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新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

プレマシーとラフェスタハイウェイスターがマイナーモデルチェンジで後期モデルへ

プレマシー後期モデルはスカイアクティブ化される

2010年に3代目としてデビューしたマツダのミニバン、プレマシーが発売3年を迎える。今年2013年6月には後期モデルへのマイナーモデルチェンジが行われる予定だ。
マイナーモデルチェンジの内容はエクステリアデザインの改変を含む大掛かりなもの。そして、スカイアクティブグレードが追加されるということで期待できる内容になっている。

(写真は現行プレマシー)
プレマシー

プレマシーのOEM車、ラフェスタハイウェイスターも同時モデルチェンジ

プレマシー後期モデル設定されるスカイアクティブグレードには、現行車種のアクセラやCX-5のスカイアクティブG 2.0Lガソリンエンジン(PE-VPS型)が採用されるだろう。これは高圧縮比12.0を実現することで燃費とパワーを両立させたエンジンである。アクセラ スカイアクティブのJC08モード燃費は17.4km/Lを達成しているが、これは従来モデルの14.8km/Lと比較して約17.5%の性能アップであった。これらの数値から予想すると、プレマシー スカイアクティブのJC08モード燃費は16km/L以上になるのではと考える。
また、トランスミッションは現行の5ATから、これもアクセラスカイアクティブで先行して採用されている6ATにグレードアップする。

大幅な燃費性能の向上により、プレマシーのスカイアクティブグレードはエコカー減税75%対象車となる見込みだ。税制面でもユーザーメリットが大きく、マツダとしても本気で売っていきたいモデルになるだろう。

そして、マイナーモデルチェンジを受けるのはプレマシーベースのOEM車、日産・ラフェスタハイウェイスターも同じ。プレマシーと同時期に後期モデルへ移行することになりそうだ。

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車名

ラフェスタ

ラフェスタ

代表グレード

ハイウェイスター

ハイウェイスターG

発売日

2016年7月

2016年7月

型式

DBA-CWFFWN

DBA-CWFFWN

ボディ形状

5ドア ミニバン

5ドア ミニバン

乗員定員

7名

7名

全長(mm)

4615

4615

全幅(mm)

1750

1750

全高(mm)

1615

1615

ホイールベース(mm)

2750

2750

トレッド 前(mm)/後(mm)

1530/1520

1530/1520

室内長(mm)

2565

2565

室内幅(mm)

1490

1490

室内高(mm)

1240

1240

車両重量(kg)

1490

1490

エンジン型式

PE-VPS

PE-VPS

シリンダー配列

直列4気筒

直列4気筒

排気量(cc)

1997

1997

シリンダー内径(mm)×行程(mm)

83.5×91.2

83.5×91.2

最高出力

151ps(111kW)/6000rpm

151ps(111kW)/6000rpm

最大トルク

19.4kg・m(190N・m)/4100rpm

19.4kg・m(190N・m)/4100rpm

圧縮比

12.0

12.0

過給機

NA

NA

燃料タンク容量(L)

60

60

使用燃料

レギュラーガゾリン

レギュラーガゾリン

JC08モード燃費(km/L)

16.2

16.2

サスペンション(フロント)

マクファーソンストラット式

マクファーソンストラット式

サスペンション(リア)

マルチリンク式

マルチリンク式

ブレーキ(フロント)

ベンチレーテッドディスク

ベンチレーテッドディスク

ブレーキ(リア)

ディスク

ディスク

タイヤサイズ(フロント)

195/65R15 91H

195/65R15 91H

タイヤサイズ(リア)

195/65R15 91H

195/65R15 91H

最小回転半径(m)

5.3

5.3

トランスミッション

6AT

6AT

駆動方式

FF

FF

消費税込み車両価格

2,303,640円

2,464,560円

車名

ラフェスタ

ラフェスタ

代表グレード

ハイウェイスターG スプレモ

ハイウェイスター Jパッケージ

発売日

2016年7月

2014年4月

型式

DBA-CWFFWN

DBA-CWEFWN

ボディ形状

5ドア ミニバン

5ドア ミニバン

乗員定員

7名

7名

全長(mm)

