トヨタが新型コンパクトクロスオーバーSUVコンセプトをパリモーターショーで公開

トヨタ

C-HRコンセプトをパリモーターショーで発表、デュアリスとヴェゼルに対抗

トヨタは10月2日にプレスデーを迎えるパリモーターショー2014にて、C-HRコンセプトを発表する。

(写真はC-HRコンセプト、ティザー画像)
C-HRコンセプト

C-HRコンセプトは、ハイブリッドパワートレイン搭載のCクロスオーバーセグメント車としている。

欧州市場ではCセグメントサイズのクロスオーバーSUVの需要が高く、これまでにも各自動車メーカーが多くの車種を投入してきた。近年の日系メーカーでは日産によるキャシュカイ(日本名デュアリス)の成功が著しい。ホンダもこれに対抗とするモデルとしてヴェゼルをHR-Vの車名で同ショーにて欧州プレミアさせる予定となっている。

(写真は日産・キャシュカイ欧州仕様)
日産キャシュカイ 日産キャシュカイ欧州仕様

(写真はホンダ・ヴェゼル)
ヴェゼル 東京モーターショー

一方でトヨタはかつてRAV4がこのカテゴリを守備していたが、北米市場の要求に合わせ大型化されてきた。特に最新の4代目RAV4は全長4570mmにも及ぶ。そんな中、C-HRコンセプトはトヨタの新たなCセグメントSUVとしての提案となる。

(写真はRAV4北米仕様)
RAV4 北米仕様 2013 ニューヨーク

市販型C-HRに搭載されるエンジンは、1.8Lハイブリッドと1.2Lガソリンターボの予測

C-HRコンセプトの市販モデルは、次期プリウスとプラットフォームが共通化されると予想されており、搭載されるパワートレインがハイブリッドであることが今回のプレスリリースで明言された。ハイブリッドエンジンの排気量は1.8Lになることが想定される。

また、このハイブリッドエンジンの他に1.2Lターボエンジンも採用される可能性がある。欧州ではハイブリッドよりもコストパフォーマンスが高く実用的であるとの理由で小排気量ターボエンジンが普及している。長年ハイブリッドに傾倒してきたトヨタにとって小排気量ターボは苦手分野でもあるわけだが、その新たなユニットが開発中となっている。

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