実質的なRAV4後継車?トヨタ開発中のコンパクトSUVはダウンサイジングターボ搭載

トヨタ

日本版RAV4の後継に新開発コンパクトSUVあり

トヨタが次世代コンパクトSUVを計画中であることは何度かレポートしたが、これはラッシュ後継車に相当するものではなく、RAV4後継車に相当するボディサイズで開発が進められているようである。

(写真は新型RAV4 北米仕様)
RAV4 北米仕様 2013 ニューヨーク
RAV4は既に欧米中国市場で新型へフルモデルチェンジを果たしている。そのボディサイズは全長4570mm×全幅1845mm×全高1704mmと従来のRAV4ロングあるいはヴァンガードに相当するサイズに大型化している。

(写真は現行RAV4日本仕様)
RAV4 日本仕様
一方で、開発中の新型コンパクトSUVの全長は4.2m前後で、現行RAV4日本仕様のボディサイズ(全長4335mm)に比較的近いものである。これは日産・ジュークの対抗となるようなB-Cセグメントのボディサイズで市販化される可能性が高いと考える。
ちなみにラッシュの全長は4005mm。こちらはダイハツが開発・生産するビーゴのOEM車であるから、次期モデルがあったとしてもトヨタ主体で開発されることは無いだろう。

RAV4後継車への搭載が期待されるダウンサイジングターボエンジン

そして、この次世代コンパクトSUVへ搭載されるエンジンとしては、ハイブリッドではなくダウンサイジングターボエンジンが検討されているとのこと。さらに欧州向けにはディーゼルモデルも設定される。

この実質的に日本版RAV4後継車となりそうな次世代コンパクトSUVの発売時期は2015年頃が目標ということ。デビューはまだ少し先になるがダウンサイジングターボエンジン搭載での市販化を期待したい。

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