新型【CX-60】商品改良2024年12月9日より受注受付、特別仕様車 XD-HYBRID Trekker、新グレードXD SP 【マツダ最新情報】マイナーチェンジいつ?エントリーは消費税込み3,267,000円、新価格表

CX-60

08-cx-60-xd-hybrid-trekker-l

CX-60が商品改良 2024年12月

マツダは、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」の商品改良を行い、2024年12月9日より予約受注を開始しました。実際の販売開始は2025年2月21日を予定しており、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルの発売は2025年3月中旬にずれ込む見込みです。

cx-60-001

この「MAZDA CX-60」は、マツダの新世代ラージ商品群の第一弾として市場に投入された2列シートミッドサイズSUVで、エンジンを縦置きし後輪駆動をベースとした独自のプラットフォームにより、ハンドリング性能やステアリングフィール、そして高出力パワートレインによる力強い走行と環境性能の両立が特徴となっています。内外装には日本の美意識を色濃く反映したマツダ独自のデザインとクラフトマンシップが生かされ、これまでにも多くのユーザーから高評価を得てきました。

cx-60-021

今回の改良点として特に注目されるのは、操縦安定性や乗り心地のさらなる向上です。サスペンションセッティングの見直しに加え、電動パワーステアリングやAWDの制御を適正化することで、高速走行時や様々な路面状況でもより自然で快適なドライビングフィーリングが追求されました。また、走行中に発生する騒音や振動への対策も強化し、車内の静粛性を高めることで、移動時の快適性が全般的に底上げされています。

以下、モデルラインアップにも大きな変化があります。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

CX-60に新グレード「XD SP」が追加

13-cx-60-xd-sp-2-s  

まず、スポーティなスタイリングを際立たせた新グレード「XD SP」が追加されました。

07-cx-60-xd-sp-l

ブラックを基調としたエクステリアが特徴的で、フロントグリルはハニカムタイプ(ピアノブラック仕上げ)へと刷新され、サイドシグネチャーガーニッシュにはブラッククロームの「INLINE6」のテクノロジーバッジが備えられています。

01-cx-60-xd-sp-ext-s

ドアミラーにはグロスブラックが採用されており、ブラックメタリック塗装が施された20インチアルミホイールが足元を飾ります。

09-cx-60-xd-sp-2wd-int-s

なお、「XD SP」の追加に伴い、従来の「XD」および「XD S Package」グレードは廃止されました。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」を追加

08-cx-60-xd-hybrid-trekker-l

もう一つの新顔として、特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」が用意されています。

10-cx-60-int-xd-hybrid-trekker-s

こちらはアウトドアでのレジャーをより豊かにする装備を標準化しており、「ジルコンサンドメタリック」を特別仕様車限定カラーとして設定されています。

04-cx-60-ext-xd-hybrid-trekker-s

もちろん他のボディカラーも選択可能です。

12-cx-60-trekker-panoramic-sunroof-s

また、パノラマサンルーフが標準装備され、急ブレーキやアクシデント時に荷室から前方への荷物侵入を防ぐパーティションネットも搭載されています。

11-cx-60-trekker-partition-net-l

さらに「XD L Package」および「XD Exclusive Mode」のサイドシグネチャーガーニッシュはブラックの材着からテクノロジーバッジ付きのクロームメッキ仕様へと変更されています。

05-cx-60-ext-xd-hybrid-trekker-s

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

CX-60 価格表 2024年12月 発表

新型CX-60の価格帯は消費税込みで3,267,000円から6,462,500円まで用意されており、環境性能と走行性能、そして洗練されたデザインや快適性を求める幅広いユーザーが、各自のライフスタイルや嗜好に合わせて選択できる構成となっています。

※ 価格は消費税10%込み

エンジン グレード名 2WD価格 4WD価格
SKYACTIV-G 2.5 25S S Package ¥3,267,000 ¥3,492,500
25S L Package ¥3,795,000 ¥4,020,500
25S Exclusive Mode ¥4,097,500 ¥4,323,000
SKYACTIV-D 3.3 XD SP ¥4,125,000 ¥4,350,500
XD L Package ¥4,224,000 ¥4,449,500
XD Exclusive Mode ¥4,565,000 ¥4,790,500
e-SKYACTIV D 3.3 XD-HYBRID Exclusive Sports ¥5,307,500
XD-HYBRID Exclusive Modern ¥5,307,500
XD-HYBRID Trekker ¥5,527,500
XD-HYBRID Premium Sports ¥5,670,500
XD-HYBRID Premium Modern ¥5,670,500
e-SKYACTIV PHEV PHEV L Package ¥5,700,200
PHEV Premium Sports ¥6,462,500
PHEV Premium Modern ¥6,462,500

