CX-3のフルモデルチェンジか、もしくは新型CX-20の導入か、2026~2027年の小型SUV計画を公表
CX-3のフルモデルチェンジは2026~2027年が予想されます。
マツダは2025年3月18日に公表した「ライトアセット戦略」のなかで、「電動化トランジションのロードマップ」を公開しました。そこではマイルドハイブリッドEV(MHEV)の投入計画を示しており、PHASE 2の後半にあたる2026年から2027年ごろに「タイ生産小型SUV」が登場することが明記されています。これはCX-3を後継する新型車であると想定され、実質的に2026~2027年をめどにCX-3がフルモデルチェンジを迎えると予想できます。また、その展開先として日本も明記されており、海外専売モデルとなる心配は無さそうです。
モデルネームについては、CX-3が継続されるのか、あるいは、商標出願済みの「CX-20」を新たに使っていくのか、現段階では判断できないでしょう。
CX-3は2015年2月に発売され、当時「デミオ」と呼ばれていた現MAZDA2のプラットフォームをベースに開発されたクロスオーバーSUVです。
発売から10年が経過し、2018年5月には大幅改良によってディーゼルエンジンが1.5Lから1.8Lへと変更されましたが、この1.5Lディーゼルエンジンは従来MAZDA2に搭載され続けてきたものでした。2022年6月には国内の防府第1工場での生産が終了し、日本向けはタイ工場で生産された車両が輸入販売されています。
近年、マツダはEV専用プラットフォームについての情報を公開してきたため、CX-3後継モデルがEV専用になる可能性も考えられました。しかし今回、タイ工場で生産される小型SUVの計画が明らかとなりました。MHEVでの計画ということで、エンジンを搭載したマイルドハイブリッドとして登場することになるでしょう。プラットフォームは従来型から改良が施された、キャリーオーバーとなることが予想されます。
現行型のCX-3はモデル末期にさしかかっていますが、2024年2月にも改良モデルが登場しています。特にディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」では制御が見直され、出力向上と広い回転域での高トルク発揮が可能になりました。燃焼制御の改善によって全体的な走行性能の向上も図られています。
一方、2024年9月17日にはMAZDA2 SKYACTIV-Dの国内向け生産が終了したため、最小サイズのディーゼルエンジンを搭載するマツダ車はCX-3となりました。
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CX-3の商品改良を発表、2024年2月発売予定
マツダは、CX-3を商品改良し、2023年9月21日より予約受付を開始した。発売日は、2024年2月が予定されている。
新型CX-3は、コネクティッドサービスに対応したマツダコネクトを全車標準装備。マツダコネクトの進化により、8.8インチの大型センターディスプレイや、音質・画質の向上した音声/映像のデジタル伝送を享受できる。また、従来対応できなかったコネクティッドサービスの提供も開始した。これにより、急病や車両故障時にオペレーターが救急、警察、販売会社と連携して顧客のサポートを行うマツダエマージェンシーコールやマツダアドバイスコールが利用可能となり、「安全・安心」から「快適・楽しむ」領域まで、顧客はコネクティッドサービスを享受できる。
新たに特別仕様車「Vivid Monotone」が設定され、ラインアップに加わった。この特別仕様車は、色彩を抑えたシックなデザインと、大胆な柄や素材感を要所に取り入れており、洗練された外観を実現している。
また、「SKYACTIV-D1.8」搭載車においては、出力向上が盛り込まれた。
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新型CX-3 装備充実とグレード整理で、大幅な値上げを実施
新しくなったCX-3は、装備の充実化とグレード整理により、大幅な値上げとなった。
ガソリン車は、従来エントリーグレード 15S(1,925,000円)が廃止。残されたグレードも+139,700~227,700円の値上げで、2,279,200~2,950,200円でラインアップされる。
ディーゼル車も従来エントリーグレード XD(2,317,000円)が廃止。さらに6MT車も廃止となった。継続グレードに対する値上げは145,200円で、2,796,200~3,434,200円のラインアップとなる。
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「MAZDA CX-3」商品改良 2023年9月発表
特別仕様車「Vivid Monotone」を追加
新型CX-3では、ガソリンエンジン車およびディーゼルエンジン車に特別仕様車「Vivid Monotone」が新設定された。色彩が抑えられ、シックにまとめられながらも、要所には大胆な柄や素材が取り入れられた。
エクステリアでは、「Super Edgy」でブラックキャビンや光沢のクラッディング塗装が採用された。ラジエーターグリルを縁取るシグネチャーウィングには、ブラッククロームがCX-3で初めて採用された。新デザインの専用18インチアルミホイールは、ブラックメタリック塗装が施された。
インテリアでは、色調が抑えられたモノトーンの空間で、スポーツウェアがイメージされ、インパネやドアトリムのソフトパッド、空調ルーバー、ステッチに差し色が配色された。
