マツダの新型CX-80の日本発売は2024年夏以降となることが予想される。
マツダ フランス代表のローラン・テゼが、CX-80のヨーロッパプレゼンテーションのスケジュールについて、2024年3月を公言したことが報道された。さらに、発売時期として9月初旬ともしている。これは2024年初頭に、英国PR部門が発表した、2024年後半ローンチと矛盾しない内容でもある。
新型CX-80は、まもなくワールドプレミアということになりそうだ。
やはり、本来のスケジュールであれば、2月下旬のジュネーブモーターショー2024で華々しくアンベールとなっていたのだろうか。同ショーは、コロナ禍の中止を経て5年ぶりの開催を果たしたものの、多くのブランドが欠場となり小規模な内容に留まった。マツダも出展を断念している。
一方、テスト走行は国内外で引き続き進められているようで、新型CX-80と思われるフル偽装の車両の目撃が続いている。
先行導入される共通プラットフォームのCX-60については、欠陥車との批判が絶えない。CX-80では同じ轍を踏まないよう、念入りな走行テストとブラッシュアップに期待したい。
新型「CX-80」<特許庁 全画像><国内公道走行シーン>、次のページ
新型CX-80の可能性が高い意匠登録が公開、特許庁が2024年1月15日発行
新型CX-80と思われる意匠登録が、日本国特許で公開された。
以前より公開されてきたCX-90と、サイドからのアングルを比較すると、リアクォーターガラスのモールや前後バンパーなどのディテールで、違いがあるのがわかる。
両者の画像は、縮尺が異なる。ただし左右両端のドット数による長さは同じに調整してある。するとCX-90のほうが、ややショートホイールベース気味に見える。
実際には、CX-80のホイールベースが、CX-90の 3,119 mm (122.8 in)を超えることはないはず。つまりCX-80の全長はCX-90に対して短くなることを、意匠登録の画像から読み取ることができる。
一方、フロントからのアングルでは、バンパーやその両サイドのスリット形状が異なることなどが確認できる。やはりデザインの違いはディテールに留まっており、全体の雰囲気は大きく変わらないように感じる。
新型「CX-80」<特許庁 全画像><国内公道走行シーン>、次のページ
新型CX-80の日本発売は2024年夏頃予想、先行しそうな欧州ですら2024年後半と公表
新型CX-80は、日本のほか欧州での発売が計画されている。マツダの英国PR部門は2024年1月2日に、新型CX-80のローンチの時期として2024年後半を見込んでいることを発表した。新型CX-80の導入時期については、CX-60同様に欧州市場への導入がやや先行するという予想もあったが、その欧州ですら2024年の後半ということで、当初の見込みよりも相当遅れることになりそう。
市販化が遅れていたもう一つのラージ商品群、新型CX-70については日本を含まない北米などでの販売が計画されており、新型CX-80より先行して発売されることになる。新型CX-70は、2023年12月の段階で生産をスタートさせており、2024年1月30日にローンチされた。
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新型CX-80が国内スパイショット、広島市内走行
遂に、国内の公道をテスト走行する新型CX-80らしき擬装車両がスパイショットされた。場所は、マツダの広島本社工場のすぐ近く。
後席サイドウィンドウが、CX-60よりも高さのある形状となっており、ロングボディゆえにルーフの下がり出しが後方にシフトしているのがわかる。
また、リアクォーターウィンドウのデザインがCX-60のように後方跳ね上がりとなっていない。
これらの特徴より、擬装車はマツダの新世代SUVのロングボディ版であると判断できるだろう。ロングボディ版には、CX-80とCX-90が用意されるが、なかでも国内発売されるのはCX-80に限られることが公式発表されている。
これまでマツダの新型ロングボディSUVの擬装車は何度か目撃されてきた。しかし国内での目撃は海外向けのCX-90らしきモデルに限られており、いずれも陸送車に載せられた状態であった。今回、国内公道でのテスト走行シーンのスパイショットは初めてとなる。
また、アンダーロワグリルの形状は海外でスパイショット済みのCX-80と似ている。ヘッドランプの点灯パターンがCX-90とは異なる新デザインである可能性がある。
海外専売のCX-90については、そもそも日本の公道でテスト走行を実施する必要が無い。今回のスパイショットのモデルは、発売が迫った国内向け3列シートSUVの新型CX-80と結論づけて良さそうだ。