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

CX-60のパワーステアリングにリコール 2024年1月

cx-60-025

CX-60に対するリコールが2024年1月18日に国土交通省に届け出られた。今回のリコールの内容は、深刻な不具合の報告が多かった、パワーステアリングに関するもので、注目度が高い。

cx-60-001

リコール届出番号 5430によると、「電動パワーステアリングギヤボックスにおいて、ギヤ同士の噛み合わせ荷重設定が不適切なため、噛み合い部に塗布したグリースが押し出され、摺動抵抗が増加します。そのため、ステアリングを操作するときの操作力が増大するおそれがあります。」としている。

cx-60-recall

また、改善の内容として、「全車両、ギヤを噛み合わせるためのスプリングを対策品に交換する。また、押し出されたグリースをウォームホイールの噛み合い部に塗り直す。」としている。

cx-60-003

CX-60のステアリング挙動については、非常に危険ということで、以前よりYoutube、SNS等で、ユーザーによる不具合報告が目立っていた。今回のリコールによって改善されれば、マツダのラージ商品群に対する悪評が一つ減ることになりそうだ。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

CX-60のフル擬装のテストカーが発売後も目撃

2023年10月17日ごろ、広島ナンバーの陸送車に積まれた2台のSUVのテストカーの目撃情報が複数報告されている。いよいよ、CX-80の登場かと思いきや、これらのテストカーはCX-60のように見える。

cx-60-spyshot-01

テストカーはCX-60のように見える(画像提供 Twitter@nonpan0608 様)

撮影された動画からは、後方に載せられた車両は、CX-60らしきバックドアおよびリアコンビネーションランプ周辺のデザインが確認できる。

cx-60-spyshot-02

テストカーはCX-60のように見える(画像提供 Twitter@nonpan0608 様)

クォーターウィンドガラスの形状からショートボディであることが確認でき、この段階で本車両がCX-80ではないことが確定した。また、20インチ ブラックホイールは国内向けCX-60に純正設定されるものだろう。右サイドの充電口は見えず、PHEVモデルでも無さそう。フロントデザインは表情が確認しにくいが、CX-60のグリルデザインと同一のように見える。

cx-60-spyshot-03

テストカーはCX-60のように見える(画像提供 Twitter@nonpan0608 様)

そして、前方に載せられた擬装車両は、18インチ シルバーホイールの装着が確認でき、これもCX-60に純正設定されるデザインと同一のようだ。こちらもショートボディで、やはりCX-80の可能性は無いだろう。

cx-60-spyshot-04

テストカーはCX-60のように見える(画像提供 Twitter@nonpan0608 様)

北米向けCX-70である可能性は残されるが、CX-60と異なるディテールが何一つ発見できない。現段階では、2台の擬装車両はCX-60である可能性が高いと考える。

cx-60-spyshot-05

テストカーはCX-60のように見える(画像提供 Twitter@nonpan0608 様)

発売から1年が過ぎるこの時期に、なぜフル擬装が施されたCX-60のテストカーを見ることになるのか。これは単なる想像ではあるが、海外でのテスト走行を終えて、広島に帰る途中というのも可能性の一つではないか。2台のテストカーは、駿河湾沼津SAの下りで目撃されており、横浜港あるいは東京港で陸送車に載せられ、広島に向けて運ばれているところなのかもしれない。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

https://twitter.com/nonpan0608/status/1714220171458744546

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60 価格改定 2023年8月1日、値上げ幅は198,000~330,000円

cx-60-026

新型CX-60 日本仕様

マツダ・CX-60の価格改定が2023年8月1日に発表された。値上げ幅は198,000~330,000円という比較的大幅なものとなっており、原材料価格や物流費などの高騰が理由となっている。また、「今回の改定に合わせ、お客さまの好みに合うメーカーオプション選択をより容易にするために、機種・装備体系を一部見直します」としている。

グレード構成では、プラグインハイブリッドのエントリーモデル「PHEV S Package」(5,390,000円)が廃止となる。

cx-60-021

2022年6月に発売された新型CX-60であるが、マツダの新世代FRプラットフォーム採用など革新的な面もあるものの、不具合が多発している。このことは、マツダの株主総会でも取り上げられるほどであった。2.5LクラスのFRベースSUVが、エントリー価格で2,992,000円というのは、初期型ならではのバーゲンプライスであったと考えるのが妥当だろう。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

