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新型シエンタは次世代タクシーと共通プラットフォーム、ハイブリッド有り
トヨタ・シエンタがフルモデルチェンジを受け2015年7月に発表・発売される見込みとなった。
現行シエンタは2003年から発売されるロングセラーモデル。途中、後継モデルとしてパッソセッテが設定されるなどあったが、紆余曲折を経て販売期間は12年近くにも及んだ。
2代目となる次期シエンタはプラットフォームとパワートレインの一新が盛り込まれる。
次期シエンタのプラットフォームは次世代タクシーと共用される見込みである。
トヨタは2020年に開催される東京オリンピックまでにミニバン型タクシーの普及を目指しているが、そのコンセプトモデルを東京モーターショー2013で公開していた。次期シエンタとこの次世代タクシーは共通プラットフォームとなるとされ、しっかりと開発コストがかけられた完成度の高いものとなるだろう。
次期シエンタの2列目シート足元はフラットな床面が採用される。ガソリンタンクやハイブリッド車のニッケル水素バッテリーも床面に薄く設定され、後席居住性が向上される。
低床化によりリアドアでのステップ高は330mmとなる見込みとなっている。現行シエンタやライバルのホンダ・フリードと比較してもステップ高は低く、車内に乗り込みやすくなる。
シエンタハイブリッドの他、高圧縮比エンジン搭載モデルも設定される、4WDはガソリンのみ
次期シエンタに搭載されるパワートレインは3タイプが用意される。
まずはFFガソリンモデルとして、トヨタ版スカイアクティブとも異名を持つ1.5Lの高圧縮比エンジンの2NR-FKE型を採用。JC08モード燃費は20.6km/Lを達成する。
4WDガソリンは、1NZ-FE型の採用でJC08モード燃費は15.4km/Lとなる。
そして、販売の主力となりそうなのがハイブリッドモデルである。アクアと同じ1.5L THSⅡの採用により、JC08モード燃費は27.2km/Lを達成する。やはり4WDハイブリッドが設定されないのもアクアと同じだ。
次期シエンタのフロントフェイスはアクア系統のデザインになる見込みだ。
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