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スバルの安全システム、(Eye sight)アイサイトの概要
今回のアイサイトはバージョン2となっており、初代のものより進化している。
レガシィに装備して実際に日常で使っているオーナーからの評価が高く、口コミでも評判のシステムだ。
システムの概要
室内の天井に取り付けられた2台のカメラ、ステレオカメラでフロントガラス越しの前方車を認識している。ステレオカメラによって映し出された立体映像から、前方車との距離までわかる仕組みだ。
他社製品ではレーザー光線を使った類似のシステムもあるが、アイサイトに関してはデジカメなどにも使われている通常の可視光を認識するカメラが使われている。
アイサイトは3Dの映像で前方を判断し、アクセル、ブレーキの制御を行っている。
アイサイトのクルーズコントロール
ハンドルスポークにあるメインスイッチを押すとアイサイトのクルーズ機能がONになる。
オドメーターの上に車間距離を示すインジケーターが表示され前方車とのおおよその車間がわかる。
これで停止状態の前方車が動くと自動的に追従し、自動的に止まることができる。
ブレーキを踏むと、追従機能はキャンセルされる。
停止状態が続くと
追従機能によって停止状態が2分続くと、自動的にシフトがパーキングに変わる。
交差点では
交差点で赤信号から青信号に変わり、前方の車が発進したのに気が付かなかった場合も音で知らせてくれる。この場合は自動で発進したりすることはない。
この機能はクルーズ機能がONになっていなくても作動してくれる。
その後、リジュームボタンを押すか、アクセルを軽く踏むだけで、自動追従が始まる。
ハンドル操作まではしてくれない
クルーズは渋滞時の速度調節機能にすぎず、ハンドル操作はドライバーの手で行うことが当然必要になる。
ただし、アイサイトはドライバーによって操作されるハンドル角度もチェックしている。
前方車との衝突が迫った場合、ハンドル操作によって回避できると判断した場合は、緊急ブレーキが発動するタイミングをわずかにずらし、過度にシステムが介入することがないようにできている。
ドライバーに楽をさせるものではない
アイサイトは国土交通省との共同研究によって開発されたシステムである。ドライバーが楽をするための機械というよりも、交通事故を減少させるための補助装置という意味合いが強い。
ブレーキ操作は絶妙
アイサイトのブレーキ操作非常に滑らか。
運転が上手い人のブレーキングを再現しており、停止位置の距離感も絶妙だ。
最初は本当に止まってくれるのか心配になることも多いが、馴れると快適で同乗者も満足できる。
10万円は安すぎる
スバルによるとアイサイトの価格、10万円はシステムの原価に近い金額らしい。
10万円でこれだけの機能ならば、レガシィの購入を希望するほとんどの顧客がアイサイトの装備を希望しているというのも納得できる。
アイサイトでプリクラッシュセーフティシステムを作動
追突が迫った時、どのように作動するのか紹介してみる。
低速時での衝突を回避
想定しているのは、のろのろ運転時の居眠りによる衝突。
この機能は30km/L以下で走っている時に有効だ。
前方車との距離が近づいて衝突の危険が想定された時は、まず音で危険を知らせてくれる。
それでも減速しなければ、ほぼフルブレーキに近い制動を自動で作動させてくれる。
前方車との停車位置もギリギリで、敢えて50センチもないぐらいのところで止まるようにセッティングされている。
なぜ、ギリギリのところで止まるようにされているかというと、ドライバーに装置を過信させすぎない為である。
前方車との距離が1メートル未満での停車であれば、ドライバーは「危ない」と認識し、機械に頼った運転をしなくなるという。
駐車場発進での暴走を回避
駐車場に止めた車を発進させる時、DとRのシフトの入れ間違え、或いはブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故を想定している。
前方に壁や車がある場合、Dドライブに入れてアクセルを全開しても、前に進まないようになっている。
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