エクストレイル新型二代目(日産T31/NT31/TNT31/DNT31)の口コミ評価

日産

エクストレイル

日産エクストレイルは本当に購入していい車か?

ディーラーのセールストークでは教えてくれない口コミ情報

SUV車が本当に必要か?

エクストレイルは雪国や山間部等の道路環境の悪い箇所のある地域に住んでいる人、或いはそういった地域に出かけるアウトドアやスキーなどの趣味を持っている人の為の車であることを認識してもらったほうがいい。
BMWのXシリーズなどプレミアム感のあるSUV車は依然人気だが、今はSUV人気も下火で都市生活者がオシャレで乗るのは、やや時代遅れの感じだ。
エクストレイルのようなSUV車は悪路での走破性にコストがかかっている。無駄な買い物にならないようによく検討しよう。

エクストレイルの欠点

基本性能では評価が高いので心配することはないだろう。口コミでの小さな不満をまとめてみた。
・インテリジェントキーの感度が悪い。
・肘かけの位置が悪く使いにくい。
・リアシートの足元が狭い点が旧型と変わらない。

意外と便利なエクストレイルの装備

VDC(横滑り防止装置)はシステムの仕上がりが良く結構使えるという口コミが多い。クルーズコントロールも結構使える機能で長距離ドライブで活用しているユーザーも多い。
シートヒーターも寒い地域での顧客の満足度が高い。オートライトのはうまくセッティングされており、実際に使えるレベルだ。収納が多く工夫されているのも評価が高い。

エンジンタイプの選択

エンジンは2.0LのMR20DEで十分である。フル乗車の機会が多く、坂道の多い地域に住んでいるなら2.5LのQR25DEの選択がベスト。
クリーンディーゼルも注目だ。エコカー減税とクリーンディーゼル自動車導入費補助金を活用すると最大で¥374,500円の優遇が可能である。クリーンディーゼルM9R採用の20GTを購入する顧客も標準グレード20Xに次ぎ多い。

新型エクストレイルをライバル車と比較

スバル・フォレスター

SUVカテゴリーの中でも価格、サイズ、キャラクター共に競合するのがスバルフォレスターだ。
燃費性能は実燃費の口コミによるとエクストレイルの方が約1割ほど勝る。メカニズム的にはトランスミッションに差が有り、エクストレイルがエクストロニックCVTや6ATといった最新技術を採用しているのに対し、フォレスターは4ATや5ATの設定だ。
VDC(横滑り防止装置)を全車に標準装備しているところはフォレスターにアドバンテージがある。エクストレイルはFF(2WD)モデルに横滑り防止装置は採用されない。
エンジンはフォレスターがNA2.0Lとターボ2.0Lの設定に対し、エクストレイルはNA2.0LとNA2.5Lだ。どちらも通常はNA2.0エンジンで十分であるので大差はない。パワーを求めるなら、ターボ2.0Lエンジンはエンジンパワーだけでなく節税面でも魅力になる。
エクストレイルのラゲッジルームは撥水加工されており、汚れに強いのも大きな特徴だ。アウトドアやレジャーで荷室を汚す機会の多い人にとっては便利だが、プラスチックむき出しの内装は日常では安っぽさとして映るだろう。フォレスターは内装全般的に乗用車的な上質さがあり後席も広く、遊びでの荷室の使い勝手よりも日常の満足度を重視した設計になっている。

スズキ・エスクード

スズキのエスクードも同価格帯で悪路の走破性に定評がある。本気で悪路を走るならエスクードの選択になるだろう。足回りもオフロード寄りのセッティングなので舗装路の普段使いでも満足できる範囲か試乗で確認しておこう。エクストレイルのサスペンション形式はフロントが独立懸架ストラット式、リアが独立懸架マルチリンク式となっておりそのセッティング、仕上がりは評価が高い。
広いラゲッジスペース、収納などの細かな使い勝手はエクストレイルの方がいい。
ユーザー口コミによる満足度はトータルではエスクードの方がよい。

トヨタ・RAV4

SUVカテゴリーで同価格帯だが、キャラクターは少し違う。よりオンロード向けのセッティングとなっており、日常での運転のしやすさや、足回りのしなやかさ、リアシートの快適さはエクストレイルに比べ勝っている。アウトドアユースでのラゲッジルームの広さや使い勝手はエクストレイルがダントツでいい。
RAV4はこのクラスのSUVカテゴリーの中で最も街乗り仕様だ。オフロードの頻度が少ない人にとってRAV4はいい選択になる。

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