国内向けRAV4が一部改良、オーダー再開2024年11月の見込み
RAV4の次期型開発については、米国などのメディアによって早期から報じられており、早ければフルモデルチェンジは2024年末にも実施される予測もありました。
しかし、カナダでは50系RAV4 PHEVの2025年仕様が発表されるなどあり、2024年内のフルモデルチェンジは現実的ではない状況となっています。さらに、次期型RAV4も50系同様に、日本市場への導入が遅れる可能性も考えられます。
このため、現行RAV4の販売期間はまだ続くことになり、日本仕様には一部改良の実施が見込まれています。販売再開の時期として、2024年11月中旬頃を見込む販売店もあります。
多くの販売店では、2024年9月頃より、RAV4は全パワートレインタイプにおいて受注停止の措置が取られていました。
ただし、モデル末期にあたるため、大きな改良は期待できず、フェイスリフトなども実施されない見通しです。今回の改良は、値上げのほか、細部の調整に留まることが予測されます。
また、2022年10月に欧州発売された「RAV4 GR Sport」の日本発売も期待されますが、現在のところ具体的な情報はありません。
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RAV4も対象、型式指定申請に関する是正命令
2024年7月31日、トヨタは国土交通省の立ち入り調査結果について発表しました。これにより、現行型RAV4に関する型式指定申請において、適切な認証業務が行われていなかったことが明らかになりました。
この問題は、2017年に行われた積荷移動防止試験で、規定とは異なる積荷ブロックや、量産とは異なるシートのロック機構部品を使用して試験が実施されていたことに起因しています。
この件については、報告前にすでに再試験が行われ、基準への適合性が確認されているため、RAV4の生産や出荷の停止には至りませんでした。
したがって、2024年11月の実施が見込まれるRAV4の一部改良の時期に、大きな影響はなかったと考えられます。
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東京オートサロン2024「RAV4 DIRT RUNNER CONCEPT」出品
日本市場では、欧州で先行して販売されている「RAV4 GR Sport」の発売が大いに期待されています。
2024年1月に開催された東京オートサロンでは、その期待をさらに高めるかのような「DIRT RUNNER CONCEPT」が豊田自動織機から出品されました。
「DIRT RUNNER CONCEPT」は、“乗って走って楽しむ”というオフロードスポーツスタイルをテーマに掲げています。
RAV4の新たな可能性を探求するため、このコンセプトモデルは上質な乗り心地と優れた環境性能を備えたPHEVシステムと、力強いアドベンチャーの要素を融合させた、走りを追求する一台となっています。
外観デザインにおいては、フロントグリルに欧州仕様「RAV4 GR Sport」よりも大柄なハニカムメッシュパターンが専用設定され、インテリアにはスポーティなシートが装備されています。
このスポーツシートは欧州仕様「RAV4 GR Sport」にはない装備で、日本市場向けによりスポーティな印象を強調するものとなっています。
もし日本仕様「RAV4 GR Sport」の発売が実現すれば、それは現行型RAV4の集大成として、特別な存在となるでしょう。
また、同じ東京オートサロン2024では「RAV4 ADVENTURE “OFFROAD package Ⅱ”」をベースにしたカスタマイズモデル、「オフパケ+(プラス)」も展示されました。
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「RAV4 GR Sport」のオートサロン2023への出品なし、日本発売はあるのか
欧州で先行導入された「RAV4 GR Sport」はSPORTYな外観や専用装備が特徴となり、特に日本市場でも期待が高まっていました。しかし、2023年1月に開催された東京オートサロンには、この「RAV4 GR Sport」は出品されず、日本市場での発売も実現しませんでした。その一方で、同イベントの豊田自動織機ブースでは「RAV4」をベースとした3台のカスタムモデルが展示されました。
これらのモデルは、それぞれ「PHEV-ADVENTURE PKG」「PHEV-OFFROAD PKG」「PHEV-SPORTY PKG」と名付けられ、すべてが「RAV4 PHEV」をベースにしたカスタム仕様です。
特に注目を集めたのは「PHEV-SPORTY PKG」です。
このモデルは、欧州で発表された「GR Sport」を彷彿とさせるスポーツカスタマイズが施されており、ファンの関心を引きました。
このカスタムモデルには、エスペリアのスーパーダウンサスが装備され、足回りをスポーティに仕上げています。
また、20インチのLXモード、LX-GT2ホイールに、トーヨータイヤ PROXES CL1(245/40R 20)が組み合わされ、足元の存在感を強調。
さらに、ロッソモデロ MARVELOUSテールフィニッシャーが装着され、エキゾースト音のチューニングも含めたカスタムが行われました。
この「PHEV-SPORTY PKG」は、あくまでカスタムモデルであり、日本市場において「RAV4 GR Sport」の市販化を直接示唆するものではありませんが、その存在が「GR Sport」への期待を高める結果となったことは確かです。
