ノア&ヴォクシーのフルモデルチェンジは2013年12月発表、1.8Lハイブリッド

トヨタ

次期ノア&ヴォクシーは新たな姉妹車種が追加される見込み

ノア、ヴォクシーのフルモデルチェンジについての情報である。そのスケジュールは2013年12月頃に公式発表があり、発売日は2014年初頭頃に行われる見込みとなった。直前の2013年11月には東京モーターショーが開催されるが、そこでは完成形に近い新型ノア&ヴォクシーの車体が公開されるのではと予想する。
(写真は現行ノア)
ノア
また、これまでは販売店の違いにより、カローラ店ではノア、ネッツ店ではヴォクシーといった2車種による姉妹車展開による販売が行われてきたが、さらにトヨタ店およびトヨペット店向けの新型車種が導入される計画である。この新型車種の車名についてはまだ情報が無いが、ノアおよびヴォクシーについては従来通りの車名が継承されるだろう。次期モデルは、それぞれが独自のフロントデザインを持つことで差別化され、3車種体制でラインアップされることになる。
(写真は現行ヴォクシー)
ヴォクシー

ノア&ヴォクシーハイブリッドは1.8L THSⅡ+ニッケル水素バッテリー搭載

そして、次期ノア&ヴォクシーは、いよいよハイブリッド化されるということで待望しているファンも多いはず。そのハイブリッドシステムとしては新開発の2.0L THSⅡが導入されるのではという噂もあったのだが、現行プリウスと同じ1.8L THSⅡが採用されることになりそうだ。
また、リチウムイオンバッテリーについては、採用を見送るという公算が強い。1.8L THSⅡは既に7人乗りのプリウスαにおいてリチウムイオンバッテリーの搭載実績があるのだが、月間数万台規模の販売台数となるノア&ヴォクシー&新姉妹車種ともなれば、現状体制で安定的にリチウムイオンバッテリーを供給していくことは恐らくできない。安価で生産量が多いニッケル水素バッテリーが搭載されることになるだろう。
結局は1.8L THSⅡ+ニッケル水素バッテリーという、今更驚くまでもないシステムの搭載となるが、これは車両価格が不当に高くならないことを意味する。ノア&ヴォクシーハイブリッドの車両価格は現行2.0Lモデルと比較してプラス30万円程度を見込んでおけばいいだろう。
(写真は1.8L THSⅡ)
THSⅡ-auris-hybrid 1.8L
プリウスでは32.6km/Lを達成しているJC08モード燃費は、ノア&ヴォクシーハイブリッドでは車体が大きくなるため20km/L台後半ぐらいになるのではと予測する。現在の同クラスミニバンとしては、セレナハイブリッドがJC08モード15.2km/Lを達成しているが、ノア&ヴォクシーハイブリッドは少なくともこれを大幅に上回る燃費性能となりそうだ。

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