新型【CX-3】フルモデルチェンジいつ?2025年以降発売予想、エンジン搭載継続の可能性【マツダ最新情報】現行型商品改良を2024年2月実施済み、大幅な値上げ、消費税込み2,279,200~3,434,200円、エントリー廃止、改良版マツコネ全車標準装備 、特別仕様車 Vivid Monotoneを新設

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現行型 CX-3

CX-3のフルモデルチェンジは2025年以降の実施が予想される。

現行型は、2023年後半に予告されていた商品改良が実施され、2024年モデルの販売がスタートしている。モデル末期であるため、この商品改良による新型も単なるイヤーモデルとしての位置づけであり、長期間に渡って販売される商品ではない可能性がある。

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デミオ 2014年

現行のCX-3は、2015年にMAZDA2(当時はデミオ)と共通のプラットフォームを用いて市場に投入された派生クロスオーバーSUVである。MAZDA2は2014年にフルモデルチェンジを行い、その約1年後にCX-3が登場した。

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現行型 CX-3

そのMAZDA2が2024年後半以降にフルモデルチェンジを迎える見込み。これに続いてCX-3へもフルモデルチェンジが実施され、その発売時期は2025年以降となることが予想される。

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SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー

また、マツダが発表した次世代プラットフォームには、EV専用のスケーラブルアーキテクチャが含まれており、ボディサイズや具体的な車種に関する詳細は不明である。その導入は2026年以降から始まり、2030年にかけて複数の車種が市場に投入されることが発表されていた。これには、CX-3の後継車種に相当するようなコンパクトSUVも含まれる可能性があるだろう。

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MX-30 e-SKYACTIV R-EV

しかし、フルモデルチェンジを先に迎えるMAZDA2は、従来プラットフォームを引き続き使用することが想定されている。電動化については、「Rotary-EV」を採用したPHEVが筆頭となり、BEVの採用は無い可能性も考えられる。グローバル市場においては、横置きの従来型エンジンを含む多様なパワートレインラインアップを用意し、各市場の需要に応えることがBセグメントカーに要求されることになりそう。

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現行型 CX-3

既にCX-3の生産はタイへ移管されており、アジア新興国で高まるコンパクトSUVの需要に応える体制を整えている。次期CX-3がEV専用車となる可能性は低く、従来のプラットフォームのキャリーオーバーと内燃機関搭載の継続が予想される。

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CX-3の商品改良を発表、2024年2月発売予定

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マツダは、CX-3を商品改良し、2023年9月21日より予約受付を開始した。発売日は、2024年2月が予定されている。

新型CX-3は、コネクティッドサービスに対応したマツダコネクトを全車標準装備。マツダコネクトの進化により、8.8インチの大型センターディスプレイや、音質・画質の向上した音声/映像のデジタル伝送を享受できる。また、従来対応できなかったコネクティッドサービスの提供も開始した。これにより、急病や車両故障時にオペレーターが救急、警察、販売会社と連携して顧客のサポートを行うマツダエマージェンシーコールやマツダアドバイスコールが利用可能となり、「安全・安心」から「快適・楽しむ」領域まで、顧客はコネクティッドサービスを享受できる。

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新たに特別仕様車「Vivid Monotone」が設定され、ラインアップに加わった。この特別仕様車は、色彩を抑えたシックなデザインと、大胆な柄や素材感を要所に取り入れており、洗練された外観を実現している。

また、「SKYACTIV-D1.8」搭載車においては、出力向上が盛り込まれた。

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新型CX-3 装備充実とグレード整理で、大幅な値上げを実施

新しくなったCX-3は、装備の充実化とグレード整理により、大幅な値上げとなった。

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ガソリン車は、従来エントリーグレード 15S(1,925,000円)が廃止。残されたグレードも+139,700~227,700円の値上げで、2,279,200~2,950,200円でラインアップされる。

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ディーゼル車も従来エントリーグレード XD(2,317,000円)が廃止。さらに6MT車も廃止となった。継続グレードに対する値上げは145,200円で、2,796,200~3,434,200円のラインアップとなる。

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「MAZDA CX-3」商品改良 2023年9月発表

 特別仕様車「Vivid Monotone」を追加

新型CX-3では、ガソリンエンジン車およびディーゼルエンジン車に特別仕様車「Vivid Monotone」が新設定された。色彩が抑えられ、シックにまとめられながらも、要所には大胆な柄や素材が取り入れられた。

