スズキ・イグニスが発売予定、スイフト後継は別モデルが開発中
スズキ新型イグニスが2016年1月に発売される見込みとなっている。
イグニスは新型の小型クロスオーバーSUVとして、既に市販型が東京モーターショー2015で発表されていた。
全長3700mm×全幅1660mm×全高1595mm、ホイールベースは2435mmといったコンパクトなボディサイズが与えられ、AセグメントクロスオーバーSUVのカテゴリにポジショニングされる。
新型イグニスはスイフトとボディサイズが近いことからスイフトの後継モデルという見方もあった。しかしこれは誤りで、スイフトは2016年内のフルモデルチェンジが計画されており、このイグニスとは別に次期モデルが開発中となっている。スズキの全長4m未満の登録車は、イグニス、ソリオ、スイフト、バレーノの4車種がニューモデルとしてラインアップされることになる。
新型イグニスは日本生産モデル、ライバルは同じスズキのハスラー
新型イグニスの前身となるiM-4コンセプトは2015年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされており、イグニスは欧州でも販売されることになる。そういったことからイグニスはハンガリーのマジャールスズキからの輸入販売になるかと思いきや、日本市場向けのイグニスは国内生産になるとのこと。静岡県の相良工場で製造され、日本市場で積極的に販売されることになるだろう。
軽自動車と競合するAセグメントというカテゴリは販売台数を伸ばすのが難しい。スズキは軽SUVとしてハスラーの販売が好調となっており、イグニスのライバルとなりそうだ。