今後の動向に注目が集まりますが、現時点では日本発売の確定には至っていない状況です。
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欧州仕様RAV4 GR SPORTが発表
欧州トヨタは、RAV4に新たな「GR SPORT」グレードを追加し、2022年10月19日に欧州発表しました。
このモデルはハイブリッドとプラグインハイブリッドの両方で提供され、
トヨタ GAZOO Racing の成功を反映したスタイリングと改良されたサスペンションを備えています。
外観には、ピアノブラックのホイールアーチトリムやサイドモールディング、バックドアガーニッシュが採用され、前部にはブラックGメッシュパターンのフォグライトベゼルと、新デザインのフロントスポイラーが追加されています。
ハイブリッドモデルではダークシルバー、プラグインハイブリッドモデルではガンメタルグレーのアクセントが施され、各パワートレインに応じた異なるデザインが特徴です。
また、前面グリルとバックドアに配置されたGRバッジが、スポーティな印象を強調します。
19インチのアロイホイールは、精密なラインカット技術を用いて仕上げられ、艶やかなブラックフィニッシュとピンストライプが力強い五本ダブルスポークデザインを一層引き立てます。
インテリアはスポーティさと洗練を融合させ、スエード風の合成皮革ボルスターを使用したスポーツシートが採用されています。
ヘッドレストにはブラックオンブラックのGRロゴがエンボスされ、シルバーステッチとガンメタルトリムがシートやステアリング、シフトレバーに配されています。
フロアマットとステアリングにもGRロゴがあしらわれ、細部までこだわりが感じられます。
新しいマルチメディアシステムには、10.5インチの高解像度ディスプレイとカスタマイズ可能な12.3インチデジタルコンビメーターが標準装備され、欧州仕様2023年モデルのRAV4のアップグレードの要素でもあります。
トヨタT-Mateの安全運転支援機能も強化され、エマージェンシーステアリングアシストや強化されたプリクラッシュシステムが追加されています。
さらに、GR SPORTモデルには、運転席メモリー機能を含むフロントシートの電動調整機能やパノラマビューモニターも標準装備されています。
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RAV4の納期短縮報告多数、2022年度末の国内生産強化対象車種
2022年度の終盤、トヨタでは半導体など自動車部品を確保し、国内向け生産の滞りを解消していく動きがあった。
RAV4は、2022年10月の一部改良の実施により、長らく停止されていた受注受付が再開された。その後まもなく、当初の生産能力を上回るオーダーが殺到したため、再びオーダーストップの措置が取られていた。12月に入ってからは、一部の販売店で再度オーダーを受け付ける状況となり、国内向け生産の強化を見越したような動きもあった。
RAV4の国内向けモデルの納期短縮に向けた生産強化は、ひとまず2023年3月までの期間で実施された。
2023年秋冬の年次改良による販売再開に向けて、バックオーダーの解消が期待される。
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RAV4の一部改良が2022年10月4日に実施、新価格は大幅値上げ、マイナーチェンジは2023年以降に期待
国内向けには、RAV4の一部改良モデルが2022年10月4日に発売となった。今回の一部改良は、フルデジタルメーターの大型化、最新型ディスプレイオーディオ採用など、コストアップを伴う内容が含まれており、旧価格からの値上げ幅は、16万4000円~24万7000円と大きくなった。
エントリー価格は、Xグレードのガソリン 2WD、2,938,000円となり、300万円未満に抑えられた。
またハイブリッドもXグレードから用意され、2WDが3,538,000円から、E-Fourが3,791,000円からのラインアップとなる。
ただし販売の主力は、Xグレードからは約50万円以上アップとなるGグレード以上となりそう。12.3インチフル液晶デジタルメーター、10.5インチディスプレイオーディオといった最新装備が新たに採用された。2WDの設定は無く、ガソリン4WDとハイブリッドE-Fourのみが用意される。
そして、PHV車は、「RAV4 PHV」として別車種の扱いとなっていたが、通常RAV4の上級装備モデル「Z」にワングレード化され、車両本体価格5,633,000円となる。
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RAV4の2022年一部改良は、エクステリア変更は含まれない
RAV4の2022年10月の一部改良では、マルチインフォメーションディスプレイとディスプレイオーディオに最新型が導入され、これにより価格は大幅値上げとなる。
しかし、フェイスリフトなどエクステリアへの新デザイン採用は盛り込まれなかった。2023年以降のマイナーチェンジで後期型へのフェイスリフト実施が期待される。
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RAV4(2023年モデル)、2022年秋の一部改良の内容
