新型エスティマのデビューが1年以上延期
エスティマの現行モデルは2006年から販売しており、来年の2012年はフルモデルチェンジの時期に来ている。
これまでトヨタ内でも2012年の発売に向けて新型エスティマの開発を進めていたようだが、ここにきて発売を延期。
次期エスティマの発売は早くても2013年、場合によっては2015年の発売もあり得る状況になってきている。
次期エスティマの発売が延期となった原因
次期モデルのエスティマ、発売が延期となった理由は2つある。
一つはデザインの変更によるもの。
トヨタ車は総じて凡庸なデザインと評価されることが多いが、エスティマだけは別。
従来の四角い箱型ボディのミニバンを丸くしたことで初代モデルから高い評価を得てきた。
それだけに、新型エスティマのデザインに求められるハードルも高く、もう一度設計をやり直すということだ。
発売は遅れるものの、次期エスティマのデザインは相当期待できるものになりそうだ。
二つ目は、現行モデルでの販売が好調なこと。
通常、販売から5年も経過した車種は、デビュー当初に比べ販売台数が大幅に落ち込んでいることが多い。
ただし、現行のエスティマに関しては、11月の販売台数が5419台で全普通車で8位。
モデル末期とは思えない堅調ぶりだ。
モデルチェンジをして販売台数にテコ入れをする必要性が少ないということで、デザイン変更のための開発延期が可能になったというわけである。
次期エスティマの2.5Lハイブリッドシステム
既に次期エスティマとして上がってきている情報によれば、新型カムリに採用された2.5Lのハイブリッドシステムが、次期エスティマにも搭載されるということであった。
しかし、これは2012年の発売を前提とした計画。
発売が延期ということであれば、また新たなパワーユニットが採用される可能性もあるだろう。