シエンタ ハイブリッドが発売予定、2015年7月にフルモデルチェンジを計画

トヨタ

シエンタは今夏のフルモデルチェンジでボディサイズ拡大、居住性アップ

シエンタのフルモデルチェンジが2015年6月頃になると以前の記事でレポートしたが、これは少し遅れて2015年7月頃の実施となりそうである。

(写真は現行シエンタ)
シエンタ 2014

現行シエンタは2003年に発売されたモデル。12年ぶりとなるフルモデルチェンジはボディサイズが大型化され、全長は現行モデルの4.1mから大幅に延長される。キャビンスペースおよびラゲッジエリアは拡大され、ワンランク上の居住性が与えられることになる。

シエンタ リアコンビネーションランプ

なお全幅は1.7m未満のままで、コンパクトミニバンとしての必須条件でもある5ナンバーサイズは維持される。

シエンタハイブリッドは1.5L THSⅡを搭載、フリードとキューブ後継車がライバル

次期シエンタに搭載されるパワートレインは1.5Lハイブリッドが主力となる。これはアクアに搭載される1.5L THSⅡをベースとしたもので、クラスナンバーワンの燃費性能が期待される。この他、低価格な1.5Lガソリンエンジン車のラインアップも予想される。

(写真は現行アクア)
アクア アクア 2015年

ライバルはホンダ・フリードと日産・キューブ後継車。フリードは既にハイブリッドモデルが投入されており、そのJC08モード燃費21.6km/Lを超える性能が次期シエンタハイブリッドに求められる。

また、キューブ後継車は3列シートミニバンとして開発が進められており、その発売は2015年秋頃とも言われる。次期シエンタと直接対抗する新型コンパクトミニバンとなるはずだ。

トヨタのミニバンラインアップでは、アイシスとウィッシュに後継モデルが設定されず、これらはカタログ落ちになる可能性が高い。次期シエンタはこれらのポジションも引き継ぐ車種となる。販売チャンネルは全トヨタ系ディーラーに拡大され、トヨタがグループを挙げて販売台数を取りに行くモデルとなる。

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