新型RAV4のマルチインフォメーションディスプレイは大型化される
ステアリング前方のマルチインフォメーションディスプレイが大型化される。Xグレードでは、従来型4.2インチ画面から、新型7インチに拡大。GグレードとAdventureでは、従来型7インチ画面から新型12.3インチに拡大される。
RAVにノア・ヴォクシー世代の最新ディスプレイオーディオが採用される
ディスプレイオーディオは、新型ノア/ヴォクシー世代の最新型に刷新され、画面サイズが大型化される。従来型7インチ装備は、新型8インチへと拡大。上級装備では、従来型9インチが新型10.5インチとなる。
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トヨタセーフティセンスに追加機能
プリクラッシュセーフティ―に機能が追加される。
- 「交差点」右折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る横断歩行者・自転車運転者検知機能
- 緊急時操舵支援機能
- 低速時加速抑制機能
RAV4 PHVも一部改良の対象となる
これまで、RAV4のプラグインハイブリッド車は「RAV4 PHV」として独立した車種としてラインアップされてきた。一部改良後は、通常RAV4「Z」にPHVが設定され、ワングレード化された。
2022年秋、トヨタのラインアップでは、共通プラットフォームのSUV「ハリアー」にもプラグインハイブリッド車が追加された。
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RAV4特別仕様車“オフパケ”はガソリン車だけでなくハイブリッドも採用拡大
2022年10月の一部改良では、特別仕様車も新しくなった。
従来型RAV4に設定されたAdventure“OFFROAD package”は、人気グレードであったが、パワートレイン選択肢として2.0Lガソリンのみが用意されてきた。
後継グレードとしてAdventure“OFFROAD package Ⅱ”が設定され、パワートレイン選択肢に2.5L ハイブリッドが加わる。2.0L ガソリン車も引き続き設定される。
その他の一部改良内容
- パノラミックビューに床下透過表示機能を追加
- デジタルインナーミラーに前方録画機能を追加
- ETC2.0の標準装備化
- USBソケットの形状を従来型TypeAから新型TypeCに変更
- T-Connect「車内Wi-Fi」に対応
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RAV4のビッグマイナーチェンジ、フェイスリフトはせず、フルモデルチェンジへ
現行RAV4は2019年に日本発売されたモデルであるが、グローバルでは2018年に発売されており、販売5年目を迎えるタイミングに来ている。大幅なフェイスリフトを含めたマイナーモデルチェンジがあってもおかしくない時期だ。
しかし、マイナーチェンジは実施されず、2024年秋冬にフルモデルチェンジを受けることが予想される。
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RAV4、おすすめグレード
RAV4のグレード構成は、まずはエンジン選択肢から確認してくと理解がしやすい。
エンジンは3種類から選択
エンジンは「2.0L NA コンベンショナル」と「2.5L ハイブリッド」と「2.5L プラグインハイブリッド」がある。
2.0L NA コンベンショナルガソリン車
ガソリン車はM20A-FKS型の2.0L NAのダイナミックフォースエンジンが採用される。
- 最高出力:171ps
- 最大トルク:21.1kgf・m
- 駆動方式:FF/4WD
低価格なエントリーモデルとしてFF車が用意される。
ガソリン+4WDの組み合わせが、パワートレイン選択肢の中で最もグレードラインナップが充実している。
ガソリン4WDの上級グレードにはダイナミックトルクベクタリングAWDを採用
AdventureとG”Z”以上の上級グレードには、トヨタが世界に先駆けて市販化した世界初の4WDシステム、ダイナミックトルクベクタリングAWDが導入されている。走行状況に応じ、前後トルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御し、旋回時の車両安定性を高める「トルクベクタリング機構」、4輪駆動が不要な時にはプロペラシャフト前後で動力伝達を切断し燃費向上を図る「ディスコネクト機構」が採用される。
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2.5L ハイブリッド車
ハイブリッド車はA25A-FXS型のダイナミックフォースエンジンの2.5L THSⅡが採用される。
- 最高出力:178ps
- 最大トルク:22.5kgf・m
- フロントモーター:88kW/20.6kgf・m
- リアモーター:40kW/12.3kgf・m(4WDモデルのみ)
- 駆動バッテリー:6.5Ah(ニッケル水素式)
- 駆動方式:FF/4WD(E-Four)
4WDモデルは、E-Four方式で高出力リアモーターが採用されるのが特徴となる。
2.5L プラグインハイブリッド車
ハイブリッド車と同じくA25A-FXS型ダイナミックフォースエンジンの2.5L THSⅡが採用されるが、細かな設定は異なるようだ。バッテリー容量とフロントモーター出力については、ハイブリッド車から大幅アップしている。また駆動方式はE-Fourのみの設定となる。
