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次期スープラとして噂されるFT-HSコンセプト
次期スープラとされるFT-HSコンセプト、2007年のデトロイトモーターショーなどで公表されることがあったものの、リーマンショック以降は開発が中断。
最近ではスープラ後継車種について、新しいニュースを聞くことが少なくなっていた。
そんな中、トヨタ上層部から次期スープラの開発再開を匂わせる発言が注目されている。
現在トヨタがラインアップするスポーツカーとしては、レクサスLFAと2012年4月発売の86があるが、この2車種の間が開きすぎている。
その間を埋める車種がトヨタ本命のスポーツカーという位置付けで開発されているというのだ。
この車種は、開発が中断されていたFT-HSコンセプトを指しているのは明らか。
次期スープラの開発が再開していることを非公式ながらアピールしたと捉えていいだろう。
現在、トヨタのスポーツカーセグメントでは86が発売間近にあり、開発予算は既にこの次期スープラにシフトしている可能性が高いと予想する。
次期スープラの販売がより現実的になるには、これからの86のセールスに依る部分もあるだろう。
スープラ後継車種は、LFAと86の間を埋める車種として期待
写真は、レクサスブランドでラインアップされるLFA。
搭載される5LのV10エンジンは571psの出力を発生。
市販化は実現したものの車両価格3750万円の少数生産限定販売のみだ。
写真は先日の東京モーターショーで完成車ボディが公開された86。
2Lの水平対向エンジン搭載で出力200ps。
低価格で魅力的な軽量スポーツカーであるが、中高年層からは子供っぽいという指摘もあり、次期スープラの発売に期待がかかる。
次期スープラとされるコンセプトカーFT-HSは、レクサスGS450hと共通エンジンのV6 3.5Lが採用され、その出力は400ps。
燃費は10・15モードで15.0km/Lと具体的な数値まで示されていた。
2Lスポーツの86が10・15モード燃費で14.8km/Lであるから、次世代スポーツカーとして現実的な燃費性能を目標にしていたのがわかる。
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