ポルテ/ラウムがフルモデルチェンジ、5月発売

トヨタ

ポルテとラウムがフルモデルチェンジ、大部分が共通化される

スライドドア付きのコンパクトカー、ポルテとラウムがフルモデルチェンジする。
従来モデルのポルテとラウムは、ドア形状やボディデザインが異なり、全くの別車種として取り扱われていたが、次期モデルからは車体の大部分は共通化される。
車名としては二種類用意され、ノア&ヴォクシーのような姉妹車種としてラインアップされる。
基本構造は同じものの、フロントまわりのデザインや内装などについては、変更して販売される。

後継モデルの車名は、ポルテの車名はそのまま残り新型ポルテに。
ラウムは新車名に変更されるがその名称は未定だ。

新型ポルテ/ラウム後継車の発売時期は2012年5月が予定されている。
現行ポルテは、現在も販売が続けてられているが、既にラウムは昨年2011年10月を以って販売を終了している。

(写真は、現行ポルテと、既に絶版車となったラウムの最終モデル。)
ポルテ
ラウム

新型ポルテ/ラウム後継車はドア形状が共通化

新型ポルテ/ラウム後継車、従来型との大きな違いは、ドアの形状と枚数。
現行ポルテは、助手席側はピラーレス構造になっており、前席後席を兼用した大型のスライドドア1枚を装備することで、助手席から後席へのアクセスをしやすくしていた。
ただし運転席側は、ヒンジドア1枚しか装備されていない。

一方、ラウムは前席左右ヒンジドアに、後席左右スライドドアという構成。
ラウムも助手席側はピラーレスで、広い開口面積をとることが可能であった。

新型ポルテ/ラウム後継車は、従来型のようなドア構成に違いによる車種の区別は無くなり、共通化される。
新型車は、助手席側は1枚の大型スライドドアで、運転席側はヒンジドアが前後に2枚装備される。
従来型のポルテは運転席側の後席ドアが無いという弱点があったが、新型ポルテはこれを改善したものとなる。

エンジンは1.3Lと1.5Lの二種類がラインアップされる。
トランスミッションについては、現行ポルテは実は4ATという意外にも旧式のものが採用されているのだが、これも新型ではCVTが採用され燃費性能は向上する。
ハイブリッドの設定は無いものの、低燃費車の基本を抑えたメカニズムとなる。
これまで通り低価格でスライドドア付き、コンパクトで室内が広いというコンセプトは変わらない。

ボディサイズは全長3990mm×全幅1690mm×全高1670mmになるとされ、車体価格は140万円程度からと予想されている。

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