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新型CX-80は、実質的には従来型CX-8のフルモデルチェンジ相当の後継モデル
新型CX-80は、従来型CX-8の実質的なフルモデルチェンジ後継モデルに相当する。そのCX-8の生産が2023年12月下旬に生産終了となることがプレスリリースされた。
CX-8が2023年12月に生産終了となることは、2023年8月中旬の段階で、ホームページ上で告知されていたものの、その後、表記が消去されたことから、販売延長の可能性が指摘されてきた。しかし、結果的にはCX-8の生産延長は行われないということになりそう。
また、新型CX-80は、ジャパンモビリティショー2023でのワールドプレミアが期待されたが、これは実現しなかった。
一部の海外向けには、CX-80発売後もCX-8の販売が継続されるという情報もあるが、特に日本向けについては、新型CX-80との併売は無いと考えられる。マツダが2022年3月期に発表した「今後のSUV商品群」によると、日本市場では、CX-8は廃止され、実質的なフルモデルチェンジに相当する3列シートSUVとして、新型CX-80が発売されるということであった。
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新型CX-80らしきモデル、擬装テストカーは海外リークが先行
発売時期が迫る新型CX-80であるが、現段階で海外でスパイショットされた、フル擬装のテストカーが先行してエクステリアの手掛かりとなっていた。
そんななか、広島ナンバーの陸送車に乗せられたSUVのテストカー2台が目撃され、CX-80ではないかと期待された。
しかし、どうやらこれらはCX-60のようで、CX-80はなかなか国内で姿を現してくれなかった。
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CX-80か?2023年9月に意匠登録されたモデルはCX-90のように見える
9月下旬、マツダが日本国特許庁に申請していた意匠登録1717340が公開された。
いよいよ新型CX-80のエクステリアデザインが公開かと思いきや、これはCX-90そのもののように見える。意匠登録のモデルは、左フューエルリッド後端がサイドガラス後端よりも数センチ前方にあるのが確認できる。欧州でリークされたCX-80らしきテストカーとは特徴が異なり、CX-90のデザインと一致していそうだ。
また、意匠登録のモデルのリアバンパーは浅い溝でデザインされ、のっぺりした印象であるが、これもCX-90と一致する。リークされたCX-80のテストカーは、比較的大きな凹凸でリアバンパーがデザインされているように見える。
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新型CX-80は、CX-90に対し全幅だけでなく全長も縮小されるのか?
新型CX-80の発表が近づくなか、マツダのSUVと思われるロングボディのテストカーが国内でスパイショットされた。テストカーは、大型駐車場を備える某コンビニにて、陸送車の荷台に載せられた状態にある。
本モデルは発売が迫る新型CX-80のテストカーではないかと期待したが、残念ながら、CX-90である可能性が高いだろう。ただし今回、発売中のCX-90やCX-80の欧州でのテストカーなどとエクステリアを比較していくなかで、新型CX-80の重要な特徴に気付くことができた。
まず、この画像のモデルをCX-90と結論づけた理由は、ボディ左側のフューエルリッドカバーとサイドウィンドウ後端の位置関係からである。CX-90では、フューエルリッドカバー右端よりも、サイドウィンドウ後端がさらに5センチ程度後ろにまでガラス部分が続く。
しかし、CX-80ではフューエルリッドカバー右端とほぼ同じ水平位置で、ガラス部分の終端が来ている。CX-80のリアクウォーターガラスは、CX-90より幅が5センチぐらいは小さくなっていそうで、これに応じて全長も短いことが想定される。
CX-80は、CX-90の全幅縮小版と言われたが、実際には全長も縮小される可能性がある。これについては、いくらかのメディアも同じように予想してきたが、フューエルリッドカバーとサイドウィンドウ後端の位置関係は、このことを証明するものになるかもしれない。
CX-90北米仕様によると、全長は200.8インチ(換算5,100mm)となっており、CX-80日本仕様では5m未満に収めてくるというのも可能性の一つである。
また、今回のスパイショットのモデルは、サイドウィンドウから確認できるバックミラーの角度を見る限り、左ハンドル車であることが想定される。さらに、リアサイドガラスやサイドミラー前方には、漢字らしき文字が印字されたステッカーが貼られている。本モデルは、中国仕様CX-90である可能性がある。