4615

4615

全幅(mm)

1750

1750

全高(mm)

1615

1615

ホイールベース(mm)

2750

2750

トレッド 前(mm)/後(mm)

1530/1520

1530/1520

室内長(mm)

2565

2565

室内幅(mm)

1490

1490

室内高(mm)

1240

1240

車両重量(kg)

1500

1470

エンジン型式

PE-VPS

LF-VD

シリンダー配列

直列4気筒

直列4気筒

排気量(cc)

1997

1998

シリンダー内径(mm)×行程(mm)

83.5×91.2

87.5×83.1

最高出力

151ps(111kW)/6000rpm

150ps(110kW)/6200rpm

最大トルク

19.4kg・m(190N・m)/4100rpm

19.0kg・m(186N・m)/4500rpm

圧縮比

12.0

11.5

過給機

NA

NA

燃料タンク容量(L)

60

60

使用燃料

レギュラーガゾリン

レギュラーガゾリン

JC08モード燃費(km/L)

15.2

13.0

サスペンション(フロント)

マクファーソンストラット式

マクファーソンストラット式

サスペンション(リア)

マルチリンク式

マルチリンク式

ブレーキ(フロント)

ベンチレーテッドディスク

ベンチレーテッドディスク

ブレーキ(リア)

ディスク

ディスク

タイヤサイズ(フロント)

205/50R17 89V

195/65R15 91H

タイヤサイズ(リア)

205/50R17 89V

195/65R15 91H

最小回転半径(m)

5.3

5.3

トランスミッション

6AT

5AT

駆動方式

FF

FF

消費税込み車両価格

2,700,000円

2,048,760円

過去記事(2011/08/02)

ラフェスタ ハイウェイスターがデビュー/プレマシーOEM

日産フェイスのマツダプレマシー

ミニバン市場の縮小で、車種の統廃合が進んでいる。
今回、モデルチェンジしたラフェスタハイウェイスターもその一環で、一見新しい日産のミニバンだが、中身はマツダプレマシー。新型ラフェスタハイウェイスターはプレマシーのOEM車種ということになる。
メーカーエンブレムの変更だけのOEM車種が多い中、この新型ラフェスタハイウェイスターは専用のメッキ3本ラインのフロントグリルを持ち、プレマシーとは全く違う車種のように見える。
プレマシーが走りを重視したスポーティーなエクステリアであるのに対し、新型ラフェスタハイウェイスターはラグジュアリーで日産のミニバンらしさを強調した外観となっている。
ただし、この2車種の中身は当然同じ。
マツダ・プレマシーの長所でもあるミニバンでも機敏に動き回れるハンドリング性能は、新型ラフェスタハイウェイスターでも健在だ。

国内の販売では、正直な所マツダより日産の方がブランド力があり、人気が上がりそう。
ラフェスタハイウェイスターはオリジナル車種のプレマシーを凌ぐ販売が期待できる。

フロントのメッキグリルの他にラフェスタハイウェイスターの専用設計となる箇所は、バンパー形状、ボンネットまでも含まれる。リアにもメッキーパーツが加わる。
プレマシーとラフェスタハイウェイスター、どちらがカッコイイか、客観的な判断は難しいが、個人的な感想としてはラフェスタハイウェイスターの方が数段レベルが高いと感じた。
プレマシーの上級モデルを選ぶなら、デザインの洗練されたラフェスタハイウェイスターの選択がオススメとなる。

ラフェスタハイウェイスターの装備されるエンジンは標準、直噴、アイドリングストップ付きの3タイプ。
トランスミッションはFFは5AT、4WDは4ATとなる。CVTが採用されないのが燃費性能的に惜しいところだが、大きな問題では無いだろう。

