スープラ市販型は2019年1月デトロイト発表、日本発売は2019年夏頃の予測

トヨタ

スープラ市販型のエンジンはBMW製に、3.0L 直6ターボと2.0L 直4ターボ

今春のジュネーブモーターショー2018では、GR Supra Racing Conceptとして、次期スープラのレーシング仕様が発表された。市販型は2019年1月の北米国際オートショーでワールドプレミアとなる見込みである。

(写真はGR スープラ Racing Concept)
GR スープラ レーシングコンセプト ワールドプレミア

トヨタブランドを代表するスポーツカーの復活ということであるが、開発の主体は協業関係にあるBMWにある。そして、車体の多くの部分はオープントップモデルのBMW次期Z4と共通化される。

GRスープラ フロントグリル GRスープラ トランクリッド

次期スープラの室内はBMW仕様がそのまま、ダイヤル式のiDriveも装備

エンジンラインナップは全てBMW製となり、トップに置かれるのが最高出力340ps、最大トルク45.9kgmの3.0L 直6ガソリンターボとなる。このほか2.0Lの直4ガソリンターボとして、ハイパフォーマンス型の258ps/40.8kgm、通常型の198ps/32.6kgmの2タイプが用意される。

GRスープラ racing concept トヨタ gazoo racing GR スープラ リアコンビネーションランプ

GR Supra Racing Conceptでは、インテリアの様子も一部公開された。

スープラ市販型はZF製8速ATのシフトレバー、およびハンドル位置にはパドルシフトも装備される見込み。iDriveのダイヤル式コントロールもセンターに置かれ、次期Z4だけでなく、既存のBMW車との共通部分も多くなりそうだ。

(写真はZ4 コンセプト)
コンセプト Z4 コンセプト Z4 インテリア

次期スープラの生産は、2019年に入ってからオーストリアの委託生産メーカーであるマグナ・シュタイア社によって行われる。日本発売は2019年夏頃となる見込みで、エントリー価格として500万円前後が予想される。

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