新型フォレスター正式発表、日本仕様はFB型2.5Lと2.0LマイルドHV

スバル

スバル・フォレスター5代目モデルが日本発表、2.5Lは7月、2.0Lハイブリッドは9月に発売

スバル・フォレスターがフルモデルチェンジを受け、正式に発表された。

(写真は新型フォレスター5代目モデル)
スバル フォレスター

エクステリアデザインは先代モデルからのキープコンセプト。一見するとマイナーモデルチェンジほどにしか感じないが、中身はスバルグローバルプラットフォームの採用により基本性能を大きく上げている。

フォレスター スポーツ スバル新型フォレスター

日本仕様に搭載されるパワートレインは2種類で、7月19日に先行して発売されるFB型2.5Lエンジン搭載モデルと、9月14日に発売されるFB型2.0Lハイブリッドのe-BOXER搭載モデルが用意される。

フォレスター ラゲッジ フォレスター ドライバーズシート

先行予約の状況からは、e-BOXER搭載グレードの「Advance」が全体の4割を占める。

フォレスターにマイルドハイブリッドを導入、XVのシステムから大きくは変わらない

e-BOXERはカタログ落ちしたXVハイブリッドと近いシステムとなる。MA1型アシストモーターのスペックは最高出力10kw、最大トルク65NmでXVハイブリッドから変わらず。駆動バッテリーはニッケル水素式の容量5.5Ahからリチウムイオン式の4.8Ahになるなど変化も見られ、いくらかのブラッシュアップは盛り込まれているようだ。

フォレスター インテリア フォレスター リアシート

それでも、いわゆるマイルドハイブリッドの部類であることに変わりはなく、JC08モード燃費18.6km/L、WLTCモード燃費14.0km/Lと目立って優れるほどでもない。

このほか、新機能のドライバーモニタリングシステムは「Advance」のみに搭載される。ドライバーに対する顔認識により、眠気への注意警告、シートポジションの変更といった機能が備わる。

フォレスター センターコンソール

ただ、初期受注の段階では、2.5Lエンジン搭載モデルが人気のようだ。3つのグレード「Touring」、「Premium」、「X-BREAK」が用意されており、なかでも「Touring」は、エントリーグレードで消費税込み車両価格280万8000円に設定される。

JC08モード燃費は14.6km/L、WLTCモード燃費は13.2km/Lとなる。排気量2.5Lともなると燃費性能も気になるところだが、実用燃費に近いWLTCモードでは2.0Lハイブリッド車と大差がなく、これも2.5L車がより選ばれている理由の一つだろう。

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