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新型CX-80 欧州でテストカーがスパイショット
CX-80と思われるテストカーの姿が欧州でスパイショットされており、「motor1.com」など多くの自動車メディアで報じられた。
一方、従来型CX-8については、カタログ落ちとなり、新型CX-80が実施的な後継モデルになる。
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新型CX-80は、実質CX-8フルモデルチェンジに相当する
マツダは2022年3月期に、「今後のSUV商品群」と題して、日本、欧州、北米の3つの市場ごとに展開する商品を発表していた。
このなかでも、新型CX-80が日本と欧州市場におけるフラッグシップSUVとして位置付けられることが確認された。一方、前身となる従来型3列シートSUVのCX-8の姿は無かった。
このマツダの発表した内容は、CX-8の販売終了を裏付けるものの一つとなっていた。
CX-8は、2022年12月にフェイスリフトが含まれるマイナーチェンジを受けたばかりでもあり、しばらく販売が継続される可能性は考えられてきた。しかし、販売継続されるのは一部の海外向けのみで、特に日本向けの販売は終了する。
一方、2列シートSUVについては、新型CX-60とCX-5の併売が、マツダの発表内容からも明示されている。さらにCX-5にはFFプラットフォームの後継モデルの存在が噂されている。
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新型CX-80のスパイショットをCX-60と比較
新型CX-80のスパイショットと、発売中の2列シート車のCX-60と比較すると、リアオーバーハングの長さに顕著な違いは感じないものの、リアクォーターウィンドウがCX-80では長くなっており、形状が明らかに異なるのが判る。
リアドアが長くなっていることにも気づくだろう。主にホイールベース延長によって、全長がストレッチされているように見える。
また、CX-80のスパイショットは欧州で撮られたもののようだ。今後、日本国内でのテスト走行も行われることが予想される。
マツダの新世代SUVであるラージ商品群は、CX-60のほか、海外向けCX-90が販売中で、これからCX-80と海外向けCX-70が発売される段階となっている。
特にCX-80は、欧州の他、日本も主力市場の一つとして考えられている。日本でのワールドプレミアが期待される。
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新型CX-80のフロントデザインは、CX-60に似ている?
新型CX-80のテストカーは、マガジンXによってもリークされていた。
そのスパイショット画像からは、ロアグリルの形状を確認することができる。台形の傾斜部分の角度が緩やかである特徴を持つが、これは発売済みのCX-90、CX-60と比較しても異なる形状である。
また誌上では、サイドからのショットも掲載されており、ロングボディのSUVモデルの姿も確認できる。カモフラージュラッピングされたテストカーは、新型CX-80である可能性が高いだろう。
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CX-80ではない、広島スパイショットのテストカーはCX-60の追加パワートレイン仕様か
一方、2023年5月31日には、別のフル偽装されたSUVモデルのテストカーが広島市内でスパイショットされていた。
陸送中につき、仮ナンバーは付けられておらず、海外向けのテストカーである可能性は残される。安芸区の国道2号を西向きに運ばれている状況で、例えば、三次試験場でのテスト走行を終え、マツダ本社工場や宇品工場、広島港方面に向かっていることが推測される。
タイミング的には、CX-80のテストカーと考えたいところだが、後方からのエクステリアの特徴は、CX-60と全く同じように見える。4つのマフラーの排気口が見えるが、これはCX-90や、前述のCX-80らしきテストカーには無い特徴となっている。
ただし、CX-60は発売されたばかりで、フル偽装のテストカーが出てくるようなタイミングだろうか。となると、CX-60に追加予定の新たなパワートレインをテストするための車両なのか。
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新型CX-80の仕様は、北米CX-90のデザイン、新パワートレインラインアップと近いものになりそう
北米では全幅拡大版の「CX-90」が2023年1月31日にワールドプレミアされた。
