トヨタ AQUAの価格、納期は?エコカー減税、補助金復活で予約殺到

トヨタ

AQUA S 179万円は高すぎる(AQUA L 169万円は商用車向け)

トヨタから発売された新型ハイブリッドカーのAQUAが大人気となっている。
AQUAの発売に合わせるように、エコカー減税が延長、エコカー補助金が復活し、納期は数ヶ月待ちになっている。
特に愛知県では8ヶ月待ちという。
果たして、AQUAはそこまでして買うべき車なのか?
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AQUAの納期すでに8ヶ月待ち
AQUAの弱点、室内が狭い?

エコカー減税、補助金が復活(詳細)

トヨタ・AQUAのTHSⅡ、特許が2012年に期限切れ

THS-II
AQUAに使われているハイブリッドシステムは、プリウスのTHSⅡを小型化し改良を進めたものだ。
このTHSⅡには様々なトヨタの特許が含まれているが、その大部分が2012年に期限切れを迎える。
トヨタ以外の自動車メーカーもTHSⅡと類似するハイブリッドシステムを作ることができるようになるというわけだ。
現にGM、フォードでは、2012年後半にもTHSⅡを真似したハイブリッド車の発売が予定されているし、トヨタはマツダなどにもTHSⅡをOEM供給する見込みだ。
2013年、2014年にかけては、自動車メーカー各社でTHSⅡタイプのハイブリッド車が発売されるようになる。
こうなると、THSⅡの価格は本格的に値下がりするはずだ。

AQUAは、THSⅡを採用したハイブリッド車としてはこれまでにない低価格になっている。
しかし、ヴィッツF 1.3LとAQUA Sを比較すれば、AQUA Sは50万円も高い。
後々の燃料費が安く済むかもしれないが、AQUA Sの179万円という価格はコンパクトカーとしては非常に割高だ。
割高なのに納期は数ヶ月待ち。トヨタのハイブリッド車のこんな状況は今年2012年が最後になるかもしれない。

AQUA 関東自動車工業
写真は、AQUAを生産する関東自動車工業から提案されたカスタマイズコンセプトカー。
バンパーを黒く塗装しブラックアウトさせたことで、ずいぶんと印象が変わる。
AQUAは関東自動車工業のある被災地東北で生産される。

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