次期プリウスは大型化でキャビン&ラゲッジスペース拡大、燃費は40km/L超か

トヨタ

次期プリウスの発表は10月の東京モーターショー、納車スタートは2015年末以降

次期プリウスの発表、発売が迫っている。

(写真は現行プリウス)
プリウス 2014

2015年8月の発表と以前のレポートで報告したが、これはやや遅れるという話も出ている。ただし、10月28日にプレスデーを迎える東京モーターショー2015で出展されることは間違いないと考えられ、遅くともこの時期には完成車体が公開されていることになるだろう。

ただし、発売日はこれよりさらに遅れる可能性が高い。特に納車スタートは2015年末か、遅ければ2016年に入ってからになる見込みとなっている。

プリウスはフルモデルチェンジにTHSⅢを搭載、新ハイブリッドと軽量化で燃費性能向上

次期プリウスはTNGAと名付けられた次世代技術が採用されることはこれまでも報告してきた通り。最新MCプラットフォームが採用され、アルミや樹脂製パーツの多用により徹底的に軽量化されることになる。ボディサイズは現行モデル比でやや拡大しながらも、車体重量は最軽量モデルで1300kg未満となる見込み。もちろんリチウムイオンバッテリーの採用も軽量化に大きく貢献することになる。

TNGA プリウス

エンジンルームはよりコンパクトになり、その分キャビンスペースが拡大される。また、ラゲッジルームの奥行きは現行比+18cm程度となる見込みで、積載能力は大幅に向上することになる。

(写真は1.8L THSⅡ)
THSⅡ-auris-hybrid 1.8L

エンジン排気量は現行モデルと同じ1.8Lとなる。ただし、ハイブリッドシステムは、現行THSⅡから新型THSⅢへバージョンアップされる。特にパワーコントロールユニットは大幅に効率アップされることになり、燃費性能はJC08モードで40km/Lを超えることが予想される。

(写真はMIRAI)
ミライ

(写真はC-HRコンセプト)
C-HR コンセプト

ボディデザインについては、燃料電池車のMIRAI風になるなどの予想もあるが、C-HRコンセプトのデザインルールが取り入れられることが発表されている。C-HRはパリモーターショー2014で発表された次期プリウスSUVとも言われるモデル。もちろん次期プリウスがSUVスタイルになるということではなく、例えばフロントデザインやランプ類が次期プリウスでも同系統のデザインになるということだろう。

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