トヨタ・マークX実質的後継モデル、2017年1月デトロイトモーターショーで公開

トヨタ

マークXに次期型は無い、ポジションを引き継ぐのはFFミドルセダンの次期カムリ

マークXのマイナーモデルチェンジが2016年11月22日に実施された。フェイスリフトによりイメージも一新され、後期モデルとしての販売が始まっている。そして、マークXにはフルモデルチェンジに向けた準備が進められておらず、本モデルを最終型としてカタログ落ちすることが決まっている。

(写真は次期カムリのティザー画像)
カムリ2018

トヨタのミドルクラスFRセダンの歴史は途絶えることになり、実質的にはFFセダンのカムリがそのポジションを引き継ぐことになる。

(写真はマークX)
マークX マークX サイドパネル

カムリは日本向けにもハイブリッド専用車としてラインアップされるモデルであるが、ミドルクラス以上のセダンはFRのマークXがより好まれてきた。FFのカムリはあまりこれまで注目されることが少なくトヨタのラインアップの中でも脇役的な存在でもあった。

(写真はカムリ北米仕様)
カムリ

次期カムリが北米国際オートショーで公開予定、2018年モデル発表

ただし、メイン市場のアメリカでは、カムリは国民的セダンともいうべきポジションを獲得しており、ニューヨークのイエローキャブとしても多くのカムリの姿を見ることができる。日本でもマークXの実質的後継車ともなれば、注目される機会が増えてくるはずだ。

そんなカムリの次期モデルが2017年1月デトロイトで開催される北米国際オートショーでワールドプレミアされる見込みとなっている。

既にトヨタは次期カムリのリアショットのティザー画像を一点公開している。リアコンビネーションランプはセダン車として平凡にも感じるが、そこから斜め下方向に伸びるエアアウトレットがデザインのアクセントとなっている。

新型カムリ

この新型カムリは2018年モデルとしており、同時期における日本発売も予想される。一方でマークXの生産終了は2019年が予定されている。

タイトルとURLをコピーしました