- 最高出力:177ps
- 最大トルク:22.3kgf・m
- フロントモーター:134kW/20.6kgf・m
- リアモーター:40kW/12.3kgf・m
- バッテリー容量:18.1kWh(リチウムイオン式)
- 駆動方式:4WD(E-Four)
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グレード構成と価格、燃費性能
ベーシックなXグレード、装備充実のGグレードを主軸に、各種パッケージ、派生グレードが設定される。また、Adventureは専用エクステリアが与えられる。
また、PHVについては「Z」が用意される。
Xグレード
- ガソリン(FF/4WD)
- ハイブリッド(FF/E-Four)
FF車は、このXグレードしか用意されていない。エントリーグレードながらも「17インチアルミホイール」を装備している。運転席まわりでは、「ウレタン巻きステアリングホイール」、「アナログメーター」、「運転席6ウェイマニュアルシート」を採用。
このほか「ファブリックシート表皮」、「8インチディスプレイ」などが装備される。
Gグレード
- ガソリン(4WD)
- ハイブリッド(E-Four)
全てのパワートレイン選択肢が設定されている中心グレードとなる。エクステリアは「18インチアルミホイール」、「シルバー系塗装のスキッドプレート」の装備、またインテリアは「ステッチ付きの合皮シート」を採用し、Xグレードからワンランクアップされた雰囲気となる。
ドライバーズシート周辺でも装備が充実される。「運転席8ウェイパワーシート」「9インチディスプレイ」「本皮巻きステアリングホイール」「シフトノブ」「ステアリングヒーター」「オプティトロンメーター」が採用される。
さらにハイブリッドモデルに限られるが、荷室に「ハンズフリーバックドア」が装備される。
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Adventure
- ガソリン(4WD)
- ハイブリッド(E-Four)
専用エクステリアのAdventureは、ガソリン4WDモデルに加え、ハイブリッド(E-Four)が新たに加わった。
基本的にはGグレード並の装備を引き継ぎながらも、タイヤホイールはさらにインチアップされた「19インチ専用デザイン」を採用。Adventureならではのエクステリアの要となっているのが、「フロントバンパー」「フロントグリル」「スキッドプレート」「シルバーホイールアーチモール」でいずれも専用デザインとなる。
インテリアでも「専用シート」が与えられる。
「ダイナミックトルクベクタリングAWD」装備車となる。
特別仕様車 Adventure”OFFROAD package Ⅱ”
- ガソリン(4WD)
- ハイブリッド(E-Four)
通常Adventureから、さらにオフロードテイストを強めたのが、特別仕様車のAdventure”OFFROAD package”である。足回りは、「専用デザインの18インチアルミホイール」で、「オールテレーンタイヤ」を採用し、「最低地上高+10mm」のサスペンションセッティングが施される。
専用デザインパーツとして「スキッドプレート」「ルーフレール」が装備される。また、インテリアでも「専用合成皮革シート」に「レッドステッチ」が施される。
G”Z package”
- ガソリン(4WD)
Gグレードは、ハイブリッドモデルのみにしか「ハンズフリーバックドア」が装備されなかったが、これをガソリン4WDモデルに採用したのが、G”Z package”となる。
また、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が装備されるのも大きな特徴である。
Z
- プラグインハイブリッド(E-Four)
PHVは2022年10月の一部改良で、上級装備の1グレード「Z」のみに絞られた。
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RAV4がフルモデルチェンジから3年経過の2021年12月1日に一部改良、Adventure E-Fourを日本導入
トヨタは2021年12月1日に、RAV4の「Adventure」グレードにハイブリッド車(E-Four)を追加、その他のグレードにも一部改良を実施した。
まずは価格の話からしておくと、基本的には値上がりとなる。消費税込み車両本体価格を従来ラインアップと比較すると、Xグレード系統が+31,000円、Gグレード系統が+56,000円、Adventureグレード系統が+177,000円の価格アップとなる。
新設される「Adventure HYBRID E-Four」は4,106,000円。
また、PHVに関しては「値上げなし」で従来の価格が維持された。
・RAV4:2,774,000円~4,106,000円
・RAV4 PHV:4,690,000円~5,390,000円
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RAV4 Adventure 2.5L ハイブリッド(E-Four)を追加
2019年に日本発売された現行型RAV4であるが、オフロードイメージが強調された外観を持つ「Adventure」のパワートレイン選択肢は、これまで2.0Lガソリン(4WD)に限られていた。