CX-60 新価格表 2023年8月1日

機種名 駆動 エンジン 旧価格(円) 新価格(円) 差額(円)
25S S Package 2WD SKYACTIV-G 2.5 2,992,000 3,223,000 231,000
4WD 3,217,500 3,448,500 231,000
25S L Package 2WD 3,415,500 3,635,500 220,000
4WD 3,641,000 3,861,000 220,000
25S Exclusive Mode 2WD 3,844,500 4,042,500 198,000
4WD 4,070,000 4,268,000 198,000
XD 2WD SKYACTIV-D 3.3 3,239,500 3,536,500 297,000
4WD 3,465,000 3,795,000 330,000
XD S Package 2WD 3,580,500 3,811,500 231,000
4WD 3,806,000 4,037,000 231,000
XD L Package 2WD 4,004,000 4,224,000 220,000
4WD 4,229,500 4,449,500 220,000
XD Exclusive Mode 2WD 4,433,000 4,631,000 198,000
4WD 4,658,500 4,856,500 198,000
XD-HYBRID
Exclusive Sports
4WD e-SKYACTIV D 3.3 5,054,500 5,307,500 253,000
XD-HYBRID
Exclusive Modern
5,054,500 5,307,500 253,000
XD-HYBRID
Premium Sports
5,472,500 5,670,500 198,000
XD-HYBRID
Premium Modern
5,472,500 5,670,500 198,000
PHEV S Package 4WD e-SKYACTIV PHEV 5,390,000 廃止
PHEV Exclusive Sports 5,846,500 6,099,500 253,000
PHEV Exclusive Modern 5,846,500 6,099,500 253,000
PHEV Premium Sports 6,264,500 6,462,500 198,000
PHEV Premium Modern 6,264,500 6,462,500 198,000

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60 ドライバー異常時対応システム 型式指定 取得 2022年12月

新型CX-60は、2022年12月20日、ドライバー異常時対応システムに関する最新の「国連協定規則第79号第4改訂」を踏まえた道路運送車両法の改正保安基準に適合するものとして、国土交通大臣より日本初の型式指定を取得したことが発表された。

cx-60-003

CX-60に採用される、先進安全技術「ドライバー異常時対応システム(DEA)」は、意識喪失に対して、ドライバーの運転が継続できないと判断した場合に、クルマが自動で減速停止し、緊急通報が行われる。

cx-60-007

具体的な作動例としては、運転者へのモニタリングにより、運転者の無反応状態が検知されると、運転者への警報が発報される。それでも運転者の介入がない場合は、自動的に車両を減速し停止する。または、車線変更先の車線の安全が確認された場合、車線変更にも対応し、道路脇への停止まで行われる。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

マツダ新型CX-60が発売、3.3L 直列6気筒 ディーゼル マイルドハイブリッド車など4種類のパワートレイン

マツダの新型CX-60は、2022年9月15日に発売された。新開発FRプラットフォームを採用する「ラージ商品群」の第一弾で5人乗りSUVに仕上げられる。全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベースは2870mm。4種類のエンジンタイプが用意され、2022年6月24日に予約受注がスタートしていた。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60のボディサイズ、エンジン、トランスミッション

ボディサイズは全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベース2870mm、トレッド 前 1640mm / 後1645mmとなる。

CX-60 002

先行発表されていた欧州仕様では、マツダ初のプラグインハイブリッドシステムの搭載が予告されていた。日本仕様にも、このPHEVモデル「e-SKYACTIV PHEV」が導入され、さらに「SKYACTIV-D 3.3」、「e-SKYACTIV D」、「SKYACTIV-G 2.5」を加えた4種類のエンジンラインアップとなる。いずれのエンジンもトランスミッションは多板クラッチ式の8速ATが備わる。

CX-60 027

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60日本仕様に搭載される4つのパワートレイン

新型CX-60「e-SKYACTIV PHEV」は、直列4気筒2.5Lガソリンエンジン搭載

「e-SKYACTIV PHEV」のメインユニットは直列4気筒直噴ガソリンエンジンが採用される。出力100kWの大型駆動用モーターを搭載。バッテリー仕様は、容量17.8kWh、電圧355Vとなる。

CX-60 020

燃費性能はWLTPモードで1.5L/100 km(66.6km/L)、CO2排出量は33g/kmを達成する。また、ガソリンを消費しないゼロエミッション走行距離としては、時速100キロ以下で、63kmが提供される。