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エクステリアでは、「Super Edgy」でブラックキャビンや光沢のクラッディング塗装が採用された。ラジエーターグリルを縁取るシグネチャーウィングには、ブラッククロームがCX-3で初めて採用された。新デザインの専用18インチアルミホイールは、ブラックメタリック塗装が施された。

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インテリアでは、色調が抑えられたモノトーンの空間で、スポーツウェアがイメージされ、インパネやドアトリムのソフトパッド、空調ルーバー、ステッチに差し色が配色された。

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「SKYACTIV-D 1.8」の出力向上

「SKYACTIV-D 1.8」搭載車は、出力が向上され、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮できるようになった。

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アクセルを踏み始めた瞬間の応答が大幅に改良された。ディーゼルエンジンの高い経済性は保持されつつ、アクセル操作に対して遅れずにトルクを発揮し、ドライバーが意図した通りにクルマが応答するように燃焼制御が見直された。

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CX-3 通常モデルも内外装を改良

新型CX-3は、特別仕様車だけでなく、既存機種のデザインも進化した。

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「15S Urban Dresser」では、ブラックグロッシーパッケージがメーカーセットオプションから標準装備とされた。

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「15S Touring」「XD Touring」では、ホイールカラーやシートデザインが変更された。セラミックメタリックに代わって、エアログレーメタリックが新設定され、CX-3の躍動感が一層際立たせられた。

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CX-3の一部改良と特別仕様車 2021年11月下旬 発売

マツダの小型SUV、CX-3の一部改良と特別仕様車の設定が2021年11月下旬に予定されている。

CX-3

2015年発売のCX-3は既にモデル末期ではあるものの、国内向けには現行型の販売が継続されるようだ。ただし、国内向け2.0Lガソリン車は廃止され、さらに北米モデルは今期2021年モデルを以って販売を終了させる予定となっており、販売規模を縮小させる傾向にある。

CX-3に関するフルモデルチェンジの情報についても気になる時期であるが、今年はマツダから重大な発表があった。「2025年頃からのEV専用プラットフォーム商品群の導入」が予告された。これは、CX-3の後継モデルなど、小型車も対象となっている可能性が高い。

CX-3 レーシングコンセプト

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CX-3クラスのEV化に期待、EV専用スケーラブルアーキテクチャが開発中

「EV専用スケーラブルアーキテクチャ」と呼ばれているEV専用プラットフォームは、これまでのスモールとラージで進めてきた2つのアーキテクチャと並行して、新たに設定される3つ目のプラットフォームとなる。

  • EV専用スケーラブルアーキテクチャ 2026年~(2030年までに複数車種)
  • 縦置きラージアーキテクチャ 2022年~(CX-60,CX-70,CX-80,CX-90)
  • 横置きスモールアーキテクチャ 2018年~(MAZDA3,CX-30,MX-30,CX-50)

EV専用スケーラブルアーキテクチャは、様々な車格やボディタイプの電気自動車に対応する。ただし、マツダが小型車のEV化について具体的なものを示せていないなかでは、特に小型車での商品化が期待される。

CX-3 マツダ

また、マツダは2030年までに全生産の25%をEVとすることを目標としており、特に台数の出やすい小型車のEV化は欠かせないはず。

ただし、新興国市場などのICE車の需要の高さから、近い時期に全ての小型車をEVとするのは難しそう。CX-3においても従来型プラットフォームを継続したフルモデルチェンジが噂されている。

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CX-3、2021年11月下旬実施の一部改良と特別仕様車の設定

今回の商品改良では、上質・洗練といったCX-3が備える特長をさらに追求した特別仕様車「Super Edgy (スーパー エッジー)」が追加された。装備の改良および新外板色の追加も実施された。さらに2.0L SKYACTIV-Gの廃止など、機種ラインアップがリニューアルされ、モデル末期の販売体制が整えられた。

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CX-3 特別仕様車「Super Edgy」の特徴

特別仕様車「Super Edgy」は、ピラーとルーフといったボディ上部、ホイールとバンパーのボディ下部がブラック塗装された2トーンカラーが採用された。

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インテリアは黒を基本に、ダッシュボードやドアトリム、フロントシートバックなどに白が配色される。シートの背面の中央部分や座面、エアコンルーバーリングには、挿し色としてカッパー(赤銅)色を用いてアクセントとし、上品さと色気が演出された。

