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新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

アルトが2014年12月にフルモデルチェンジ予定、アルトエコがハイブリッド化

スズキ・アルトが8代目へフルモデルチェンジ、新型プラットフォームを採用

スズキの軽自動車、アルト シリーズが2014年12月にフルモデルチェンジされる計画となっている。2009年から販売される現行アルトは5年間の販売期間を終えて8代目へ移行することになる。

(写真は現行アルトエコ)
アルトエコ2013

まず先行して発売されるのがベーシックモデルのアルトである。プラットフォームが一新されるというから、軽量化など基本性能を向上させた正常進化が期待される。スズキの乗用軽自動車のボトムを支えるモデルとして、コストを重視した低価格なラインアップとなるだろう。

スズキ アルトエコ

アルトエコもモデルチェンジされる、次期型は簡易型ハイブリッドシステムを採用か

そして、遅れて登場するのが燃費スペシャルバージョンのアルトエコである。現行アルトエコは、ダイハツの超低燃費軽自動車のミライースの対抗として、急遽設定されたモデルであった。次期型では十分な開発期間を設けることができたため完成度を上げてきそうである。

アルトエコ 35.0km/L

そのアルトエコに採用される燃費技術は、スズキの持つ最先端のものになることが期待される。つまりワゴンRで既に市販化が実現しているS-エネチャージのシステムの搭載が予想される。S-エネチャージは、短時間のモーターアシスト機能が備わっており、簡易型のハイブリッドシステムに相当する。

(写真はワゴンR)
ワゴンR S-エネチャージ

次期アルトエコはハイブリッド化されることにより、その燃費性能はJC08モードで40km/L程度になることが予想される。

既にネット上に次期アルト シリーズのエクステリア画像が出回っているが、実はこれには期待はずれという声が多数。上級のアルトエコは別エクステリアの可能性もあり得るか。

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過去記事(2014/09/01)

アルトが2014年内にフルモデルチェンジ、アルトエコはハイブリッド化の期待

スズキがアルト シリーズのフルモデルチェンジを2014年末に計画

スズキのベーシック軽自動車、アルトが2014年末にもフルモデルチェンジされる計画となっている。

(写真は現行アルトエコ)
アルトエコ 2013

現行アルトは2009年に発売した7代目モデル。まる5年間の販売期間を経て8代目へフルモデルチェンジされることになる。

次期アルトエコは、S-エネチャージの装備によるハイブリッド化を期待

アルト シリーズはスズキの軽乗用車ラインアップのボトムを支えるモデルとなっている。ローコストな設計により現行モデルの車両価格は83万1600円からと低価格に設定される。特に2011年に燃費強化版のアルトエコが発表されてからは、当モデルに注目されることが多くなった。アルトエコのJC08モード燃費は現行モデルで35.0km/Lに向上しており、通常版アルトの22.6km/Lを大幅に上回るスペックとなっている。

スズキ アルトエコ アルトエコ 35.0km/L

ただし、技術的には先月8月に発売されたワゴンR S-エネチャージの方が先端にあり、モーターによるアシスト機能が軽自動車として初めて採用された。モーターの出力は1.6kWと小出力でバッテリー容量も小型のためモーターアシスト時間は最大6秒間に限られるが、いわゆるハイブリッドシステムに相当し、安価なシステムで燃費性能を向上させることに成功した。

(写真はダイハツ・ミライース)
ミライース

このスズキの軽自動車向けハイブリッド技術が次期アルト シリーズに採用されることは想像に難くない。特に燃費強化モデルのアルトエコは、先日ライバルのダイハツ・ミライースに軽自動車燃費ナンバーワンの座を奪われており、スズキとしても是非ともこれを奪還したいはず。低燃費かつ低価格のイメージで販売台数を獲得してきたミライースに対して、アルトエコはセールス的に成功しなかった。次期アルトエコはハイブリッド化で大きく躍進することを期待したい。

過去記事(2013/09/15)

スズキが新型アルトを2013年11月の東京モーターショーで発表する可能性あり

アルトがフルモデルチェンジの可能性、燃費性能トップのミライースへの対抗策

スズキでは次期アルトの開発が最終段階に入っている。その発売時期として2013年内と考える予測も多く、2013年11月に開催される東京モーターショーでは軽自動車燃費ナンバーワンとして新型アルトが発表される可能性がある。