システム全体の最高出力は327PS(241kW)、最大トルクは500 Nmとなり、マツダがこれまでに製造した中で最も強力なロードカーとなる。中型SUVながらも0-100 km/h加速は5.8秒という性能が与えられる。

CX-60 006

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60「SKYACTIV-D 3.3」は、直列6気筒3.3Lディーゼルエンジン搭載

「SKYACTIV-D 3.3」は、排気量3.3Lの直列6気筒ディーゼルターボエンジンモデルとなる。最高出力231PS、最大トルク51.0kgmのパフォーマンスに仕上げられる。

CX-60 023

新型CX-60「e-SKYACTIV D」は、直列6気筒3.3Lディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド仕様

「e-SKYACTIV D」は、「SKYACTIV-D 3.3」がベースの48Vマイルドハイブリッド仕様で、最高出力254ps、最大トルク56.1kgmとなる。パフォーマンスと環境性能が両立されたディーゼルパワートレインとなる。

CX-60 022

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60「SKYACTIV-G 2.5」は、直列4気筒2.5Lガソリンエンジン搭載

「SKYACTIV-G 2.5」は直列4気筒2.5Lのコンベンショナルガソリンエンジンで、エントリーモデルへの設定となるだろう。

cx-5 exclusive mode

CX-5 exclusive mode

CX-60の特徴、運転する愉しさ

  • プラットフォームは、縦置き高出力パワーユニットに対応した、新開発の「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」を採用。より大きなパワーを思い通りに操る感覚を提供。
  • サスペンションは、前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンクを採用。人間中心の開発思想に基づき、サスペンションをスムーズに動かすことで、日常の様々なシーンにおいてしなやかな乗り心地を実現。
  • 人馬一体の走りの楽しさをさらに高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」を採用。日常域でスムーズに動くサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいてもより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現。
  • シートは、前後左右のGに対して乗員がバランスを取りやすいよう、骨盤を立たせるサポート構造を採用。バネとウレタンもクルマからのフィードバックを感じやすい特性に進化させることで、よりシンクロした人とクルマの動きを実現。
  • 新開発のトルコンレス8速ATは、多段化による滑らかで応答の良い変速とワイドレンジ化により、走りと環境性能を両立。
  • 高いトラクション性能と理想的なハンドリング特性を実現した、ハイパフォーマンスな4WDシステムである後輪駆動ベースのi-ACTIV AWDを新開発。減速時には回生協調ブレーキと連携し、前後の回生配分を最適化することで、効率的で安定した制動姿勢を実現。
  • 「マツダインテリジェントドライブセレクト (Mi-Drive)」では、新たにEVモードとトーイングモードを追加。オフロードを含めたさまざまな走行シーンに最適化した「人馬一体の走り」を提供。
  • 「ヒルディセントコントロール」をマツダ初採用。ドライバーがブレーキを踏み続ける必要がある急な下り坂において、ドライバーが任意に設定した車速を維持し、安全な降坂走行をサポート。
  • 「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」を採用。ドライバーの体格に合わせて理想的なドライビングポジションを自動調整する自動ドライビングポジションガイドなど、すべてのお客様にクルマとの一体感、安心・安全をご提供。

「CX-60」の改良、モデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

新型CX-60の日本発売日は2022年9月15日

CX-60 005

新型CX-60の生産は、2022年3月11日より山口県の防府第2工場にて行われている。

新型CX-60の欧州仕様については、オーダー受付も行われている。ドイツでのエントリー価格は、47,390ユーロ(日本円換算:約599万円)が設定されている。

CX-60 001 CX-60 004 CX-60 007 CX-60 008 CX-60 009 CX-60 010 CX-60 011 CX-60 012 CX-60 013 CX-60 014 CX-60 015 CX-60 017 CX-60 018 CX-60 019 CX-60 024 CX-60 025 CX-60 026CX-60 021

新型CX-60はマツダの新世代ファミリーフェイスを採用

CX-60のエクステリアは、マツダの新世代ファミリーフェイスが採用されているのがわかる。

CX-60

新型 CX-60ティザー

マツダは、スモール商品群の北米CX-50の生産を2022年1月よりスタートさせている。そのフロントデザインは、コンパクトでスクウェア感のある新デザインのヘッドランプと、ワイドになったフロントグリルが特徴で、マツダの新たなファミリーフェイスとして、他モデルへの展開が予想されていた。

mazda-cx-60-teaser

今回正式発表された新型CX-60欧州仕様により、その顔付きを確認することができる。

新型CX-60と従来型CX-5は併売

マツダの国内向けラインアップでは、2列シートSUVの最上級モデルとしてCX-5が設定されてきた。このCX-5は、マイナーモデルチェンジ相当の改良が発表されたばかりで、少なくとも2022年から2年間程度は販売が継続されるはず。

