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NEW 新型フォレスターは「ひどい」のか?デザイン一部の評判でダサいとも、北米フルモデルチェンジのエクステリアに「がっかり」の意見あり【水平対向エンジンの悪評を改善か、次期型B型以降に搭載見込み2.5L S:HEVで後悔させない燃費性能に】発売時期遅れる?特別仕様車発表も2024年のG型改良なしか
スバル・フォレスター5代目モデルが日本発表、2.5Lは7月、2.0Lハイブリッドは9月に発売
スバル・フォレスターがフルモデルチェンジを受け、正式に発表された。
エクステリアデザインは先代モデルからのキープコンセプト。一見するとマイナーモデルチェンジほどにしか感じないが、中身はスバルグローバルプラットフォームの採用により基本性能を大きく上げている。
日本仕様に搭載されるパワートレインは2種類で、7月19日に先行して発売されるFB型2.5Lエンジン搭載モデルと、9月14日に発売されるFB型2.0Lハイブリッドのe-BOXER搭載モデルが用意される。
先行予約の状況からは、e-BOXER搭載グレードの「Advance」が全体の4割を占める。
フォレスターにマイルドハイブリッドを導入、XVのシステムから大きくは変わらない
e-BOXERはカタログ落ちしたXVハイブリッドと近いシステムとなる。MA1型アシストモーターのスペックは最高出力10kw、最大トルク65NmでXVハイブリッドから変わらず。駆動バッテリーはニッケル水素式の容量5.5Ahからリチウムイオン式の4.8Ahになるなど変化も見られ、いくらかのブラッシュアップは盛り込まれているようだ。
それでも、いわゆるマイルドハイブリッドの部類であることに変わりはなく、JC08モード燃費18.6km/L、WLTCモード燃費14.0km/Lと目立って優れるほどでもない。
このほか、新機能のドライバーモニタリングシステムは「Advance」のみに搭載される。ドライバーに対する顔認識により、眠気への注意警告、シートポジションの変更といった機能が備わる。
ただ、初期受注の段階では、2.5Lエンジン搭載モデルが人気のようだ。3つのグレード「Touring」、「Premium」、「X-BREAK」が用意されており、なかでも「Touring」は、エントリーグレードで消費税込み車両価格280万8000円に設定される。
JC08モード燃費は14.6km/L、WLTCモード燃費は13.2km/Lとなる。排気量2.5Lともなると燃費性能も気になるところだが、実用燃費に近いWLTCモードでは2.0Lハイブリッド車と大差がなく、これも2.5L車がより選ばれている理由の一つだろう。