(写真はアルトエコ、東京モーターショー2011)
アルトエコ

新型アルトは燃費性能だけでなくグレードラインアップの充実も期待できる

軽自動車マーケットの二強と言われ続けたスズキとダイハツであるが、近年は特に燃費競争の激しさを増している。その発端となったのがニ年前。2011年の東京モーターショーの開催直前に、スズキが新型アルトエコをミライースを上回る燃費性能で電撃発表したことに遡る。その後、両社の燃費性能を巡ってのせめぎ合いは続き、現在はダイハツのミライースがJC08モード燃費33.4km/Lで軽自動車トップの性能を誇っている。

今回、スズキがその対抗策として打ち出すのではと考えられるのが、アルトのフルモデルチェンジである。現行モデルは2009年の発売から4年の販売期間を経ており、次期モデルへの切り替えが待望される時期に来ている。二年前のミライースへの対抗策はアルトエコという燃費性能に特化した派生車の追加ということで、軽自動車燃費トップは獲得できたもののグレード展開が不十分であったことが弱点となり販売台数はミライースに負けてしまった。今回はアルトシリーズの一新ということであるからグレード展開の充実を図ることも可能というわけだ。

(写真はミライース、JC08モード燃費33.4km/L)
ミライース マイナーモデルチェンジ

新型アルトのJC08モード燃費は、ミライースを上回るということで34~35km/L程度が予想される。盛り込まれる燃費改善策はエネチャージに加えて、高圧縮比エンジンの導入も予想される。

過去記事(2013/07/05)

ミライースが9月のマイナーモデルチェンジで軽自動車燃費ナンバーワンを奪還

ミライース VS アルトエコの燃費競争が再び、JC08モード33km/L超

ダイハツの燃費重視型軽自動車、ミライースが2013年9月にマイナーモデルチェンジを受ける見込みとなった。発売からちょうど2年目ということで、これまで改良されることがなかった燃費性能の大幅向上が期待される。現行ミライースのJC08モード燃費は30.0km/Lであるが、マイナーチェンジ後はライバルのスズキ・アルトエコの33.0km/Lを超える数値になることが求められるだろう。ミライースが再び軽自動車低燃費ナンバーワンに返り咲くことが予想される。
(写真は現行ミライース)
ミライース
ダイハツはミライースを2011年9月にデビューさせた。その直後11月にライバルのスズキは、ミライースのJC08モード燃費を僅かに0.2km/L上回るアルトエコを発表した。その1週間後に東京モーターショーが開催されたのだが、ダイハツは燃費性能ナンバーワンをスズキに奪われた状態でショーを迎えるという苦い経験をしていた。
さて、今回のミライースのマイナーチェンジも2年前と同じタイミングということで、またスズキが後出しで燃費改善を発表してくる可能性もあり、一つの見所となるだろう。
(写真はアルトエコ初期モデル)
アルトエコ

ミライースの販売台数が落ち気味、燃費改良で巻き返しを図る

この2011年の燃費競争で勝利したスズキだが、アルトエコは発売当初、セールス的に勝利することができなかったという反省すべき面もある。アルトエコは軽自動車燃費ナンバーワンとは言え、大急ぎで作ったアルトの派生車に過ぎないのだ。一方でダイハツは、ミライースに廉価グレードの超低価格車を設定するなど、用意周到にラインアップを充実させることができ、販売台数を伸ばすことができた。
その後、スズキはアルトエコの燃費改良を2013年3月に行い、JC08モード燃費は33.0km/Lと更にアドバンテージを大きくした。以降、アルトエコの販売台数が増えてきており、今回のミライースのマイナーチェンジはこの巻き返しを狙ったものと考えられる。

過去記事(2011/12/29)

アルトエコの欠点はガソリンタンクが少ない、ミライース優勢か?

