エクストレイル ハイブリッドは2014年度内に発売か、1モーター2クラッチ式

日産

エクストレイルハイブリッドは2014年3月発表予測、新開発2.0Lハイブリッド搭載

前回のレポートでは、エクストレイル ハイブリッドの発売が2015年春以降になるということであったが、これは2014年度内、つまり2014年3月頃の発表になりそうである。

(写真は現行エクストレイル)
新型エクストレイル フランクフルト

新型エクストレイルハイブリッドのライバルはハリアーハイブリッド、CX-5クリーンディーゼル

エクストレイルハイブリッドに搭載されるのは、直4 2.0L エンジンがメインの1モーター2クラッチ式ハイブリッドシステムとなる。既に日産は、排気量2.5Lの1モーター2クラッチ式のハイブリッドユニットを北米市場のパスファインダーとインフィニティQX60において搭載した実績があり、その技術をベースに新開発されたダウンサイジングユニットとなる。

(写真はパスファインダーハイブリッドに搭載される2.5Lスーパーチャージャー付きハイブリッドシステム)
直4 2.5L スーパーチャージャー ハイブリッド

エクストレイルハイブリッドの駆動用バッテリーとしては、リチウムイオンバッテリーが採用されるというから、燃費性能も期待できる。

(写真はハリアー)
新型ハリアー

ライバルのハリアーが昨年の東京モーターショー2013でフルモデルチェンジ発表されたが、そのハイブリッドモデルのJC08モード燃費は21.8km/Lであった。後出しのエクストレイルハイブリッドは少なくとも22km/Lを達成してくると考えられる。

(写真はCX-5)
CX-5 北京モーターショー2012

この他、エクストレイルハイブリッドと同クラスではマツダのCX-5も強力なライバルとなる。CX-5はハイブリッドエンジン搭載車はラインアップされないが、クリーンディーゼルのSKYACTIV-D 2.2を搭載したモデルが人気となっている。

先代のエクストレイルシリーズではクリーンディーゼルモデルを設定していたが、現行モデルには引き継がれなかった。新型の2.0Lハイブリッドユニットは、これに代わる上級パワートレインという側面もある。

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