CX-3 インテリア 特別仕様車

シート素材は、座面・背面の中央部分には手触りの良いスエード調人工皮革・グランリュクスが採用され、サイドサポート部分には滑らかな質感の人工皮革が使用される。

CX-3 特別仕様車

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CX-3 一部改良の内容

装備類の改良では、「ブラック グロッシー パッケージ」の採用拡大と、新色ボディカラーとして「プラチナクォーツメタリック」が設定された。

ワイヤレス充電(Qi)がオプション装備として用意される。

AWD車にはワイパーデアイサーが標準装備となった。

前後のホイールアーチ部分をカバーするクラッディングとフロント、リアバンパー下部をグロスブラック塗装として、足元を引き締め、優美さと精悍さを増す「ブラック グロッシー パッケージ」がセットオプションとして追加された。

簡単な登録で、次回からスマートフォンを取り出さずに自動接続できる、Apple CarPlayワイヤレス接続がオプション設定された。

フロント窓ガラスにたまった雪を取り除きやすくする、ワイパーデアイサーがAWD車に標準設定された。

マツダコネクトセンターディスプレイを7インチから8インチに拡大された。

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CX-3 モデルチェンジ まとめ

まとめ更新日: 2024/02/07

  • 現行型は2015年2月 発売モデル
  • グローバル販売が強く、タイに生産移管済み
  • 2022年よりタイ生産モデルが国内向け輸入販売
  • プラットフォーム共用のMAZDA2が2024年後半以降にフルモデルチェンジの可能性
  • MAZDA2に続き、CX-3も2025年以降のフルモデルチェンジ予想
  • CX-3後継モデルはBEV専用車ではない可能性

2023年9月 一部改良と特別仕様車

  • 2023年9月 一部改良と特別仕様車を発表し、販売期間延長
  • 発売は2024年2月予定
  • コネクティッドサービス対応マツダコネクトを全車標準装備
  • 8.8インチ センターディスプレイ
  • 特別仕様車「Vivid Monotone」を新設
  • SKYACTIV-D1.8の出力向上
  • 6MT廃止で全車6ATへ
  • ガゾリン/ディーゼルとも従来エントリーグレードを廃止
  • 大幅な値上げを実施

「MAZDA CX-3」商品改良 価格表 2023年9月発表

機種名 駆動 エンジン トランス
ミッション
旧価格(円) 新価格(円) 差額(円)
15S 2WD SKYACTIV-G1.5 6EC-AT 1,925,000 廃止
4WD 2,167,000 廃止
15S Touring 2WD 2,068,000 2,279,200 211,200
4WD 2,381,500 2,521,200 139,700
15S Urban Dresser 2WD 2,304,500 2,532,200 227,700
4WD 2,634,500 2,774,200 139,700
15S Super Edgy 2WD 2,568,500 廃止
4WD 2,810,500 廃止
15S Vivid Monotone 2WD 2,708,200
4WD 2,950,200
XD 2WD SKYACTIV-D1.8 6EC-AT 2,317,000 廃止
4WD 2,559,000 廃止
XD Touring 2WD 6MT 2,871,000 廃止
6EC-AT 2,651,000 2,796,200 145,200
4WD 6MT 3,113,000 廃止
6EC-AT 2,893,000 3,038,200 145,200
XD Super Edgy 2WD 6EC-AT 3,047,000 廃止
4WD 3,289,000 廃止
XD Vivid Monotone 2WD 3,192,200
4WD 3,434,200

「MAZDA CX-3」商品改良 画像 2023年9月発表

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新型CX-3のグレードラインアップと旧価格 2021年11月下旬

機種名 エンジン 駆動 変速機 メーカー希望
小売価格(円)
(旧価格 消費税込)
WLTCモード燃費(km/L)
15S SKYACTIV-G 1.5 2WD 6EC-AT 1,892,000 17
4WD 2,134,000 15.7
15S Touring 2WD 1,991,000 17
4WD 2,233,000 15.7
15S Urban Dresser 2WD 2,271,500 17
4WD 2,513,500 15.7
15S Super Edgy 2WD 2,491,500 17
4WD 2,733,500 15.7
XD SKYACTIV-D 1.8 2WD 6MT 2,317,000 23.2
6EC-AT 2,284,000 20
4WD 6MT 2,559,000 21.2
6EC-AT 2,526,000 19
XD Touring 2WD 6MT 2,871,000 23.2
6EC-AT 2,453,000 20
4WD 6MT 3,113,000 21.2
6EC-AT 2,695,000 19
XD Super Edgy 2WD 6EC-AT 2,970,000 20
4WD 3,212,000 19

CX-3 画像 2022年

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