カムリ後期モデルは16インチアルミホイールでJC08モード燃費向上、25.4km/L

トヨタ

カムリ後期モデルは台形グリルデザインのキーンルックを採用

カムリの後期モデルへ向けたマイナーモデルチェンジが2014年9月9日に実施された。

(写真は新型カムリ後期モデル)
カムリ マイナーモデルチェンジ

昨今のセダン離れによりカムリは日本市場では不人気車種となっていたわけだが、主力市場の北米ではトヨタの看板車種として定着している。

ただし、2011年に発売した現行カムリは日本市場での人気を盛り返した。エンジンラインナップを直4 2.5Lのハイブリッドのみに絞り込み、中級ハイブリッドセダンとして中高年層からの人気を集めることに成功した。

そんなカムリの後期モデルへ向けてのマイナーモデルチェンジは、フロントマスクの大幅変更が盛り込まれることになる。

カムリ後期モデル トヨタ カムリ

ヘッドライトは形状変更され、目付きの印象は大きく変わった。バンパー下部は台形グリルが採用されキーンルック調のデザインが導入された。

トヨタ カムリ 2014

カムリ後期モデルにハイブリッドシステムの改良は盛り込まれず、ホイール最適化でJC08モード燃費25.4km/L

大幅なフェイス変更の一方でハイブリッドパワートレインに大きな改良は無く、性能アップは盛り込まれなかった。ただし、16インチアルミホイールのオプション装着により、JC08モード燃費は23.4km/Lから25.4km/Lへ向上した。

(写真はホンダ・アコードハイブリッド)
アコードハイブリッドEX

カムリ後期モデルの車両価格は、ベースグレードが320万7600円、Gパッケージが341万3782円、レザーパッケージが402万6437円に設定される。ライバルのホンダ・アコードハイブリッドがJC08モード燃費30.0km/Lと優秀ながらも375万4286円からの価格設定であるから、カムリのコストパフォーマンスは高い。

(写真はダイハツ・アルティス)
ダイハツ アルティス OEMカムリ

ダイハツ ブランドから発売されるカムリのOEM車、アルティスも同様のモデルチェンジを受けた。

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