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レガシィがさらに大型化、高級感を高めてプレミアムカーに挑戦
2009年にデビューした現行の5代目レガシィのフルモデルチェンジが2014年にも行われそうだ。レガシィシリーズはこれまで約5年のスパンでフルモデルチェンジが行われてきた。各自動車メーカーにおいては、モデルチェンジサイクルの長期化がトレンドとなっているが、スバルの主力車種レガシィについてはこれまで通りのサイクルで新型へ改変されることになる。
次期レガシィでは大型化、高級化がこれまで以上に推し進められる。主力の北米市場において、レガシィは水平対向エンジン搭載の特別な車としてブランドイメージを高めてきた。ボディサイズをさらにワンランク大きくし、アウディA6シリーズやメルセデスEクラスといったプレミアム セダン/ワゴンと競合させる新たな挑戦に挑む構えだ。

写真は現行レガシィ中国仕様。2012年5月にはマイナーチェンジを果たし、5代目後期モデルとしての販売がスタートしている。
次期レガシィはNA、ターボハイブリッド、ディーゼルの3タイプ
次期レガシィに搭載されるパワーユニットとしては3種類が想定されている。
まずはベーシックな直噴NAの水平対向ガソリンエンジンが用意されるだろうが、大型化するボディを考えればこれまでのように2.5Lの4気筒エンジンがラインアップされるかどうかは微妙なところ。アウトバックに搭載されている3.6Lの水平対向6気筒エンジンをベースに新開発したものの採用が妥当と考える。
またスバルでは、1.6Lのターボハイブリッドの採用がインプレッサファミリーからスタートする。この技術は2.0Lや2.5Lクラスのエンジンにも応用され、ハイブリッドエンジン搭載レガシィの実現に繋がるだろう。
そして、3つ目として待望されているのがディーゼルエンジンモデルである。既に国内市場向けにもXV、フォレスター、アウトバックへ搭載が計画されており、2013年内にも市販化が始まる動きがある。クリーンディーゼルへの期待が高まる中、注目のグレードになるだろう。

写真はスバルアドバンスドツアラーコンセプト。こちらはインプレッサワゴンとしての市販化となりそうだが、次期レガシィのデザインの方向性も示しているとされている。
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