C-HRの初期受注が月間目標の8倍、トヨタ新型コンパクトクロスオーバーSUV

トヨタ

トヨタ・C-HRの受注が好調、初期受注が約4万8000台におよぶ

トヨタは、昨年2016年12月に発売したC-HRの初期受注が約4万8000台に達したことを発表した。これは月間目標6000台の約8倍にも及ぶ台数で、販売の好調ぶりを示すことと同時に納期の遅れが予想される。

(写真は新型C-HR)
C-HR日本仕様

トヨタとしては相当に攻めた感じのするC-HRのエクステリアデザイン。これは賛否両論あるわけだが、これがトヨタから出たとなると大ヒットが確実であることは多くの人が予想したはずだ。

C-HR日本仕様リアコンビネーションランプ C-HR インテリア

この手の遊び用のクルマは上品にまとめるよりも、エクステリアでしっかりと個性を出した方が人気車種となるケースがある。例えば、2010年発売の日産・ジュークでも同様のことが実証済みであり、コンパクトクロスオーバーSUVに派手なエクステリアを与えるのはもはや冒険でもなんでもなく、定石とも言える。

C-HRトヨタ

C-HRはTNGA-Cを採用、1.8Lハイブリッドと1.2Lターボがラインアップ

基本構造としてTNGA-Cプラットフォームが採用されているのもC-HRの大きな魅力の一つ。車体ベース部分が最量販モデルのプリウスと共通ということであれば、それなりの基本性能をユーザーが期待しやすいし、メンテナンス性でも安心感がある。

トヨタC-HR日本仕様

C-HRに搭載されるパワートレインについても、プリウスと同じ1.8L THSⅡが搭載される。さらにハイブリッドでは遊び心に欠けるというニーズにも応えるため、1.2Lターボモデルがラインアップされているのも面白いところである。初期受注の段階では、両パワートレインのオーダー比率は、ハイブリッドが3万7000台、ターボが1万1000台となっている。

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