クラウンターボが10月のマイナーモデルチェンジで追加発売、8AR-FTS縦置き搭載

トヨタ

クラウンターボは8AR-FTS型2.0L直4ターボを搭載、縦置き搭載でFR車に対応

クラウンターボが発売される見込みとなっている。

(写真は現行クラウン)
空色クラウン

2012年に発売された現行クラウンの後期型に向けたマイナーモデルチェンジが2015年10月に実施される計画となっている。このタイミングで直4 2.0Lのガソリンターボエンジン搭載モデルがラインアップに追加される。

(写真は8AR-FTS型2.0Lターボエンジン)
2.0L ターボエンジン トヨタ レクサス

このターボエンジンは、8AR-FTS型としてトヨタが新開発したもので、既にレクサスNX200tにて市販車への搭載実績がある。FFプラットフォームのNXシリーズでは横置きに搭載されたが、FRプラットフォームのクラウンでは縦置きで搭載されることになる。

(写真は現行NX200t)
NX200t

なおNX200tのエンジンスペックは最高出力が238ps、最大トルクが35.7kgmというものであった。同ユニットが縦置き搭載されるクラウンターボにおいてもこれに近いスペックになることが予想される。

クラウン後期モデル、アスリート、ロイヤルのV6 2.5Lは廃止される、直4ターボに置き換え

このクラウンターボの追加により、現行クラウンシリーズに設定されるV6 2.5Lモデルはスペック的な優位性が少なくなった。このためラインアップから外れる見込みとなっている。ダウンサイジングが進められるクラウンは4気筒エンジンが主流となり、6気筒エンジン搭載車はクラウンアスリートのV6 3.5Lのみとなる。

2015年10月に東京モーターショーが開催されるが、これがクラウンターボが発表される場所となる可能性が高い。

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