(写真はOEM元のマツダ・プレマシー)
プレマシー

超お買い得?ラフェスタJOY

今回、新しくデビューしたラフェスタは上級グレードに相当するハイウェイスターのみ。
ベースグレードのモデルチェンジは現在の所なく、これについてはラフェスタJOYとして販売が継続する。
このラフェスタJOYは従来と同じく日産が生産し続ける。ただし、2004年のデビューから2009年のマイナーチェンジを経て熟成が進んだものの、デザインは古く感じる。
ラフェスタJOYの価格は179万3400円。ハイウェイスターとの価格差の約20万円は魅力に感じる、と思ったが、プレマシーのベースモデル20CSは179万9000円なので、ラフェスタハイウェイスターが予算オーバーという人はプレマシ20CSの選択がオススメとなる。
ラフェスタJOYは今更新車で買う車ではない。

過去記事(2011/06/30)

アイドリングストップのメリットとデメリット

普及が進むアイドリングストップシステム

すべての車がハイブリッド車や電気自動車になれない現状では、普通のガソリン車が低コストで出来るだけ燃費を良くすることが重要になってくる。
そんな中、普及が進みつつあるのがアイドリングストップシステムだ。
最近は、各社が本気で開発を進めてきており、アイドリングストップシステムが出始めた頃と比べて完成度が非常に高くなってきており注目されている。

アイドリングストップ搭載車一覧

最近発売された車の中でアイドリングストップ機構が装備された車種は次の通り。

MRワゴン(スズキ)
ラフェスタハイウェイスター(日産)
モコ(日産)
プレマシー(マツダ)
マーチ(日産)
ワゴンR(スズキ)
セレナ(日産)
ヴィッツ(トヨタ)
ムーヴ(ダイハツ)
ステラ(スバル)

ハイブリッド車でシェアを持っているトヨタ、ホンダは、アイドリングストップ車の導入に対して消極的に感じる。

エンジンを止めることによる問題点を克服

ヒルスタートアシスト

上り坂で車を停止させている場合、ブレーキによる静止力に加え、エンジンとDレンジによって生み出すクリープ現象が静止するためのアシストになっている。
この状態で、エンジンを停止させると、車は坂道をころがり後退してしまう。
それを防止するためにブレーキを改良したのが、ヒルスタートアシストである。
この機能のおかげで、坂道の途中でも安心して、アイドリングストップさせることが可能になった。

エンジン再始動時間の短縮に成功

トヨタのヴィッツはエンジンの再始動にワンウェイクラッチと組み合わせた常時かみ合い式のスターターモーターを採用している。始動時間は0.35秒。

再始動時の振動改善のため日産のマーチはクランクプーリーなどにアンバランスマスを設ける工夫がされている。始動時間は0.4秒。

マツダのプレマシーはスターターは補助的に使うだけで、直接燃焼させることを主に始動させる。停止中にシリンダーを燃焼に最適なコンディションにしておく方法が取られている。始動時間は0.35秒。

日産のセレナは専用のモーターをエンジンに設置している。スターターを流用していないので、静かで素早い再始動が可能になっている。性能は高いが、ややコスト高となるのが欠点。始動時間は0.3秒。

メリットとデメリット

メリット

まず燃費が良くなることがあげられる。
ただし、燃費の改善は期待するほど大きくない。
実燃費の5%程度の改善と思っていたほうがいいだろう。
年間ガソリンを15万円使うドライバーであれば、年間7500円程度の節約になる。
信号待ちで静かなのもメリット。
もちろんCO2排出量が減るわけだから環境にもやさしい。

デメリット

先に述べた通り、わずか5%の燃費差では経済的メリットは少ない。
バッテリーが大型されているため、バッテリー交換に掛かる費用が年間で2500~3000円程アップする。
そうすると年間のガソリン代の節約は5000円程になる。
アイドリングストップ車は6万円~10万円程度車体価格が高いから、元を取れないケースが多くなるだろう。
再始動の高速化により、運転の違和感は少なくなったが、繰り返されるエンジンのON/OFFに煩わしさを感じる人も多いはずだ。
アイドリングストップ中はエアコンが送風になるのも我慢を強いられる。

アイドリングストップ車を選ぶべきか?