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「SKYACTIV-D 1.8」の出力向上
「SKYACTIV-D 1.8」搭載車は、出力が向上され、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮できるようになった。
アクセルを踏み始めた瞬間の応答が大幅に改良された。ディーゼルエンジンの高い経済性は保持されつつ、アクセル操作に対して遅れずにトルクを発揮し、ドライバーが意図した通りにクルマが応答するように燃焼制御が見直された。
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CX-3 通常モデルも内外装を改良
新型CX-3は、特別仕様車だけでなく、既存機種のデザインも進化した。
「15S Urban Dresser」では、ブラックグロッシーパッケージがメーカーセットオプションから標準装備とされた。
「15S Touring」「XD Touring」では、ホイールカラーやシートデザインが変更された。セラミックメタリックに代わって、エアログレーメタリックが新設定され、CX-3の躍動感が一層際立たせられた。
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CX-3の一部改良と特別仕様車 2021年11月下旬 発売
マツダの小型SUV、CX-3の一部改良と特別仕様車の設定が2021年11月下旬に予定されている。
2015年発売のCX-3は既にモデル末期ではあるものの、国内向けには現行型の販売が継続されるようだ。ただし、国内向け2.0Lガソリン車は廃止され、さらに北米モデルは今期2021年モデルを以って販売を終了させる予定となっており、販売規模を縮小させる傾向にある。
CX-3に関するフルモデルチェンジの情報についても気になる時期であるが、今年はマツダから重大な発表があった。「2025年頃からのEV専用プラットフォーム商品群の導入」が予告された。これは、CX-3の後継モデルなど、小型車も対象となっている可能性が高い。
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CX-3クラスのEV化に期待、EV専用スケーラブルアーキテクチャが開発中
「EV専用スケーラブルアーキテクチャ」と呼ばれているEV専用プラットフォームは、これまでのスモールとラージで進めてきた2つのアーキテクチャと並行して、新たに設定される3つ目のプラットフォームとなる。
- EV専用スケーラブルアーキテクチャ 2026年~(2030年までに複数車種)
- 縦置きラージアーキテクチャ 2022年~(CX-60,CX-70,CX-80,CX-90)
- 横置きスモールアーキテクチャ 2018年~(MAZDA3,CX-30,MX-30,CX-50)
EV専用スケーラブルアーキテクチャは、様々な車格やボディタイプの電気自動車に対応する。ただし、マツダが小型車のEV化について具体的なものを示せていないなかでは、特に小型車での商品化が期待される。
また、マツダは2030年までに全生産の25%をEVとすることを目標としており、特に台数の出やすい小型車のEV化は欠かせないはず。
ただし、新興国市場などのICE車の需要の高さから、近い時期に全ての小型車をEVとするのは難しそう。CX-3においても従来型プラットフォームを継続したフルモデルチェンジが噂されている。
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CX-3、2021年11月下旬実施の一部改良と特別仕様車の設定
今回の商品改良では、上質・洗練といったCX-3が備える特長をさらに追求した特別仕様車「Super Edgy (スーパー エッジー)」が追加された。装備の改良および新外板色の追加も実施された。さらに2.0L SKYACTIV-Gの廃止など、機種ラインアップがリニューアルされ、モデル末期の販売体制が整えられた。
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CX-3 特別仕様車「Super Edgy」の特徴
特別仕様車「Super Edgy」は、ピラーとルーフといったボディ上部、ホイールとバンパーのボディ下部がブラック塗装された2トーンカラーが採用された。
インテリアは黒を基本に、ダッシュボードやドアトリム、フロントシートバックなどに白が配色される。シートの背面の中央部分や座面、エアコンルーバーリングには、挿し色としてカッパー(赤銅)色を用いてアクセントとし、上品さと色気が演出された。
シート素材は、座面・背面の中央部分には手触りの良いスエード調人工皮革・グランリュクスが採用され、サイドサポート部分には滑らかな質感の人工皮革が使用される。
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CX-3 一部改良の内容
装備類の改良では、「ブラック グロッシー パッケージ」の採用拡大と、新色ボディカラーとして「プラチナクォーツメタリック」が設定された。
ワイヤレス充電(Qi)がオプション装備として用意される。
AWD車にはワイパーデアイサーが標準装備となった。
前後のホイールアーチ部分をカバーするクラッディングとフロント、リアバンパー下部をグロスブラック塗装として、足元を引き締め、優美さと精悍さを増す「ブラック グロッシー パッケージ」がセットオプションとして追加された。
簡単な登録で、次回からスマートフォンを取り出さずに自動接続できる、Apple CarPlayワイヤレス接続がオプション設定された。
