガソリンエンジンのe-SKYACTIV-Xは、先行導入されるMAZDA3とCX-30では直列4気筒 2.0L版が搭載される。これから気筒数を一つ減らした、e-SKYACTIV-X 1.5が開発中となっており、次期MAZDA2へ搭載されるだろう。

2.0Lのe-SKYACTIV-Xは、マツダ独自の最新燃焼技術である火花点火制御圧縮着火(SPCCI)の採用に加え、アシストモーターを備えたマイルドハイブリッドシステムに仕上げられている。新技術がふんだんに採用されていることもあり、現状では非常に高額なパワートレイン選択肢となっている。次期MAZDA2搭載の1.5L版が出されるタイミングで、どれだけコストダウンして提供できるかも注目されるポイントとなる。

SKYACTIV-X

SKYACTIV-X

SKYACTIV-Gは高圧縮タイプへ統合か

また、国内向けに目を向ければ、次期MAZDA2も低価格なエントリーモデルとしてSKYACTIV-G 1.5Lの存在は欠かせないだろう。

現行ラインアップは、12.0と14.0の二種類の圧縮比エンジンが用意されているが、これは14.0への統合が予想される。

SKYACTIV-Dも今のところは残される公算が大きい

4代目デミオの発売当初は、新開発ディーゼルエンジンのSKYACTIV-Dが人気であった。そのセールス的な実績もあり、次期MAZDA2でもSKYACTIV-Dは残される見込み。

MAZDA2のフルモデルチェンジが待たれる、国内主力Bセグメントは既にフルモデルチェンジ済み

MAZDA2は、2014年発売の4代目デミオ(DJ型)を起点とするモデル。2019年にグローバルネームのMAZDA2に改名されてはいるものの、この時に中身はほとんど変えられておらず、実質的には販売期間7年を既に超えている。

一方で国内ブランドのBセグメントライバル車種を見ていくと、2020年に入ってから、トヨタ・ヤリス、ホンダ・フィット、日産・ノートが新型に切り替わった。MAZDA2についてもフルモデルチェンジ発売が待たれる状況になっている。当初、新型MAZDA2は2021年秋頃のデビューが見込まれていたが、前述の通り実現しそうにない。

マツダ2

現行型MAZDA2

フルモデルチェンジ前、現行MAZDA2に採用されたSKYACTIV-G 1.5 高圧縮ガソリンエンジン

SKYACTIV-G 1.5 高圧縮ガソリンエンジンに導入された新技術「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン)」(斜め渦燃焼)を見ていく。

燃料噴霧の工夫により、シリンダー内に空気と燃料の「斜め渦」状態を作り、ピストン上下と連動し、プラグ周りに乱れと混合気を集め、急速燃焼を実現する。

このDiagonal Vortex Combustion の技術により、圧縮比は12から14に高められ、WLTCモード燃費は最大6.8%の向上を果たす。

この高圧縮ガソリンエンジン搭載モデルの一部は、2030年度燃費基準における減税対象(自動車税が非課税/エコカー減税が50%減税)となった。

さらに、e-SKYACTIV Xの開発で培ったエンジン制御技術が採用されており、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性が向上している。

2021年夏の特別仕様車「Sunlit Citrus」

2021年6月24日に発表された特別仕様車「Sunlit Citrus」は、「いつもの運転が前向きな楽しい気持ちになれるクルマ」を目指し導入された。

特別仕様車「Sunlit Citrus」は、シートやダッシュボード、ドアトリムには手触りの良いグレージュ色のスエード調人工皮革・グランリュクスを使用し、またシトラス色を挿し色に加えることで、燦々と輝く太陽の下での南方への旅をイメージした室内空間が表現された。

また狭い駐車場や路地でも、確認したいエリアの状況が直感的に把握しやすく、より的確な運転操作に役立つ360°ビューモニターが標準設定された。

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