北米「CX-90」と、国内先行導入されてきた「CX-60」とは、ボディサイズが大きく違うため、見た目の印象は異なるが、ほとんど完全なファミリーフェイスが採用された。「CX-80」でも同様のフロントデザインが予想される。
(CX-90 ボディサイズ)
- 全長:200.8インチ(換算5,100mm)
- 全幅:78.5インチ(換算1,993mm)
- 全高:68.7インチ(換算1,745mm)
- ホイールベース:122.8インチ(換算3,119mm)
パワートレインラインアップの一つには、新開発の3.3L 直列6気筒 e-SKYACTIV ターボエンジンが用意され、最高出力は340HP(約344 PS)、最大トルクは369lb-ft(約500 Nm)に仕上げられ、これはマツダのガソリンエンジン史上、最も高いパフォーマンスとなる。さらに、マイルドハイブリッドシステムも備わっており、パフォーマンスを妥協することなく、優れた燃料消費率が提供される。
「CX-90」には、この他に2.5L直列4気筒ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」も採用される。
いずれのパワートレインも、日本市場へ導入されるナロー版「CX-80」への採用が期待される。
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CX-80への採用も期待される新開発 3.3L 直列6気筒ターボ 48Vマイルドハイブリッド
CX-90に搭載される新開発直列6気筒ターボエンジンは、マツダの新開発リアバイアスAWDレイアウトを採用するラージ商品群のため特別に開発され、ドライバーへパフォーマンスを重視した体験をサポートする。
さらに、MX-5 ミアータ(日本名 ロードスター)で先行導入された「キネマティック ポスチャー コントロール(KPC)」は、「CX-90」に全車標準装備となり、3列シート クロスオーバーSUVにおいても、マツダの特徴的なドライビング ダイナミクスの維持を助けることになる。
3列シートSUVとして、日本と欧州ではナロー版「CX-80」の導入が計画されてきた。これに対するワイド版「CX-90」は北米のほか豪州での先行販売が予定されており、同地域ではティザー画像も公開されている。ティザー画像からは「e-SKYACTIV PHEV」のバッジを確認することができ、これもパワートレインラインアップの一つとして存在することが確定的となっていた。
別の画像では、FRレイアウトならではの前後に長いフロントフェンダー後部のサイドシグネチャーが写されており、そこには直列6気筒を示す「INLINE 6」の文字が存在する。
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赤の塗装は、プレスリリースでも発表された、新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」である。第1弾の「ソウルレッドプレミアムメタリック」の誕生から10年の節目を迎える、第4弾の「赤」となり、マツダを象徴するボディカラーとなる。
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新型CX-80の発売日は後回し、全幅拡大版のCX-90が北米、カナダ、オーストラリアで先行デビュー
新型CX-80は、エンジン縦置きのFRレイアウトで開発される新世代ラージ商品群の一つである。2列シート版ショートボディの新型CX-60については、2022年9月15日に発売日を迎えており、その受注が好調となっている。
CX-80よりも先行される北米向けCX-90、2023年3月期の重点取り組み事項
マツダは、2023年3月期までの重点取り組み事項を発表していた。そのスケジュールによれば、新型CX-80の北米向けワイドボディ版である新型CX-90の北米向け生産を先に行うということで、これは既に実施済み。
新世代の3列シートSUVについては、CX-80よりも先行してCX-90を市場投入していく方針は当初から明らかとされていた。日本や欧州向けに導入されるCX-80については、その後のタイミングで生産スタートされることになり、2023年度内の発表が予想される。また、オーストラリア市場ではワイドボディとナローボディが混在し、CX-90、CX-80、CX-60の3車種の導入が予告されている。
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新型CX-80のパワートレインラインアップはCX-60が参考になる
マツダでは、エンジン縦置きFRレイアウトを特徴とするラージ商品群をいよいよ市場投入する時期に来ている。CX-80もそのモデルネームの一つであるが、既に2列シートSUVのCX-60については、2022年9月15日に日本仕様が発売されている。