CX-5マイナーモデルチェンジ1

新型CX-5 海外仕様

一方で、新型CX-60は、2022年9月に発売された。つまり現行CX-5と新型CX-60は、併売されることになる。

新型【CX-5】フルモデルチェンジいつ?2025年夏秋発表予想、マツダ製2.5L SKYACTIV-Z ハイブリッド搭載車は2027年と公表【最新情報】ドイツでスパイショット、新CIエンブレム採用、グレードラインアップ削減へ
マツダは次期CX-5に、新開発の2.5L SKYACTIV-Z HYBRIDエンジンを搭載するモデルを2027年中に導入する計画を発表し、電動化のマルチソリューションとして徹底した燃費向上と走行性能の両立を目指す取り組みを示しました。本エンジンは欧州ユーロ7、米国LEV4、Tier4などの厳しい排ガス規制に対応するため、従来エンジンでは約30%低下する出力を維持しつつ、熱効率を大幅に向上させる設計となっております。既存の2.5Lエンジンハードウエアを活用した低投資方式で開発が進められ、SKYACTIV-GおよびSKYACTIV-Xで培った革新技術をさらに発展させ、SPCCI燃焼技術の適用領域を拡大します。電動化技術との融合により、環境性能とドライビングの楽しさを両立する次世代エンジンラインアップの中核として期待され、直6エンジンやロータリーエンジンへの展開も視野に入れた取り組みが進められております。加えて、これらの技術革新は、今後の内燃機関のあり方を示す重要な指標となり、持続可能なモビリティ社会の実現に向けたマツダの挑戦がさらに広がることが期待されます。

日本ではCX-60がCX-5後継モデルとなるが、米国ではCX-50が生産開始へ

また、スモールアーキテクチャを採用する新型CX-50については、2022年1月の米国生産開始を予定している。FFベースの新型CX-50こそが、CX-5の正統後継モデルと考えられるが、こちらは日本発売されない見込みだ。

(このページには、権利者より報道目的または個人的・非営利目的の場合のみの使用が許可されている画像・動画を使用しています。)

 

新型CX-60発売 まとめ

まとめ更新日: 2024/12/09

  • 2024年12月9日に商品改良モデルの予約受注を開始
  • 新グレード「XD SP」
  • 特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」

新型CX-60 搭載パワートレイン一覧

  • 25S:2.5L 直列4気筒 ガソリン車 SKYACTIV-G
  • XD:3.3L 直列6気筒 ディーゼル車 SKYACTIV-D
  • XD-HYBRID:3.3L 直列6気筒 ディーゼル マイルドハイブリッド車 e-SKYACTIV D
  • PHEV:2.5L 直列4気筒 ガソリンPHEV車 eーSKYACTIV PHEV

新型CX-60 画像 2024年12月

12-cx-60-trekker-panoramic-sunroof-s 13-cx-60-xd-sp-2-s 11-cx-60-trekker-partition-net-l 10-cx-60-int-xd-hybrid-trekker-s 08-cx-60-xd-hybrid-trekker-l 09-cx-60-xd-sp-2wd-int-s 07-cx-60-xd-sp-l 06-cx-60-ext-xd-hybrid-trekker-s 05-cx-60-ext-xd-hybrid-trekker-s 03-cx-60-xd-sp-2wd-ext-s 04-cx-60-ext-xd-hybrid-trekker-s 02-cx-60-xd-sp-2wd-ext-s 01-cx-60-xd-sp-ext-s

新型CX-60 画像 2022年9月

cx-60-028 cx-60-027 cx-60-026 cx-60-025 cx-60-024 cx-60-023 cx-60-022 cx-60-021 cx-60-020 cx-60-019 cx-60-018 cx-60-016 cx-60-009 cx-60-008 cx-60-007 cx-60-006 cx-60-005 cx-60-004 cx-60-003 cx-60-002 cx-60-001 cx-60-20 cx-60-19 cx-60-18 cx-60-17 cx-60-16 cx-60-15 cx-60-14 cx-60-13 cx-60-12 cx-60-11 cx-60-10 cx-60-08 cx-60-07 cx-60-06 cx-60-05 cx-60-04 cx-60-03 cx-60-02 cx-60-01 cx-60-029

タイトルとURLをコピーしました