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Z35フェアレディZ、排気量ダウンでも現行の出力レベルを維持
フェアレディZの次期モデル、Z35型に搭載されるエンジンについての情報が入ってきた。
Z35フェアレディZもV6エンジンであることはこれまでと同じ。排気量は、現行VQ37VHR型の3.7Lから3.0Lへ大幅ダウンすることになる。これをターボ過給によって補うことで、最高出力としては現行モデルに近い330~350psレベルを維持するということだ。
V6 3.0Lターボと言えば、Z32フェアレディZに搭載されたVG30DETT型のツインターボエンジンを彷彿とさせる。当時の出力スペックは280psということであったが、これと比較すれば同排気量のターボエンジンとして大きな進化を遂げることになる。(その後、Z33ではV6 3.5L NAが採用され排気量は500ccのアップ、現行のZ34では更に200cc上積みされた。)
次期Z35フェアレディZに搭載されるエンジンは、このV6 3.0Lターボの他に、V6 3.0L NAもラインアップされる。さらに以下は噂の域を超えないのだが、V6 3.5Lハイブリッドやエントリグレードとして直4 2.5Lという話も存在する。
下の写真はフェアレディZより一つ下のサイズのEVスポーツコンセプトカー、インフィニティ・エマージ。このボディに見られる曲線の幾らかは次期フェアレディZにも取り入れられると予測する。
Z35フェアレディZに搭載されるダウンサイジングターボエンジン、環境性能にも期待
環境対応車としてハイブリッド車が席巻する日本市場であるが、日産はダウンサイジングターボエンジンの開発に早くから取り組んできた。その市販化第一号となったのが今年2012年9月に発売した新型ノートである。今後、日産は小排気量ターボエンジンの採用拡大で環境性能を高めてくることになる。
次期Z35フェアレディZは、燃費性能も期待できるものになりそうだ。
(写真は現行フェアレディZ)
次期フェアレディZの発売時期は2014年頃となる見込みである。
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