CX-60のボディサイズは全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベース2870mmとなる。
新型CX-80は、先行導入される新型CX-60の3列シートロングボディ版に相当し、ボディサイズでは特に全長が延長される。現行ラインアップのCX-8を後継するモデルということになるが、エンジン横置きFFレイアウトであったCX-8に対して車格を大幅に上げてくることになる。
これまでガソリンエンジンに関する技術を得意としてきた日系自動車メーカーであるが、グローバルでは電動化の波が押し寄せており、各社が存亡の危機にある。そんななか、マツダはFRレイアウトを採用する高級SUV市場に参入し、ブランド存続を掛けた勝負に挑む。
新型CX-80含むラージ商品群のパワートレインラインアップ
新型CX-80に搭載されるパワートレインラインアップはどのようなものになるのか。先行発売されるCX-60では4種類のパワートレインが発表されており、この中のいくつかはCX-80への搭載も予想される。
<CX-60搭載パワートレイン一覧>
- 直列4気筒 2.5Lガソリン e-SKYACTIV PHEV
- 直列6気筒 3.3Lディーゼル SKYACTIV-D
- 直列6気筒 3.3Lディーゼル 48Vマイルドハイブリッド e-SKYACTIV D
- 直列4気筒 2.5Lガソリン SKYACTIV-G
トランスミッションとしては多板クラッチ式の8速ATが、CX-60の全車に採用される。
CX-80には直列6気筒ガソリンターボマイルドハイブリッドの搭載も予想される
また、かつてラージ商品群に搭載されるパワートレインとして、3種類が発表されており、これらは「2.5L直列4気筒ガソリンPHEV」、「直列6気筒ガソリンハイブリッド」、「直列6気筒ディーゼルハイブリッド」ということであった。なかでも、「直列6気筒ガソリンハイブリッド」については、CX-60搭載パワートレインのなかに含まれていない。
2023年春に発売予定の北米CX-90では、新開発3.3L 直列6気筒ガソリンターボ 48Vマイルドハイブリッドの採用が予告されており、CX-80へも同様に搭載される可能性が高いだろう。
マツダはこれらパワートレインのイラストを公開しており、これらの全てに、エンジン縦置きでプロペラシャフトが存在するFRレイアウトが採用されていることが確認できる。
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新型CX-80などラージ商品群は、防府第2工場で生産予定
新型CX-80を含めたラージ商品群の全ては、防府第2工場で生産される計画となっている。なお最近のマツダではスモール商品群の北米向け新型CX-50が発売されたが、こちらは「マツダ・トヨタ マニュファクチャリング USA」で生産される。
日本導入されない新型CX-50であるが、ややスクウェアとなったヘッドランプが印象的な、マツダの次世代デザインが先行導入された。フロントグリルは横長で、アンダーガードの主張が強くなっている。その後公開されたラージ商品群のCX-60もやはりCX-50の流れを汲んだデザインが採用されており、マツダの新たなファミリーフェイスは、CX-80でも採用されることが予想される。
新型CX-80 関連まとめ
まとめ更新日: 2024/03/05
- 2023年11月下旬、広島本社工場近くで公道テストがスパイショット
- 日本国特許のある意匠登録画像は、新型CX-80である可能性が高い
- 新型CX-80の開発は当初の計画より遅れている
- 新型CX-70が先行、生産スタート2023年12月、北米ローンチ2024年1月30日
- 英国PR部門がCX-80の2024年後半のローンチを発表
- ジュネーブモーターショー2024のワールドプレミア無し(マツダ出展無し)
- 従来型「CX-8」は2023年12月下旬に生産終了、ホームページ削除済み
- 生産開始時期は、当初の2024年序盤見込みから春以降に延期している可能性
- 「CX-80」の生産は防府第2工場
- 全幅拡大版「CX-90」が先行販売中(北米、オーストラリア)
これはCX-80? pic.twitter.com/HDLUNwHCCZ
— ぷー (@8oKSznO4IOsvdhu) November 27, 2023
CX-80でも採用される可能性が高い、CX-90の特徴
- 「CX-90」は、新開発 3.3L 直6 ガソリンターボ 48Vマイルドハイブリッド、2.5L 直4 ガソリンPHEVを採用
- 第4弾の「赤」、新色「アーティザンレッドプレミアムメタリック」
- 「CX-90」の生産は防府第2工場