新型インプレッサ STIはNAの2.0L水平対向エンジンになる可能性大

スバル

インプレッサSTIターボはずっと出ない可能性も

インプレッサは今年2011年11月に新型へのフルモデルチェンジを迎える。
そして、その新型インプレッサのSTIバージョンの追加が翌年2012年に予定されている。
そのSTIバージョンの仕様を巡っての情報が交錯している状況だ。
エンジンについては、1.6Lのターボと、2.0LのNAエンジンをチューンしたものの2タイプが考えられていたが、現実的には1.6Lのターボは来年2012年での投入は難しくなるという。
次期モデルのインプレッサSTIは2.0LのNAエンジンになる可能性が高くなってきた。

FB型のボクサーエンジンはターボ化に時間がかかる

そもそも新型インプレッサに搭載されるFB型のボクサーエンジンはターボ前提での開発ができておらず、ただ単に過給器を取り付けるだけというわけにいかないようである。
また、2009年にWRCから撤退して以来、インプレッサに対するユーザーのイメージも今では変わりつつあり、必ずしもターボで無ければならないということも無くなっているというのだ。
むしろ、WRCのイメージから脱却し、走りも燃費もいい普段使いに優れたクルマを目指しているのが今のインプレッサを取り巻く状況だ。
今のところ、ターボの発売は遅くなるといったニュアンスに聞こえるが、インプレッサ自体の販売が芳しくなかった場合は、ターボの投入自体も難しくなるかもしれない。
そうなると、現行のWRX STIがインプレッサとして最後の水平対向ターボエンジンということになりかねない。
WRX STI
この現行のWRX STIのターボ仕様は、11月の新型インプレッサのデビュー後も販売が継続され、次期STIモデルが登場するまで購入が可能だ。

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