現状では、アイドリングストップ車を避けるようなグレード選択でも問題ないと思う。
アイドリングストップシステムは、今後の進化に期待したい装備。さらに燃費や始動性が向上することができれば、標準装備化されていくだろう。
ユーザーに装備の選択をさせている段階では、敢えて選ぶ必要のない装備である。

過去記事(2011/06/19)

特集 ラフェスタハイウェイスターがデビュー

ラフェスタハイウェイスターとマツダ プレマシーとの違いは

ラフェスタと同じカテゴリーの車種はトヨタ ウィッシュ、ホンダ ストリームといった、かつてのミニバンブーム時代の激戦セグメントであった。
ミニバンブーム終焉により日産のラフェスタは販売台数では苦戦を強いられることとなり、このセグメントの自社開発を撤退することになった。
そんな中、マツダから車体の供給を受けることで、ラインアップの維持がされることになった。
ラフェスターハイウェイスターは日産車らしいエクステリアだが、中身はマツダ プレマシーのOEM車である。

フロントマスクはプレマシーに対して大幅な変更が加えられた。
最近のマツダ車のアイデンティティーでもあるプレマシーの大きく開いた口は閉じられ、ラフェスタ ハイウェイスターには力強いグリルとバンパーデザインが採用された。
リアはLAFESTAと大きく刻印された横長のメッキーパーツが装飾されており、日産のエルグランドやセレナと同じ系統の車であることを感じさせる。

インテリアデザインにもモダンで高級感のあるものが採用されており、質実剛健なプレマシーのイメージとは異なる。

(写真はOEM元のプレマシー)
プレマシー

ラフェスタJOYはどうなるか?

ラフェスタハイウェイスターのベースモデルにあたるラフェスタJOYは2004年デビュー時の基本設計のままで販売が行われており、1,793,400円~という非常にリーズナブルな価格で販売している。
マツダのプレマシーもベースモデルの20CSは1,799,000円~と、ラフェスタJOYと同価格帯で販売されており、近い将来ラフェスタのベースモデルとしてOEM化される可能性が高い。

180万円クラスのミニバンはホンダ フリードの登場で大きくパイを奪われることになった。
ラフェスタの2.0Lエンジンに対し、フリードは1.5Lエンジンでボディサイズも小さい。
しかし、燃費の良さと維持費の安さで、売れ筋の3列シート車になっている。
フリードの成功が日産の小型ミニバンのラインアップを変えてしまった一つの原因であると考えている。

過去記事(2011/06/03)

ミニバン(2.0Lクラス以下)実用燃費ランキング 6位~

ミニバン燃費ランキング下位には、走りのいい車種がラインアップ

ミニバン(2.0Lクラス以下)実用燃費ランキング1位~5位

6位:ストリーム 実用燃費11.20km/L

(10・15モードカタログ燃費15.0km/L)
1.8LエンジンモデルでのCVT採用が遅れているストリームは、燃費の面ではわずかながらライバルのウィッシュに負けている。
ただし、ハンドリング、乗り心地、加速感のバランスがこのクラスとしては上々の出来で人気が高い。
低床低重心化により、ステーションワゴンに近いボディスタイルは、室内がやや狭い。

7位:ノア/ヴォクシー 実用燃費10.92km/L

(10・15モードカタログ燃費14.4km/L)
このクラスとしては標準的な燃費性能といえる。
吸排気可変バルブタイミング、CVTが採用されているが、アイドリングストップは装備されていない。
この点がライバルのセレナとの実燃費の差として表れたようだ。

8位:ビアンテ/新型ラフェスタ 実用燃費10.51km/L

(10・15モードカタログ燃費13.6km/L)
ビアンテ
トランスミッションにCVTが採用されておらず、従来型の5ATなのが燃費にとってマイナス。
一部アイドリングストップ(i-stop)の設定があるが、主力グレードではない。
マツダのスカイアクティブ技術がビアンテに投入される時期については未定だ。
次期日産ラフェスタはビアンテのOEM車となる。

9位:ステップワゴン 実用燃費10.45km/L

(10・15モードカタログ燃費14.2km/L)
ホンダのミニバンはやや燃費が良くない印象だ。
ライバル車の日産セレナ、トヨタ ノア/ヴォクシーが上位にいることを考えると、もう少し努力が必要。
CVTを搭載している割には実燃費が良くない。