また、欧州仕様にはそもそも「Adventure」の設定が無かったが、2022年モデルから「Adventure 2.5L ハイブリッド(E-Four)」を追加発売することが予告されていた。今回、日本向けラインアップにも、欧州仕様に準じたAdventure ハイブリッドモデルが導入された。
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一部改良では、アルミホイールとハイブリッド車のヘッドランプが新デザインに
一部改良では、「Adventure」に新色アッシュグレーメタリック×グレイッシュブルーが設定された。
写真の通り、LEDヘッドランプも意匠変更されている。この新デザインのヘッドランプは、ハイブリッド車とPHV車に限り採用される。
アルミホイールもリフレッシュされており、これは全車に新デザインが与えられた。
今回、販売期間3年というタイミングでもあり、マイナーモデルチェンジを期待する声もあったが、これには至らない一部改良程度の内容であった。
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(このページには、権利者より報道目的または個人的・非営利目的の場合のみの使用が許可されている画像・動画を使用しています。)
RAV4 モデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2024/10/28
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- 2024年11月 一部改良、受注再開予想
- 米国仕様は、2024年秋冬頃に次期型へフルモデルチェンジ予想、日本発売は2025年中盤予想
- 東京オートサロン2024で「DIRT RUNNER CONCEPT」出品
- 2024年に「RAV4 GR SPORT」が日本発売される可能性が残る
- 現行型のフェイスリフト、マイナーチェンジは実施されない予想
RAV4 DIRT RUNNER CONCEPT 画像 2024年1月 東京オートサロン
RAV4 オフパケ+(+) 画像 2024年1月 東京オートサロン
RAV4 PHEV-SPORTY PKG 東京オートサロン 画像 2023年1月 画像
RAV4 PHEV-ADVENTURE PKG 東京オートサロン 画像 2023年1月
RAV4 PHEV-OFFROAD PKG 東京オートサロン 画像 2023年1月
RAV4 一部改良のまとめ、価格 2022年10月
- PHVは、上級装備の「Z」にワングレード設定
- 装備類のグレードアップにより、全グレード値上げ
- 12.3インチフル液晶デジタルメーターを採用
- 10.5インチディスプレイオーディオを採用
- デジタルインナーミラーに録画機能を採用
- ナノイーXを標準装備
- ETC2.0の標準装備化
- USBソケットの形状を従来型TypeAから新型TypeCに変更
- T-Connect「車内Wi-Fi」に対応
- トヨタセーフティセンスに追加機能(プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車、および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能)
- 特別仕様車 Adventure“OFFROAD package Ⅱ”を設定
RAV4 価格表 2022年10月
グレード | エンジン | 駆動方式 | 消費税込み車両本体価格(円) | 差額 | |
旧価格 2021年12月改定 | 新価格 2022年10月改定 | ||||
X | ガソリン | 2WD | 2,774,000 | 2,938,000 | 164,000 |
4WD | 3,005,000 | 3,169,000 | 164,000 | ||
ハイブリッド | 2WD | 3,374,000 | 3,538,000 | 164,000 | |
E-Four | 3,627,000 | 3,791,000 | 164,000 | ||
G | ガソリン | 4WD | 3,447,000 | 3,666,000 | 219,000 |
ハイブリッド | E-Four | 4,085,000 | 4,304,000 | 219,000 | |
G”Z package” | ガソリン | 4WD | 3,595,000 | 3,836,000 | 241,000 |
Adventure | ガソリン | 4WD | 3,487,000 | 3,684,000 | 197,000 |
特別仕様車Adventure “OFFROAD package”(Ⅱ) | 4WD | 3,637,000 | 3,884,000 | 247,000 | |
ハイブリッド | E-Four | – | 4,503,000 | – | |
Adventure | ハイブリッド | E-Four | 4,106,000 | 4,303,000 | 197,000 |
G(廃止) | PHV | E-Four | 4,690,000 | – | – |
G”Z”(廃止) | E-Four | 4,990,000 | – | – | |
BLACK TONE(廃止) | E-Four | 5,390,000 | – | – | |
Z | PHV | 5,633,000 | – |