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CX-3の開発が本格化、CX-5の年間生産能力を引き上げ
マツダが今年2012年春に発売した新型SUV、CX-5の販売が好調だ。これに対応するためマツダは、16万台であったCX-5の年間生産能力を8月には20万台に増強する計画でいたが、さらにその後、24万台へと引き上げる上方修正を発表した。
マツダでは、CX-5より一回り小さいボディを持つCX-3の構想が開発段階であったが、このCX-5のセールス的な成功によって、CX-3の発売は確実視されつつある。
CX-3のボディサイズは、全長4m未満×全幅1.7m未満×全高1.7m未満程度になるという予測が多い。しかし、5ナンバーサイズを堅持するより、ジュークのように3ナンバーサイズでデザイン自由度を高めた方が今風でウケがいいのでは、とも考える。
CX-3はベリーサ後継車種としても注目されている
新型CX-3は、2014年の発売が予定されている次期デミオのプラットフォームを利用して開発される。
現在、デミオベースの派生車としてはベリーサがある。現行ベリーサは、現行デミオより一つ古い二代目DY系デミオのプラットフォームを使用しており、今年2012年でデビューから8年が経過するモデル末期にある。販売終息が懸念される時期に来ていたが、先月の2012年6月にマイナーチェンジを受け、販売はしばらく続けられることになった。
2015年頃には、新型CX-3がベリーサ後継車種としてのポジションを引き継ぐことになる。
(写真はマイナーチェンジしたベリーサ)
また、新型CX-3に搭載されるエンジンは、ガソリンとディーゼルの2タイプになる。
1.3LのSKYACTIV-Gのガソリンエンジン仕様は、JC08モード燃費30.0km/Lの達成を目標に開発が進められており、現行デミオスカイアクティブを凌ぐ燃費性能になる見込みだ。
ディーゼルエンジンは、1.5LのSKYACTIV-Dを新たに開発。2.2LディーゼルのCX-5に引き続き人気モデルになることが予想される。この1.5Lディーゼルは、アクセラやデミオの欧州モデルにも搭載されるのではと予想する。
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