10位:エクシーガ 実用燃費10.12km/L

(10・15モードカタログ燃費15.0km/L)
エクシーガ
スバルのエクシーガはボクサーエンジン搭載でファンから人気が高い。
ただし、ボクサーエンジンは燃費の面では通常の直4エンジンと比べて劣る。
主力グレードにはCVTが採用されているが、アイドリングストップなど最新の燃費向上技術は盛り込まれていない。

11位:プレマシー 実用燃費9.64km/L

(10・15モードカタログ燃費16.0km/L)
プレマシー
全高の低いミニバンにもかかわらず、実燃費性能は最悪の結果である。
ライバルのウィッシュはランキング1位であることを考えると非常に残念。
新型パワートレーン、マツダスカイアクティブの搭載に期待する。

ミニバン2.0L以下クラス 6位~ まとめ

コンパクトカーではホンダ車の燃費性能が光っていたが、ミニバンクラスではトヨタの燃費性能が優れるようだ。
2.0Lクラスエンジンになると、アイドリングストップシステムの効果が出てくる。
アイドリングストップは大排気量エンジンになるほど、燃費改善効果は高いようだ。
マツダのミニバンは総じて燃費が悪い。次期スカイアクティブ搭載モデルを待ちたい。

過去記事(2011/04/21)

ラフェスタ ハイウェイスター(日産)がプレマシーOEMでデビュー

次期ラフェスタ ハイフェイスターがデビュー

次期ラフェスタ ハイフェイスターがマツダプレマシーのOEM供給でデビューする。
OEM車とは言え、震災後初めての国内の新車デビューとなる。
自動車のサプライチェーン問題の早期解決が叫ばれる中、自動車業界にとっては明るい話題だ。
当初発売予定は5月とされていたが、震災の影響で予定通りのデビュー日程になるかどうかは未定。
日産ホームページではComing Soonとされている。
なお、広島、山口に生産拠点を置くマツダは震災の直接被害は免れたものの、部品の供給問題は他社同様に深刻。
一部で生産が再開されているものの、本格操業にはまだ時間がかかりそうだ。
ラフェスタ ハイウェイスター

新型ラフェスタ ハイフェイスターとプレマシーの違い

新型ラフェスタ ハイウェイスター(上段)とそのOEM元であるプレマシー(下段)のエクステリアを比較してみる。
フロントマスクが大きく違っているので全く別の車といった印象だ。最近のマツダ車のトレードマークである大きく開いた口がシンプルに閉じられている。
ラフェスタ ハイウェイスターのフロントは非常にオーソドックスなまとめ方だ。少しホンダっぽい感じもするが、万人に受け入れられやすいデザインだろう。
ヘッドライト以後のフロント部分は両車とも共通のようだ。
また、リア部分は小変更ながらも、印象は大きく異なる。
次期ラフェスタ ハイフェイスターには、リアハッチ中央に一文字のメッキーパーツが追加され、LAFESTAと刻印されている。
流線型のクセのあるテールランプがそのままなのはマツダっぽさを残しているが、概ね日産らしさがあると言えるだろう。
OEM車とは思えない変貌ぶりと、まとまりの良さには驚く。
ラフェスタとプレマシーの違い

日産らしいエクステリア

日産はこれまでに、軽自動車の車種を中心に他社からOEM供給を受けていた。
エンブレムを日産マークに取り替えるだけでなく、フロントフェイスを変更するなど日産らしさを強調して販売したことにより、オリジナル車種よりも人気が出るモデルも多くあった。
例えば、日産モコはスズキ・MRワゴンのOEM車であるが、カジュアルなMRワゴンに対し、モコは女性向けのかわいらしい軽というイメージをうまく演出している。
オリジナル車種との差別化が上手く評価が高い。
OEM供給のノウハウをうまく掴んでいる日産であるが、それは今回のラフェスタ ハイウェイスターにも活かされていると言えるだろう。
エクステリアのまとまりはプレマシーのそれを確実に上回っているし、プレマシーよりも人気車種となることは間違いない。
プレマシーはある意味、欧州ウケを狙ったデザインで、日本国内ではインパクトがあるものの、アクの強すぎるデザインはファミリーユースの多いミニバンとしてはウケがあまり良くなかった。
日産ラフェスタ ハイフェイスターのありがちかもしれないがシンプルなデザインの方が多くのユーザーに受け入れられるはずだ。

