プレオプラスとして、ミライースOEMが追加
スバルブランドから新しい軽自動車、プレオプラスが2012年12月21日より発売開始となる。
スバルは今年2012年2月に54年間の歴史を持つ軽自動車生産を終了しているわけだが、このプレオプラスはダイハツが生産するOEM車で車体はミライースと共通ということになる。ミライースのOEM車としては既にトヨタブランドからピクシスエポックとして販売されているが、ダイハツ、トヨタに加えスバルディーラーでもエンブレムが異なる同じ車体を購入することができるようになる。
プレオプラスはミライース譲りの燃費性能
プレオプラス最大のセールスポイントは、JC08モード30.0km/Lという燃費性能である。同クラス燃費ナンバーワンであるスズキ・アルトエコの30.2km/Lには、仕様上は及ばないのだが、ハイブリッドを除くガソリン車でトップクラスの燃費性能を誇る。主な燃費改善策としては、CVTの他、7km/h以下で動作するアイドリングストップシステムやオルタネータ回生制御が含まれる。
また、軽量化が徹底されており、全高は1500mmと控えめなボディサイズとなっている。いわゆる軽ワゴン車と呼ばれる居住性を重視したタイプの軽自動車ではないが、前席後席は大人4人が移動するのに十分な空間が確保されている。
価格やグレード体系は、本家のミライースに準じたものとなっており、79万5000円からの廉価グレードも用意される。
プレオプラスとしての販売台数は1000台/月を計画している。
写真はOEM元のミライース。
プレオプラスとの違いはメーカーエンブレムのみとなる。