アルトエコの発売でミライースの低燃費ナンバー1が入れ替わり

アルトエコ

アルトエコ バック
アルトエコが2011年11月24日に発表された。
JC08モードで30.2km/Lを達成したことで、普通のガソリンエンジン搭載車のなかで最も燃費が良い車種になっている。
エンジンとCVTの改良と、新型アイドリングストップの採用されるほか、転がり抵抗の少ない専用タイヤも使われている。

アルトエコの新型アイドリングストップには手動スイッチが備えられ、自在にエンジンを再始動させることが可能。
エンジンは、今年MRワゴンに初投入されたR06A型をさらに進化させたものが採用される。
スズキから軽自動車用の新型エンジンがデビューしてまだ1年も経っていないのに、早くも改良が行われたというわけだ。
ボディデザインこそ従来のアルトを踏襲するものだが、スイフト風のLEDリアコンビネーションランプや、専用デザインのホイールキャップからはエコな雰囲気を感じることができる。

このアルトエコ、2012年の年明けから多くのスズキディーラーで試乗会が行われるという。
価格は、ライバルのダイハツ・ミライースに準じたものになっており、ECO-Lが89.5万円、ECO-Sが99.5万円から。
ミライースのような80万円を切る廉価グレードは用意されない。

アルトエコはガソリンタンク容量を減らして軽量化

アルトエコとミライース。これらの燃費性能は、10・15モードでは32.0km/Lと同値。JC08モードではアルトエコが30.2km/Lでミライースが30.0km/Lと、わずか0.2km/Lアルトエコが優れる。
この少しでもカタログ燃費で優位に立つためにアルトエコで行われたのが、ガソリン容量の削減だ。
このクラスの軽自動車のガソリン容量は30Lが標準的なライン。
従来型アルトや新型ミライースもガソリン容量は30Lになっている。
しかし、アルトエコは20Lしかガゾリンが入らないのだ。
このことは多くの人によって指摘されている欠点。
わずかな燃費の違いためにガソリン容量が2/3になってしまうのは少々不便な気もしなくもない。
しかし20Lもあれば、実燃費20km/Lの場合の航続可能距離は400kmもあり、多くのユーザーは不自由を感じないはず。

ただ、ガソリン重量を軽量化して燃費を良くする方法は、ミライースでもできる。
アルトエコ同様にガソリンを20Lまでしか入れなければいいのだ。
そうなるといざという時に、30Lまで入るミライースが有利か。

アルトエコvsミライース、2011年後半は軽自動車の燃費競争が激化

(写真はアルトエコの燃費性能を超えるとされるNコンセプト4)
N CONCEPT 4

アルト・エコが登場する3ヶ月ほど前に、ダイハツから超低燃費軽自動車のミライースがデビューしている。
ミライースは、軽自動車で初めてJC08モード燃費30.0km/Lを達成したことで人気車種となった。
このミライースの超低燃費車の情報は、ダイハツが発表する随分前からスズキ内部へリークしていたという説もあり、超低燃費性能の軽自動車開発は以前から着々と進めていたという。
スズキがアルトエコをミライースの登場からわずか3ヶ月で登場させることができたのはこういった理由もあるのだ。
次に注目されるのは、ホンダのNコンセプト4。
特徴的な丸いヘッドライトからN360後継車とも言われ、燃費性能はアルトエコを必ず超えてくるはずだ。

過去記事(2011/11/25)

アルト エコがスズキから発売、ガソリン車で最高の燃費性能

スズキからアルトエコが発売、2011年12月13日

アルトの超低燃費グレードとして、アルトエコがスズキから発売される。
発売日の12月13日を目前にひかえての発表となった。
JC08モード燃費は30.2km/Lを達成。
これまでハイブリッドを除くガソリン車で最高の燃費性能を誇っていたダイハツ・ミライースの30.0km/Lをわずかに性能を上回り、このアルトエコがトップに立つことになる。
ミライースの登場以降、軽自動車の燃費性能では、ダイハツの圧倒的優位さが際立っていたが、アルトエコの登場により状況は変わった。

アルトエコのアイドリングストップは9km/h以下でエンジン停止

最新のアイドリングストップ技術は、車速を減速させて止まりきる前にエンジン停止する制御が主力になりつつある。
ライバルのミライースは、7km/h以下でエンジン停止させることで、燃費性能を高めてきた。
今回のアルトエコは、9km/h以下でエンジン停止。
これにより、ミライースよりもエンジン停止時間を長くさせることに成功している。