日産の引き際の良さを感じた

このクラスのローハイトミニバンはかつてブームだったと言えるほどの人気カテゴリーであった。
最近はハイブリッドカーやコンパクトカーにやや人気を奪われる傾向があり、業界として車種を減らすのは必然であった。
そんな中、日産はラフェスタの自社開発からあっさり手を引いたのは英断といえる。
ただ撤退するだけでなく、マツダとOEM提携を結んだのもビジネスとして上手い。
これまでに、日産の商用グレードのウィングロードをマツダの商用車ファミリアバンとしてOEM契約を結ぶなど、日産が生産する側としてマツダと提携している実績がある。

過去記事(2011/03/14)

ラフェスタ(日産B30)の口コミ評価と中古車相場

お買い得感のあるラフェスタ

日産ラフェスタは2004年12月に発表された5ナンバーサイズ、2.0Lエンジン搭載の3列シートミニバン。
発売から年数が経っている為、エクステリアに新しさはないが、安い車体価格に対する充実装備が魅力だ。

最安グレードも電動スライドドアを装備

最安グレードのJOY Xは1,793,400円という低価格設定にもかかわらず、助手席側電動スライドドアを装備している。
スライドドアを装備した状態でも車体重量は1410kgで、重量税が上がる1500kg以下をクリアしている。

エクステリアは一世代前

ラフェスタは元々、箱型に近いボディデザインというのもあるが、今風の絞りの入った流れるようなボディ形状になっていない。
そのため、新車であっても少し古い車という印象がある。
テールライトの形状など、オシャレにも気を使っているが、購入後年数が経過し塗装状態が少しやれてくると、さらに箱型バンのような雰囲気になってしまいそうなのがデメリットだ。

広い室内

ラフェスタの箱型ボディはビジュアル的には見劣りするものの、室内を広く取ることができる。
5ナンバーサイズやルーフの低いミニバンの中では、室内は広々としており、同乗者からの評判もいい。

全グレードでエクストロニックCVTを採用

ラフェスタは全タイプ全グレードにエストロニックCVTを採用している。
2.0クラスのミニバンは現在でもトランスミッションに5ATを使っているライバル車が多い。
ラフェスタは発売当初からエクストロニックCVTが装備されているので、燃費性能に関しても、その後デビューしたライバル車と比較して遜色ないものになっている。

日産CVTの故障メンテナンス情報

日産のCVTは一部のタイプで耐久性が非常に低いものがあり、評判が悪かった。
エスクロイドCVTが出るまでのCVT(ハイパーCVTなど)は走行距離7万キロ程度で不具合が多発していた。
ただし、エスクロイドCVTに関しては、非常に評判がいい。
ラフェスタのトランスミッションに関しては、ほとんど心配の必要がないだろう。

スペック

メーカー 日産
モデル ラフェスタ
グレード JOY X
メーカー希望小売価格 1,793,400円
型式 DBA-B30
駆動方式 FF
全長(mm) 4530
全幅(mm) 1695
全高(mm) 1600
ホイールベース(mm) 2700
室内長(mm) 2690
室内幅(mm) 1420
室内高(mm) 1255
車両重量 1410
最小回転半径 5.1m
リアドア スライド
サスペンション前 ストラット式
サスペンション後 トーションビーム式
エンジン 2.0L
MR20DE
4気筒
DOHC
トランスミッション CVT
10・15モード燃費 15.0km/L
JC08モード燃費

ラフェスタ

ラフェスタの中古車価格相場

業者向けカーオークションの落札結果から、ラフェスタの相場を分析してみた。
5年落ちまでは顕著に値下がりするが、それ以降の値下がりは横ばい。
中古車でラフェスタの購入を考えているなら、5年落ちモデルを買うのが最もコストパフォーマンスがいい。
ただし、3年落ち程度でも、他のミニバン車種と比較すれば安い相場だ。

