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次期プリウスは2015年発売に向けて開発中、ニッケル水素バッテリー継続か?

次期プリウスは高性能ハイブリッドか、超低価格ハイブリッドか?

トヨタは2015年の発売を目指して通算4代目となる次期プリウスを開発している。その燃費性能はJC08モード40km/L程度になるとされており、相当な技術革新が盛り込まれる見込みだ。
(写真は現行プリウス ニューヨークヤンキース仕様)
プリウス ニューヨークヤンキース
次期プリウスに搭載される次世代ハイブリッドシステムは、バッテリータイプの違いにより大きく分けて二案あると考えられる。
一つはリチウムイオンバッテリーの採用である。次期プリウスが燃費性能という意味でのフラグシップモデルを目指すなら、小型高出力であるリチウムイオンバッテリーの搭載が必須になってくるだろう。リチウムイオンバッテリーは、既にプリウスαの7人乗りタイプなどで採用実績があるが、コストの問題からまだ広く普及するに至っていない。しかし、最近ではホンダのアコードハイブリッドのように、リチウムイオンバッテリーを採用することで高い燃費性能を実現したモデルが登場してきており、次期プリウスもその採用に踏み切るのではと考えられている。
(写真は現行プリウス)
プリウス
(写真はプリウスPHV)
プリウス PHV

次期プリウスのバッテリータイプ、本命はニッケル水素バッテリーと考える

2つ目の案は、現行モデル同様のニッケル水素バッテリーの採用である。こちらは進歩が無いようにも感じるかもしれないが、これは実に大変意義のある選択でもある。トヨタは2020年を目処に全車種におけるハイブリッドカーの普及を目指しており、そのために実現しなければならないのがハイブリッドシステムの超低価格化である。現行THSⅡハイブリッドシステムの原価はプリウス搭載の1.8Lタイプでおよそ30万円とされているが、具体的にはこれを半分の15万円程度にすることが次期プリウスで求められている。こういった経営戦略的な事情から、次期プリウスも低価格なニッケル水素バッテリーが引き続き採用される可能性が高いのではと考える。
(写真は現行1.8L THSⅡハイブリッドシステム)
THSⅡ-auris-hybrid 1.8L
トヨタの次世代ハイブリッドシステムがTHSⅢであるのか、あるいはTHSⅡの改良版になるのかは未定だが、それは単なるネーミングの問題。現行システムを大幅に上回る性能となることは間違いない。

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