また、エンジン周りを中心に軽量化がされたのも燃費性能への寄与が大きい。
アルトエコに採用されるのは、新型MRワゴンから搭載された軽量で燃費性能の高いR06A型を更に進化させたエンジン。
エンジンルームまわりのフレームもこの新型エンジンに合わせて新たに軽量設計している。
副変速機構付CVTは、走行時における回転部品の摩擦を徹底的に減らすことで進化。
タイヤは、転がり抵抗の少ないアルト エコ専用タイヤになるという。

アルトエコのグレード構成

アルトエコは、ECO-Lの\895,000、ECO-Sの\995,000の2グレード構成で販売される。
廉価グレードのECO-Lも、ホイールキャップ、ボディ同色ドアノブなど、個人ユーザー向けの装備を充実させている。
ミライースD(\795,000)のような商用グレード、或いはアルミホイール等を装備した高級グレードはアルトエコには設定されない。
同価格のアルトECO-LとミライースLを比較すれば、ドアミラー未塗装のアルトECO-Lがやや不利に感じる。
アルトECO-SとミライースXでは、ほぼ互角でユーザーの好みの問題となりそうだ。

後席ヘッドレストが無い欠点は、アルトエコ、ミライース共に変わらず。
アルトエコはフロアシフト、ミライースはインパネシフトになる。
ミライースは完全な専用デザインのボディであったが、アルトエコはバンパー形状が専用デザインになる他は基本的に従来のアルトと共通デザインで新しさは無い。

ミライースの燃費性能を超えたことで、今後はアルトエコだけでなくスズキの軽自動車全体への注目も集まる。
そんな中、多くの軽自動車ユーザーにとっての本命は、今後発売されるであろうR06A型エンジンを搭載したワゴンR、「ワゴンRエコ」に相当する車種ではないかと考える。

過去記事(2011/09/14)

次期アルトが早くも計画、ミライースの燃費に対抗

次期アルトは超低燃費&低価格でミライースを超える

ダイハツのミライースが登場するまで、軽自動車燃費No1はスズキのMRワゴン(アイドリングストップ付き)の27.0km/Lであった。
これを大きく凌ぐ10・15モード燃費で32.0km/Lというミライースは驚異的とも言えるが、さらに上回る低燃費車をスズキは計画している。
その車種はどうやら次期アルトとなりそうだ。
アルトは2009年にフルモデルチェンジしてまだ2年しか経っておらず、これまでのモデルサイクルが5~6年程度であったことを考えると、ミライースを超える次期アルトの登場は2014年あたりになるのか。
まだ3年も先ということで、詳細は決まっていないが、早くも2011年12月の東京モーターショーで次期アルトのコンセプトモデルが発表される可能性も高い。

これまでスズキは売れ筋の軽ワゴン車を中心に技術開発を先行してきた経緯があり、アルトは低価格指向のクルマとして、コストアップになる最新の燃費向上技術の採用が見送られるケースが多くあった。
ところがミライースの登場で、アルトのような低価格車種でも最高の燃費性能が求められる状況になってしまっている。
今後の商品開発に期待したいところだ。

次期アルトには高圧縮比エンジンの開発を期待する

現行アルトは2WD,CVTの10・15モード燃費は24.5km/L。
これにアイドリングストップを装備させたとして約27km/Lとざっくり見積もってみても、ミライースの32.0km/Lを超えるのは簡単ではない。
現行アルトの車両重量は5MTモデルで710kg。これ以上の軽量化も容易ではないはず。
こうなると、残るは高圧縮比エンジンの開発しかない。
そこで気になるのが、スズキの軽自動車のOEM供給を受けているマツダの存在。
マツダは軽自動車の生産から撤退しており、現在マツダで売られているAZ-ワゴンなどの軽自動車はスズキが生産したものだ。
特に現行のマツダ・キャロルは現行アルトそのもので、提携関係がこのまま続けば、次期アルト=次期キャロルということになる。
いくらOEM関係あるとはいえ、スズキの軽自動車の開発にマツダが口出しするようなことは現実として難しいかもしれないが、スカイアクティブデミオで実績のあるマツダと共同開発した高圧縮比の軽自動車用エンジンのようなものが製品化できれば、次期アルトはすごいものになりそうだ。

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