落札価格の一例

ラフェスタ 4WD 20S NB30 2004年式 走行46,000km 評価点4 落札価格800,000円 (2010年11月開催)
ラフェスタ ライダ- B30 2005年式 走行29,000km 評価点4 落札価格1,140,000円 (2011年2月開催)
ラフェスタ 20M B30 2005年式 走行26,000km 評価点4 落札価格660,000円 (2011年2月開催)
ラフェスタ 20G B30 2006年式 走行41,000km 評価点4 落札価格910,000円 (2011年1月開催)
ラフェスタ ライダ- B30 2009年式 走行27,000km 評価点4 落札価格1,540,000円 (2010年10月開催)

平均落札価格

ラフェスタ(ハイウェイスターは除く)の平均落札価格は以下の通り。
走行は15,000~60,000km、評価点は4点以上のものから算出。
ラフェスタ相場

ハイウェイスターは高い

ラフェスタはミニバン中古車の中では安いが、上級グレードのハイウェイスターの相場は高い。
通常モデルに比べ、15万~40万程度の価格差がある。

過去記事(2011/03/13)

プリウスα/ウィッシュ/アイシス/ストリーム/プレマシーの比較評価

ローハイトミニバン6車種を比較してみる

全高が1700未満のミニバン6車種を比較評価してみる。
比較の対象になるのは、トヨタからはプリウスα、ウィッシュ、アイシスの3車種。
ホンダのストリーム、マツダのプレマシー、そして日産のラフェスタだ。
全高が低いミニバンは、運転のしやすさと、室内の広さのバランスがよく人気の高いカテゴリーである。
プリウスαを除く、5車種は価格が180万円前後のベースグレードで比較してみる。

スペック表

メーカー トヨタ トヨタ トヨタ ホンダ マツダ 日産
モデル プリウスα ウィッシュ アイシス ストリーム プレマシー ラフェスタ
グレード 1.8X L “X-SELECTION” X 20CS JOY X
メーカー希望小売価格 予想300万円~ 1,840,000円 1,887,000円 1,820,000円 1,799,000円 1,793,400円
型式   DBA-ZGE20G-HPXNP DBA-ZGM10G-AWXEP DBA-RN6 DBA-CWEFW DBA-B30
駆動方式 FF FF FF FF FF FF
全長(mm) 4615 4590 4635 4570 4585 4530
全幅(mm) 1775 1695 1695 1695 1750 1695
全高(mm) 1575 1590 1670 1545 1615 1600
ホイールベース(mm) 2780 2750 2785 2740 2750 2700
室内長(mm) 2660 2705 2605 2565 2690
室内幅(mm) 1470 1470 1460 1490 1420
室内高(mm) 1315 1315 1250 1240 1255
車両重量 1340 1520 1360 1470 1410
最小回転半径 5.3m 5.5m 5.4m 5.3m 5.1m
リアドア ヒンジ ヒンジ スライド ヒンジ スライド スライド
サスペンション前 ストラット式 ストラット式 ストラット式 ストラット式 ストラット式
サスペンション後 トーションビーム式 トーションビーム式 ダブルウィッシュボーン式 マルチリンク式 トーションビーム式
エンジン 1.8L 1.8L 1.8L 1.8L 2.0L 2.0L
2ZR-FXE 2ZR-FAE 2ZR-FAE R18A LF-VD MR20DE
4気筒 4気筒 4気筒 4気筒 4気筒 4気筒
DOHC
ハイブリッド
リチウムイオン電池
DOHC DOHC SOHC DOHC DOHC
トランスミッション CVT CVT CVT 5AT 5AT CVT
10・15モード燃費 16.4km/L 13.6km/L 15.0km/L 15.0km/L 15.0km/L
JC08モード燃費 13.4km/L 13.0km/L