フロント窓ガラスにたまった雪を取り除きやすくする、ワイパーデアイサーがAWD車に標準設定された。
マツダコネクトセンターディスプレイを7インチから8インチに拡大された。
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CX-3 モデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2025/04/08
- 2026~2027年ごろに、マイルドハイブリッド(MHEV)搭載「タイ生産小型SUV」の計画を示すロードマップが公表される
- フルモデルチェンジ2026~2027年予想
- 次期型もタイ生産となる
- 現行型は2015年2月 発売モデル
- グローバル販売が強く、タイに生産移管済み
- 2022年よりタイ生産モデルが国内向け輸入販売
- MAZDA2 SKYACTIV-D 1.5 国内向け生産終了につき、CX-3がマツダ最小のディーゼルエンジン搭載車に
- CX-3後継モデルはBEV専用車ではない可能性
2023年9月 一部改良と特別仕様車
- 2023年9月 一部改良と特別仕様車を発表し、販売期間延長
- 発売は2024年2月予定
- コネクティッドサービス対応マツダコネクトを全車標準装備
- 8.8インチ センターディスプレイ
- 特別仕様車「Vivid Monotone」を新設
- SKYACTIV-D1.8の出力向上
- 6MT廃止で全車6ATへ
- ガゾリン/ディーゼルとも従来エントリーグレードを廃止
- 大幅な値上げを実施
「MAZDA CX-3」商品改良 価格表 2023年9月発表
機種名 | 駆動 | エンジン | トランス ミッション |
旧価格(円) | 新価格(円) | 差額(円) |
15S | 2WD | SKYACTIV-G1.5 | 6EC-AT | 1,925,000 | 廃止 | – |
4WD | 2,167,000 | 廃止 | – | |||
15S Touring | 2WD | 2,068,000 | 2,279,200 | 211,200 | ||
4WD | 2,381,500 | 2,521,200 | 139,700 | |||
15S Urban Dresser | 2WD | 2,304,500 | 2,532,200 | 227,700 | ||
4WD | 2,634,500 | 2,774,200 | 139,700 | |||
15S Super Edgy | 2WD | 2,568,500 | 廃止 | – | ||
4WD | 2,810,500 | 廃止 | – | |||
15S Vivid Monotone | 2WD | – | 2,708,200 | – | ||
4WD | – | 2,950,200 | – | |||
XD | 2WD | SKYACTIV-D1.8 | 6EC-AT | 2,317,000 | 廃止 | – |
4WD | 2,559,000 | 廃止 | – | |||
XD Touring | 2WD | 6MT | 2,871,000 | 廃止 | – | |
6EC-AT | 2,651,000 | 2,796,200 | 145,200 | |||
4WD | 6MT | 3,113,000 | 廃止 | – | ||
6EC-AT | 2,893,000 | 3,038,200 | 145,200 | |||
XD Super Edgy | 2WD | 6EC-AT | 3,047,000 | 廃止 | – | |
4WD | 3,289,000 | 廃止 | – | |||
XD Vivid Monotone | 2WD | – | 3,192,200 | – | ||
4WD | – | 3,434,200 | – |
「MAZDA CX-3」商品改良 画像 2023年9月発表
新型CX-3のグレードラインアップと旧価格 2021年11月下旬
機種名 | エンジン | 駆動 | 変速機 | メーカー希望 小売価格(円) (旧価格 消費税込) |
WLTCモード燃費(km/L) |
15S | SKYACTIV-G 1.5 | 2WD | 6EC-AT | 1,892,000 | 17 |
4WD | 2,134,000 | 15.7 | |||
15S Touring | 2WD | 1,991,000 | 17 | ||
4WD | 2,233,000 | 15.7 | |||
15S Urban Dresser | 2WD | 2,271,500 | 17 | ||
4WD | 2,513,500 | 15.7 | |||
15S Super Edgy | 2WD | 2,491,500 | 17 | ||
4WD | 2,733,500 | 15.7 | |||
XD | SKYACTIV-D 1.8 | 2WD | 6MT | 2,317,000 | 23.2 |
6EC-AT | 2,284,000 | 20 | |||
4WD | 6MT | 2,559,000 | 21.2 | ||
6EC-AT | 2,526,000 | 19 | |||
XD Touring | 2WD | 6MT | 2,871,000 | 23.2 | |
6EC-AT | 2,453,000 | 20 | |||
4WD | 6MT | 3,113,000 | 21.2 | ||
6EC-AT | 2,695,000 | 19 | |||
XD Super Edgy | 2WD | 6EC-AT | 2,970,000 | 20 | |
4WD | 3,212,000 | 19 |