車体サイズ

今回の比較車種は全ての全高が1700mm未満である。
その中でもストリームは、多くの立体駐車場(タワーパーキング)での駐車にも対応できる全高1550mm未満を達成しており、他車種よりも全高の低いフォルムが特徴的である。
アイシスの全高は1670mmとやや高い。
プリウスアルファ、プレマシーは全幅が大きいの注意したい。他は5ナンバーサイズの全幅に収まっている。
ウィッシュにも3ナンバーサイズの全幅を持つモデルが存在する。

室内サイズ

ストリーム、プレマシーが寸法上小さい。狭いと言うほどでもないが、ミニバンらしい広々感を求めるなら、ウィッシュ、アイシス、ラフェスタの選択がよいだろう。

スライドドア

リアドアにスライドドアを装備しているのは、アイシス、プレマシー、ラフェスタの3車種。
プリウスアルファ、ウィッシュ、ストリームに関しては、ヒンジドアとなっている。

乗り心地

ユーザーによる口コミで乗り心地に関して最も評価が高いのはプレマシーである。
このクラスの車体サイズになると、コンパクトカーや軽自動車のように極端に乗り心地の悪い車種は無いが、ウィッシュとアイシスに関しては、悪路になると、ボディの大きさを感じるし、揺すられる度合いが強くなる。

タイプごとのお薦め車種

プリウスアルファ

ハイブリッドに憧れる人はプリウスαがお薦め。
2011年4月下旬にデビューが予定されている、7人乗りプリウスは人気を集めることが予想される。
車体価格として300万円以上が予想されており、注目は集めるもののハイブリッドに拘る人でなければ手が出にくい価格だ。
同時期に発売される5人乗りワゴンのプリウスアルファは廉価なニッケル水素電池を採用し、200万円台半ばの車体価格が予想されている。
安いプリウスアルファとエクステリアデザインがほぼ同じになってしまうのは、プリウスαの欠点。

ウィッシュ

燃費と室内の上質さに重点を置きたいならウィッシュがお薦め。
車体重量が軽く、トランスミッションにCVTを採用しているので、ノーマルガソリン車の中で燃費が最もいい。
インテリアもトヨタらしく仕上がりのいいもので満足できる。

アイシス

できるだけ広い室内でスライドドア付きに拘るならアイシスがお薦め。
比較車種の中では最も車体が大きく、室内にも余裕がある。
インテリアの質感も評判がいい。
左側ドアがピラーレスになっているのも特徴。大きな開口面積を確保することができる。
車体重量が1.5tをわずかに上回っているので、重量税が5000円アップするのはデメリット。

ストリーム

ストリーム
走りに拘るならストリームがお薦め。
ウィッシュ、アイシス、ラフェスタはファミリーミニバンとして割り切った走行性能であるのに対し、ストリームは足回りが優秀でセダンに乗っているような運転感覚は評価が高い。
全高が低いため、ステーションワゴンのようなイメージだが、中は意外と広く快適なドライブが可能だ。
タワーパーキングに駐車する機会の多い人は、ストリームしか選択肢はない。

プレマシー

プレマシー
プレマシーはほとんどの人にお薦めできる。
ウィッシュなどに比べて安い車体価格にもかかわらず、2.0Lエンジンを採用している。多人数乗車で出かけるときもストレスのない加速が可能だ。
さらにボディ剛性が高く、サスペンションにはコストの高いものを採用しているので、ハンドリングや乗り心地が優秀だ。
比較車種の中では最もお買い得感がある。
ただし、インテリの質感が他車種に比べチープな感じがするのがデメリット。エクステリアもアクが強く、抵抗感のある人も多いだろう。
見た目で判断できる部分に抵抗がなければ、コストパフォーマンスの高い車種である。

ラフェスタ

価格重視ならラフェスタがお薦め。
ラフェスタはデビューから年数が経っており、やや古い車となる。
古い車種なので大幅な値引きが期待できる。
さらに元々低い価格設定であることも相まって最も安い見積もりになるだろう。
デメリットとしては、今から買う新車としてはエクステリアデザインが古い。人によっては飽きが来るのも早いので注意しよう。
プレマシーと同じく2.0Lエンジンを採用しているのは魅力だ。
低価格のベースグレードJOY Xにも助手席側電動スライドドアが装備される。

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